銀魂×レールガン×禁書   作:gakinaga

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守るべきもの

神裂     「神裂 火織と申します。」

       「出来ればもう一つの名は名乗りたくないんですが、」

上条     「もう一つ・・・・。」

神裂     「魔法名ですよ。」

上条     (魔法名ってあいつと同じ魔術師・・・。)

神裂     「率直に言います。魔法名を名乗る前に彼女を保護したいんですが」

上条     「いやだと言ったら」

神裂     「仕方ありません、名乗ってから彼女を保護するまで」

神裂は刀を抜いた瞬間物凄い何かが迫ってきた。そして奥に立っていた風車のブレード(風車の羽?)を斬ってしまった。

上条     「まじかよ・・・・。」

神裂     「もう一度問います。」

       「魔法名を名乗る前に彼女を保護したいんですが。」

上条     「お前相手に降参なんかできるかよ・・・。」

すると神裂は再び攻撃をしかけた。それは速くて道路に傷をつけてしまうほど切り裂いていた。

神裂     「何度でも問います。」

       「私の七天七刀がおりなす七閃の斬撃速度は一瞬で七度殺せるレベルです。必殺と呼ばれても間違いありませんが」

上条     (くそ・・。この右手でなら・・。)

神裂     「ステイルからの報告は受けてます。あなたの右手はなぜか魔術を無効化する」

       「ですが、それはあなたが触れない限り不可能じゃありませんか?」

上条     (どうする・・・。攻めてみるか・・・。)

上条は拳を握り神裂に向かって走って行った。

神裂     「七閃」

神裂の放った七閃は上条に向かってきた。そして一瞬で上条を吹き飛ばしてしまった。

神裂は何度も立ち向かってくる上条に対して七閃を放った。

上条は疑問に思った。右手で攻撃を消せなかったのだ。

よく見てみると神裂の周りにワイヤーがあちこちに張り巡らせているのが、分かった。

上条     「こいつ刀を動かすしぐさに隠して」

       「あんた、魔術師じゃなかったのか」

神裂     「言ったはずです。ステイルから話は聞いたと」

上条     「じゃあ、その長い刀は・・・。」

神裂     「この七天七刀は飾りではありませんよ。」

       「七閃を潜り抜けた先には唯閃が待っています。」

       「まあ、七閃を潜り抜けるのも不可能でしょうけど」

       「それに私は魔法名すら名乗っていません」

       「名乗らせないで下さい、少年」

       「私は二度とこれを名乗りたくないのです。」

上条     「降参できるか・・・・。」

すると後ろから誰かの叫び声がして来た。

その声は建物の影から聞こえてきた。

上条     「あの・・・・・・。ここにいるのって俺とあんただけだよね。」

神裂     「えっ・・・・。そのはずなんですが・・・。」

どんどん声は大きくなって来た。

上条     「もしかしてあんた仲間連れてきてたりしない・・・・。」

神裂     「いや、私一人ですよ・・・・。」

上条     「じゃあ、誰・・・。だってあんた人避けのルーン刻んだよね・・・。」

神裂     「しましたよ!!」

上条     「でも○ネイプて言う男のルーンも水で消えたからな。」

神裂     「いや、それステイルです。」

上条     「あの・・。とりあえず休戦しない。」

神裂     「まあ、今は仕方ありませんね」

そして上条は神裂に離婚届を渡す。

上条     「お金は1億ぐらいでいいから」

       「お互いこれから大変だと思うので。」

神裂     「いや、喧嘩売ってるんですか?」イラッ

       「これ離婚届ですよね・・・。」

上条     「違うよ。ほらここに休戦届って書いてあるじゃないか?」

神裂     「いや、明らかにペンで離婚の所消した跡あるんですけど・・・。」

       「今書き直しましたよね・・・。」

上条     「そんな訳ないじゃないですか!!あんた知らないの?」

       「この世界では婚姻届と離婚届と休戦届はワンセットなんだぜ。」

神裂     「いや、聞いたことないですけど・・・。」

上条     「知ってるか?歴史で起きたすべての講和会議は全て休戦届なんだよ」

神裂     「じゃあ、それ誰に届けるんですか?」

上条     「神様に届けます。」

神裂     「いや、意味わかりません・・・。休戦届って一体何なんですか・・・。」

上条     「休戦届っていうのは、世界中で起きている夫婦間の戦争を辞めさせる為に出来たもので、お互いに賠じゃなくて和解金を払うのです。」

神裂     「今、賠償金って言いましたよね・・・。て言うか神様って誰ですか?」

上条     「神様ならあなたも知ってるじゃないですか?ほら、地球の神から分離して悪いことしてかめ仙人に封印されたやつ」

神裂     「それもう○ッコロ大魔王ですよね・・・。」

上条     「違うよ。確かにネッカラ大魔王とかじゃあなかったっけ」

神裂     「もういいです。分かりました・・・。とりあえず見に行きましょう・・・。」

上条     「そうですね。」

上条と神裂は建物の影に近寄った。

するとそこには

銀時     「か~~~~め~~~~~は~~~~め~~~~~波ああああああああ」

銀時が一人でかめはめ波を撃っている仕草をしていた。

もちろんこのSSは○ラゴンボールじゃないので、撃てるはずがない。

銀時     「ちょっと違うな・・・。えーーーと」

       「か~~~~~~め~~~」

上条     「・・・・・・・・。」

神裂     「七閃」

そして神裂は七閃を放ち、銀時は吹き飛ばされた。

銀時     「いってててて。何しやがるんだ!!!」

上条     「いや先生こそ、何してるんですか・・・・・。」

銀時     「いや、だってよ歩いていたらいきなり人がいなくなるんだもん。」

       「もう誰もいないって思うじゃん!!」

上条     「いや、だから何で人がいないからってかめはめ波を撃とうとしてるんですか・・・。」

銀時     「仕方ねーだろ!!俺さ主人公なのにてめーらみたいに能力使えねんだよ!!必殺技ほしんだよ!!」

       「もう作者あああ何とかしてくれよ!!!」

神裂     「まるで、どら○もんに助け呼ぶ○び太みたいですね・・・・。」

上条     「いや、○び太以下だよ・・・・。」

銀時     「お前らそう言って○び太馬鹿にすんなよ!!」

       「○び太だってな。映画でだと煌くんだぞ!!」

       「恐竜守ろうとしたり、犬と猫の世界に行ってみたり、すごいんだぞ!!」

       「○び太を馬鹿にするやつは○び太に泣くんだぞ!!」

上条     「何か物凄くむかつくんだけど・・・。」

       「シリアスな雰囲気完全にぶっ壊したんだけどこの人・・・。」

神裂     「あなた、どこかで見たことあると思えば、○び太のお父さんにそっくりじゃないですか!!!」

上条     「何でだよ!!」

銀時     「何だと!!テメージャ○子みたいな面しやがって!!黙ってろ!!」

神裂     「・・・・。七閃」

銀時     「ぎゃああああああ」

数分後

銀時     「で、君たちは何してたわけ?もしかしてラブホ行きだった。お前も大人になったな。」

上条     「いや、何でそうなるんですか・・。このシチュエーション見たら分かるでしょう・・・・。」

銀時     「分からねーから聞いてんだよ!!台本のセリフ覚えてねんだよ!!」

神裂     「あの、今とんでもないこと言ましたよ・・・・。この人」

上条     「だから、言ったじゃないですか。台本覚えてから映画行きましょうって」

神裂     「えっ・・・・・。いいの・・・。これ」

銀時     「そんなこと言ったって仕方ねーだろ!!俺、○ターウォーズの続編すげー楽しみにしてたんだぞ」

上条     「でも、あれ昔の話とは別らしいですよ。何かライトセーバーも変わったらしいですよ」

銀時     「お前な、ライトセーバー持ってるならまだいいじゃねーか。俺の持ってるの木刀だよ。切れねんだよ。ただのかわいそうなアナログスティックなんだよ」

       「突き刺すことすらできないんだよ。」

上条     「先生、すごく卑猥に聞こえるんでやめてください・・・。」

上条     「確かに凄く見たい気持ちは分かりますけど・・・・。って言うか何の話してるんですか!!」

神裂     「いや、あなた十分してましたよ・・・・。」

       「あの話し戻しますけど、」

銀時     「話って何のこと?」

上条     「実は・・・・・なわけです。」

銀時     「へ~~~、そういうわけか。」

上条     「どうしますか?」

銀時     「俺さ少し気になることがあってな。聞いていいか?」

神裂     「何のことですか?」

銀時     「何であんたズボン破れてんの」

神裂     「それは・・・。」

上条     「知らないんですか、先生。あれはダメージジーンズと言って元々破れてるんですよ。そういうファッションなんですよ。」

銀時     「確かに今は夏で熱いって設定だけどさ、ぶっちゃけ今これ収録してるの冬だからね。寒くないの?」

上条     「先生、お願いだから。変なことぶっちゃけないでください。」

神裂     「別に寒くないです!!!」

銀時     「もう分かったから、我慢しなくていいから。かっこいいって思ったんだろ。素直になれよ」

神裂     「別にかっこいいなんて思ってませんよ・・・・。ちょっと流行に乗ってみようと思っただけです・・・。」

上条     「でも最近人気落ちているらしいですよ。ダサいって理由で」

神裂     「・・・・・。」ビクッ

銀時     「だそうだけど、もういい加減に正直言えよ。かっこいいと思ったんだろ。」

神裂     「違います。偶然目の前の商品売り場の前にあったから・・・。」

上条     「何で、刑事が容疑者拷問してる感じになってるの・・・。」

       「ていうかどんな言い訳・・・。」

銀時     「それに何でさこの廃刀令のご時世に刀持ってんの?」

神裂     「それは・・・・・。」

銀時     「お前刀持ってるからって卍解とかできないからね。」

上条     「いや意味わかりませんから・・・。先生も人のこと言えませんから・・・。その木刀何?」

銀時     「これはあれだよ。剣心みたいになろうと・・・。ほら、奥義使えるようにになりたいなって」

上条     「どんだけ必殺技欲しいんですか、あなたは・・・。」

神裂     「あの・・・・。」

銀時     「うるせーーーな!!!お前に必殺技を待たない主人公の気持ちがわかるのか!!ジャンプで必殺技を持ってないのはな、ソールソサエティで卍解が使えないのと同じなんだぞ!!」

神裂     「すいません・・・・。」

上条     「僕だって、こんな能力ほしくないですよ!!だってこいつのせいで俺今まで不幸になってるんですよ!!平凡に生きたいのにできないんですよ!!」

神裂     「えーーーと・・・。」

銀時     「お前の不幸なんて知るか!!!大体みんな好きだよね。平凡な高校生だっだけど、何か色々あってスゲー力持っちゃいました的なやつ。ホントむかつくよね!!」

神裂     「ちょっと・・・。」

上条     「僕に言われても知りませんよ!!!文句なら原作者に言ってください!!でもいいですよね!!銀魂はアニメ続いているじゃないですか!!こっち3期ないって言われたんですよ!!」

神裂     「無視しないでください!!!!!!」

神裂はあまりにも無視され続けられた事に怒りまた七閃を放った、上条は吹き飛ばされたが銀時は余裕で避けた。

銀時     「おい、大丈夫か」

上条     「いててて、先生なんでそんな軽く避けれるんですか」

神裂     「どうやら実は見た目以上のものだったようですね」

       「いや、私の技が甘かったのか?それとも私の技を知っていたのか」

銀時     「おい、テメー。侍なめんなよって言えばいいのかな」

神裂     「そうでしたか。やはりあなたでしたか・・・。」

上条     「?」

神裂     「まさかこんな所で再び遭うとは、何年ぶりでしょうか」

銀時     「そんなもん覚えてねーよ。だけど、おめーのその面は忘れないさ。」

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攘夷戦争

幕府軍と攘夷志士達が激しくぶつかり合い、どちらも被害は重大だった。

よって幕府は天草式と呼ばれる武装集団を雇ったらしい。彼らは形勢が優勢になるまでの傭兵部隊だった。

その部隊で攘夷志士達の部隊は壊滅寸前まで追い込まれていた。銀時達は救援に向かったが、味方の姿はどこにもいなかった。

周りには大量の死体が倒れていた。死体は無惨に切られていた。見ただけではいている兵もいた。その中には味方の兵も何人か混じっていた。

前を見ると少数人数の部隊が立ちはだかった。

天草式A   「残りあいつ一人だ。かかれ!!」

銀時をめぐって一斉に襲い掛かってきたが、銀時はそれを素早くかわし、斬りつけた。

あちこちに血が飛んでいた。それは銀時の血ではなかった。天草式の部隊の血だった。

銀時の攻撃を一撃で喰らい一人ずつ地に倒れていった。

人数は圧倒的に天草式の方が有利だったが、全員切り倒された。

神裂    「私の部隊を全員倒してしまうなんて。よほど使い手と見ます。」

銀時    「光栄だね。あんたに褒めてもらえるなんて。魔術師さんとやら。ついにラスボス戦ってやつか?」

神裂    「ラスボスを倒すのは難しいですよ。HPがいくらあっても私には勝てません。それに私は魔法名を名乗りたくはありません。大人しく投降してください。」

銀時    「おいおい、この状況で投降しろなんて冗談きついぜ。どうせ1対1だ。派手にやろうぜ。」

銀時は血まみれの刀を構えた。それは人間の目ではなく鬼のような目線を神裂に突き付けた。

全身からは異様なオーラを感じた。これが殺気と言うべきなのだろうか。神裂はなぜか手が震えていた。

神裂    「仕方ありませんね・・・。残念です。あんたの首を切ることになるとは。」

銀時    「この白夜叉の首、取れるなら取ってみろ。侍なめんなよ」

神裂    「Salvare000」

銀時    「うおおおおおおおお」

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神裂    「まさかまだ生きていましたか、坂田 銀時」

      「いや、白夜叉とお呼びした方が良かったですか?」

上条    「しろやさい?なにそれ、何かの食べ物?」

神裂    「あなた、白夜叉を知らないんですか?」

      「攘夷戦争、天人と侍の戦争です。」

      「そこにひときわ異彩を放った侍がいました。」

      「その侍は我々魔術師でさへ倒せなかったんです。」

      「我々はその侍をこう呼びました。」

      「白夜叉」

上条    「それがどうしたって言うんだ?どうせその侍はもういねんだろ。」

神裂    「何を言ってるんですか?そこにいるじゃないですか?」

神裂は銀時に指差した。

上条    「えっ・・・。先生・・・・?」    

銀時    「・・・・・。黙って悪かったな・・。」

上条    「先生。もしかして攘夷戦争に参加してたんですか?」

銀時    「まあな。」

銀時    「覚えてくれるなんて光栄だね。魔術師さん」

神裂    「もう2度と会うことはないと思っていましたが・・。どうやらあなたとは切っても切れない縁があるみたいです。」

銀時    「そいつは御免こうむるぜ。切れねーならこっちから断ち切るだけさ。」

銀時は腰に差していた刀を抜いて鞘を捨てて神裂に襲い掛かった。

神裂    「七閃」

神裂は七閃を放ったが、銀時はワイヤを刀で斬り、うまく攻撃を避けていました。

上条    「凄い・・・。あの攻撃をかわしている。」

      (先生ってそんなすごい人だったんだ・・・。俺も足を引っ張んないようにやんねーと・・。)

銀時はそのまま神裂に向かって突っ込み、切りかかった。

神裂    「やはりこうなりましたか。」

神裂は刀を抜いて大きく横に振ると、銀時に強い斬り風が向かった。

銀時は木刀も抜いてクロスさせ、攻撃を緩和させたが斬り風の威力は強く後ろに戻された。

上条はそれを利用し、一気に神裂に攻めかかったが、神裂はそれに気づき、七閃を放った。

上条は倒れかかったが、歯を食いしばり、神裂に近づいた。

神裂は刀の鞘で上条のみぞおちに突いた。そして回し蹴りで上条を蹴り倒し、また胸に足を乗せた。

上条     「くはっ」

銀時     「上条!!」

銀時は再び切りかかろうとしたとき

神裂     「もういいでしょう。あなた達がこれ以上戦う理由なんてないはずです。」

上条     「何でだよ。」

神裂     「はあ?」

上条     「何で俺を殺さないんだよ。その気になれば俺をいつだって殺せたくせに・・・。」

       「常識ある人なら分かるだろう・・・・?」 

       「よってたかって女の子を追い回してあんな怪我負わせて」

       「それが許されないって」

       「知ってるか・・・?あいつテメーらのせいで記憶が無くなっちまうんだぞ。」

       「どこまで追い詰めりゃ、そんなひどい事になっちまうんだよ。」

       「俺はそんな女の子すら守れない弱者だよ、でもあんたは違うだろ」

       「そんなに凄い力を持っているのに、それで守れるものがたくさんあるのに」

       「何でそんなことしか出来ねんだよ!!」

銀時     「上条・・・・。」

神裂     「私だって好きでこんな事をしてるわけではありません。」

       「私の所属する組織の名前はネセサリウス」

上条     「それって・・・・。」

銀時     「あいつと同じイギリス清教・・・。」

神裂     「彼女は私の同僚で大切な親友なんです。私だって彼女にあんな目に遭わせるつもりはなかった」

       「歩く教会が破壊されていることを知らず、彼女が傷つくはずがないから斬っただけ・・・。」

上条     「待てよ、何で親友を斬ったんだ・・・?」

神裂     「そうして保護しないと彼女は生きていけないんですよ。」

       「完全記憶能力・・・。それがすべての元凶です。」

上条     「それって10万3000冊のことか」

神裂     「はい。人間の脳の容量は意外に小さい。しかしいらない記憶を消すことで知らないうち脳で整理している。」

       「だから人間は生きていけるんです。ところが彼女にはそれができない。」

       「彼女の脳はこの世界にあるすべての情報であっという間に埋め尽くされてしまうんです。」

上条     「でもあいつは何でお前らの事を覚えてないんだ?あいつもしかして嘘ついてるんじゃ」

神裂     「彼女は嘘をついていません。彼女は覚えていないんです。私たちのことも追われている理由も」

       「だから自分で判断するしかないんです。だから10万3000冊を狙っている魔術結社ってなったんでしょう」

上条     「あいつは完全記憶能力を持っているんだろ。じゃあ、、何で1年前のこと覚えてないんだ・・。」

神裂     「失ったんじゃありません。私たちが消したんです。」

上条     「消した・・・・。どうやって・・・。魔術・・・。でも何で・・・。大切な仲間だったんだろ・・・。」

神裂     「そうしないと彼女が死んじゃうからです。」

上条     「えっ・・・・・。」

神裂     「彼女の脳の85%は10万3000冊の記憶の為に使われています。」

       「だから常人の15%しか脳を使えません。」

       「その15%を記憶し続けたら、彼女は・・・・。」

上条     「そんな・・・・。」

       「記憶を消す以外に方法は?」

神裂     「ありません」

上条     「そんな・・・・。いつまでだ?」

神裂     「記憶の消去はきっちり1年周期でやってます。ちょうどその時でなければ記憶を消去できないんです。」

       「あと3日です。」

上条     「3日・・・。」

神裂     「私たちに彼女を傷つける意思はありません。」

       「むしろ私たちでなければ彼女を救う事は出来ない。」

       「だから彼女を引き渡してもらえますか?」

       「私が魔法名を名乗る前に。」

       「それに記憶を消してしまえば彼女はあなたを覚えていません。」

       「例えここで抵抗しても彼女を助けたとしてもあなたには何も残りません。」

銀時     「だからどうしたって言うんだ。あいつが俺たち俺たちの事を覚えてなかろうが、そんなんどうでもいいんだよ。俺たちは」

       「だが一つだけ言えるのは、俺たちはあいつの仲間ってことだ。」

       「たとえあいつが俺たちの事を忘れようが、何されようが俺たちはあいつの仲間なんだよ。これからもずっとな」

       「そう約束しちまったからな。なあ上条」

上条     「はい、俺たちは決めたんだ。何があろうとこれからも俺たちはあいつの仲間であり続けるって。」

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回想

銀時     「俺たちがそんな事でビビるたまだと思うか?そんな事でテメーを嫌うような奴に見えるか?」

       「俺たちはな、そこに守るべきものがあるなら、例え相手が勝ち目がない相手だとしてもテメーの魂かけて戦ってんだ。」

       「だから、もしもお前が困っているなら、俺たちを頼れ」だから、もしもお前が困っているなら、俺たちを頼れ」

上条     「そうだぞ。もっと俺たちを信用しろ」

禁書     「うん!!」

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銀時     「どうもおかしいって思ったぜ。あいつが単に忘れただけなら全部説明して誤解を解けばいいじゃねーか。」

上条     「そうだぞ。何で誤解したままでいるんだよ!!何であいつを追い掛け回しているんだよ!!あいつの気持ちを」

すると神裂は怒鳴った。

神裂     「うるせんだよ!!!ど素人どもが!!知ったような口をきくな。今まで私たちがどんな気持ちであの子の記憶を奪ってきたと思っている!!」

       「あなたはステイルを敵視しているようですが、一体彼があなた達をどんな気持ちで見ていたと思っているんですか!!どれほどの決意を元に敵を名乗っていると思っているんですか!!」

       「大切な仲間のために泥をかぶり続けているステイルの気持ちがあなた達なんかに分かるんですか!!!」

神裂は上条に駆け寄り刀で殴り飛ばした。

上条     「うわあ」

銀時     「上条おお!!」

銀時が上条を見ている間に神裂は銀時に近づき、七閃を放った。

銀時     「ぐはああ」

銀時は防御できず、吹き飛ばされた。

神裂     「わたしだって頑張ったんです!!」

そう言って倒れこんでいる上条に今度は襲い掛かった。

神裂は何度も上条を刀で殴り続けた。

神裂     「春、夏、秋、冬、一緒に過ごしてたくさんの思い出を作って忘れないように!!」

       「でも、だめだったんです。一度思い出を作って何度繰り返しても」

       「すべてがゼロに帰っていく。私たちはもう耐えられません。」

       「これ以上彼女の笑顔を見続けるなんて不可能です。」

銀時     「それだけか・・・・?」

銀時は立ち上がった。

神裂     「はあ・・・。?」

銀時     「くだらない言い訳はそれだけかって聞いてんだよ・・・・。」

       「悪いが半分以上聞いてなかったわ。」

上条     「本当だぜ・・・。そんなのお前らの勝手な理屈だろうが・・・。」

       「ちっともインデックスの事なんて考えてねーじゃねーか。」

       「てめーの臆病の付けをインデックスに押し付けてんじゃねーぞ。」

神裂     「七閃!!」

銀時と上条は一緒に吹き飛ばされた。

銀時・上条  「ぐわあああ・・。」

銀時     「ったく、馬鹿力だしやがって・・。いててて。おい、大丈夫か?」

上条     「何とか・・・。」

神裂     「もういいでしょう・・。そこまでして何で立ち上がるんですか?」

上条     「そんなの決まってるじゃねーか・・・・?」

       「守るべきものがあるからだよ・・・。」

       「一つ言っておくが、どれだけ俺たちを吹き飛ばそうがきかないぜ。」

       「俺たちには魂がある。そいつが折れねー限り俺たちは戦い続けるんだ。」

       「テメーは何のためにそんな力を手に入れたんだ?何のためにその力を使うんだ!!」

神裂     「・・・・。」

上条     「ただ仕方なくその力を持っているんか?仕方なく使っているのか?ちげーだろ・・・!!」

       「守りたい者があるからだろ・・。」

       「守るべきものがるから力をつけたんだろ!!!」

       「だったら、お前はこんなところで何してんだよおお!!」

       「そんな凄い力があるのに・・・。何でそんな無能なんだよ・・・・」バタ

銀時     「おい。」

どうやら上条は力尽きたようだ。

銀時     「まったく、心配かけやがって・・・。」

銀時は上条を背負った。

銀時     「もうこれ以上争う理由はねーだろ・・。早くルーンといてくれよ。そこに隠れている魔術師さん。それじゃあ、じゃあな」

神裂     「待って下さい。白夜叉。」

銀時     「なんだ?」

神裂     「一つ聞きたい事があります?」

       「あなたは何のために戦っているんですか?」

       「戦争でたくさんの仲間を失ったのに・・。何でですか?」

銀時     「確かにたくさん仲間死んじまったよ・・。」

       「最初はな荷物って言うかなんか背負い込んでるんだよ。そいつは重くてな、振り払ってしまいたいって何度思ったことか・・・。」

       「でも、そいつの大切さに気付くのは、そいつがずれ落ちてしまった時だ。」

戦場で仲間を死体の前に立つ銀時を見た神裂。

神裂     「だったら、なぜまた背負い込むんです。いっそ捨ててしまえば楽なのでは?」

銀時     「思ったさ。何度も。でもな。気付いたらまた背負い込んでるんだよ。勝手にな」

       「だから戦うのさ。またそいつがずれ落ちないようにな。」

       「もう二度と俺の前で誰も死なせたくねんだよ・・。」

神裂     「・・・・・・・。」

銀時     「俺は俺の守るべきもののために戦う。だからてめーはテメーの守るべきものの為に戦え」

そう言って銀時は小萌の家に向かっていった。

銀時の姿が見えなくなったとき、ステイルが電柱の陰から出てきた。

ステイル   「もういいかい?」

神裂     「はい・・・・・。」




次回、上条達、ステイルたちの知らない禁書目録の真実が明らかにって前も同じ様なこと言ったようなまあいいか。次回もお楽しみに
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