7話 俺の国
天人A 「そんな傷負ってまだ動けるとはな・・・。」
「やっぱり、あんたは侍の目をしているというより鬼の目だな」
(少し、やべーな。何本骨が折れてるな・・・・。これはそろそろ決着を・・。)
銀時 「いいか、ここからこっちは俺の国だ。一歩でも踏み込んでみろ。どうなるか分かるよな。」ニヤッ
天人A 「ふん、じゃあ、そろそろ、終わりにしねーか・・。」
銀時 「こっちはそのつもりだああああ」
天人A 「おあああああああああああああ」
その光景を黒子と御坂はただ見ていた。
二人の剣が交わる瞬間を。
本物の戦いって物を。
天人A 「テメー、なかなかやるじゃねー・・・・かあ・・・。」バタッ
銀時 「はあ、はあ」
白井 「大丈夫ですか・・。」
銀時 「外へ出してくれねーか・・・。ぐはあ」
出血かなりひどいようだ。
黒子は銀時の腕を肩にかけて立ち上がらせた。
銀時 「あいつはいいのか。」
と敵がうつ伏している方向に目をやると、
白井 「あとは真選組とアンチスキルに任せましょう。まずあなたは体の方を心配した方がいいのでは・・・。」
銀時 「こんなの唾つけときゃ何とかなるっつうの」
白井 「無理しなくていいんですのに・・・。」
気づいたら、もう片方の腕は御坂の肩に乗っていた。
御坂の目は銀時の方を向かず、ずっと下を向いたままだった。
だが、
御坂 「あっ、ありがとうね・・・。」
銀時 「礼なんていらねーよ。おりゃ、ただ守りてーものを守っただけさ・・。」
御坂 「あの時もそう言ってわね・・。本当変わらないわね・・。」
銀時 「そりゃ、お互い様だろ・・・。」
白井 (???)
その後銀時たちは外は出た。どうやら建物を支えていた柱に損傷はないらしい。
真選組とアンチスキルによって天人たちは連行されていった。
外に出たら、新八とお妙が待っていた。
新八 「銀さ~~ん!!」
銀時 「うるせーぞ。メガネ」
新八 「ひどいですよ!!心配したんですからね」
銀時 「お前に心配されるくらいなら、まだジャイ○に心配された方がましだ!!」
新八 「僕はどらえも○のサブキャラ以下ってことですか!!」
銀時 「ったく、今日は疲れたぜ。おい、新八ジャンプ買ってこい!!」
新八 「そういうだろうと思って買っておきましたよ。」
銀時 「お前いつからそんな気が利くようになったんだ。メガネのくせに。」
新八 「あの・・。全く褒められている気がしないんですけど・・。」
白井 「あの・・。くだらない会話、病院でやってもらえますか?」
「ほら救急車着きましたよ。」
新八 「銀さん、今日やる事があるので、先帰らせていただきます」
銀時 「えっ、何?このまま着いて来てくれないの?銀さん放置なの?」
新八 「明日、見舞いに行きますので。」
「あと、銀さん」
銀時 「どうした?」
新八 「僕を万事屋に雇ってもらえますか?」
銀時 「別にいいよ。人手も足りねーしな。」
新八 「はい、ありがとうございます!!」
「あと、姉上が今回の件でお礼言えてないので、また暇があれば家に来てくださいと言ってました。」
銀時 「分かった。暇があったら、行くって伝えてくんねーか!!じゃあ、またな」
新八 「はい、銀さんさようなら」
そう言って、少年は帰っていた。
救急車の中
銀時 「ったく、はーー、あのクソガキが来てくれるなら分かるけどさ・・。」
「何でオメー何だよ・・。」
黒子はジャッジメントの仕事で戻らないといけないらしい。
御坂 「だって、あんた一人じゃさびしいって言うから・・・。」
銀時 「あれはジョークだよ。何、君あれ本気だと思ったもしかして」プププ
御坂 「・・・・・・・。」
銀時 「おい、おい、新八ならここは突っ込んでいるところだぞ。」
御坂 「あんたさ・・・。何で私の『保護者』辞めたの・・・。」
御坂が中学1年の頃、銀時が『保護者』だった。しかし中学2年になる直前、突如銀時は姿を消したのだ。
銀時 「そんなの知ってどうすんだよ・・。」
御坂 「気になっただけよ。教えてよ・・。」
銀時 「何、もしかして銀さんいなくなって寂しかったのか。あんなに俺といるのはごめん言ってた奴が。」
御坂 「さっ・・・・さっ寂しかったに決まってるでしょうが!!このバカ」
銀時 「えっ、これ俺が悪いの・・・。」
御坂 「そうよ!!いきなり私の目の前からいなくなって!!」
銀時 「お前何も知らねーのか・・。」
「あの婆・・。自分から言うって言ってたくせに・・。」
御坂 「お登勢さんが・・。」
銀時 「もともと、お前の『保護者』になったのは、お登勢の婆に頼まれたんだよ。万事屋の依頼としてな」
御坂 「依頼?」
銀時 「あん、依頼だ。オメーを中2になる直前まで面倒見てくれって頼まれたんだよ・・。あの婆に」
御坂 「つまり、依頼の期限が過ぎたから・・。私の前から何も言わずに消えてったわけ・・。」
銀時 「ちげーよ。少しでも改善が見られた場合に依頼は終了ってわけだ。依頼終了したら、ばばあにはなるべく会わないようにしてくれと言われてな・・。」
御坂 「何で・・・・。」
銀時 「オメーが俺に頼りすぎないようにだ。つまりあれだよ。小鳥も成長すりゃ、親の元を離れていく感じだ。つまり自立しろって事だ。俺がいなくても、テメーで一人で生きていけるようになれって事だ。」
「こいつが婆の最終目標だったからな。」
御坂 「・・・・・。」
銀時 「おい、聞いてんのか」
御坂 「・・・・・。」
銀時 「ったく、面倒くせーな。オメーは。分かった。いつでも歌舞伎町は入れるよう婆にいっておくから。」
「もしも、何かあったら、俺の所に来い。話ぐらいなら聞いてやる・・・。これでどうだ・・。」
御坂 「うん・・・。」
救急隊員「もうすぐで着きますからね」
銀時 「はい」
御坂 「ありがとう・・・」
銀時 「ったく、世話焼かせやがって・・。」
御坂はその後寮へ帰って行った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
翌日
???「全く、最近珍しく、来ないって思ったら、もうこの様かい・・。」
銀時 「うっせーな。いろいろと合ったんだよ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
冥土帰し学園都市で生活する医者の1人。本名は不明で冥土帰しは異名。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
冥土帰し「はい、これ差し入れだから。まあ、3日休んでれば、治るから。大人しくしてるんだよ」
銀時 「おっ、イチゴ牛乳じゃねーか!!」
冥土帰し「甘いものが好きって、本当に君は子供だね」
銀時 「うっせー。大人はみんな心は少年なんだよ!!だからジャンプ読むんだよ」
冥土帰し「その様子じゃあ、一生卒業できそうにないね。」
銀時 「ほっとけ!!テメーもその顔は何だ。ケロ○軍曹の失敗作だろ!!
冥土帰し「変なあだ名つけるのは、やめてね。最近看護婦から変な呼ばれ方されてるから。」
銀時 「いいな。俺もナースコールしまくってもいい?」
冥土帰し「安心しなさい。君は前から色々とやらかしてるからね。ナースコールしても来るのは僕だよ」
銀時 「おいおい、それじゃ、入院する意味ねーだろが・・。」
冥土帰し「まあ、大人しくしていろってことだね。」
銀時 「言われなくても、してるっつの・・。」
冥土帰し「じゃあ、僕はそろそろ行くね。そろそろ看護師たちに怒られるからね。」
そう行って別の病室に行ってた。その後
新八 「銀さん!!」
銀時 「うっせー!!入るときはちゃんとノックしろ!!」
新八 「どうしたんですか?そんなイライラして。」
銀時 「こっちはジャンプ読めずにイライラしてんだよ。」
新八 「ジャンプなら昨日渡したじゃないですか?」
銀時 「看護師に没収されたんだよ。こんチクショー。」
新八 「落ち着いてください。で何で僕を呼んだんですか?まさか寂しいからとか、言わないですよね・・」
銀時 「そんなわけねーだろ。俺は大人だぞ!!」
新八 「いや、ジャンプ卒業できない人は大人を語る資格はないと思うんですが・・。」
銀時 「うっせーな。いちいち突っ込まなくてもいいだろ。メガネはメガネらしく大人しくそこに黙ってろ!!」
新八 「あなたこそいつになったら、僕を人間として扱ってくれるんですか!!」
その時、
お登勢 「やれやれ、やかましいと思ったら、やっぱりあんたかい。ったく病院くらい静かにできーのか。」
銀時 「うるせー!!」
新八 「銀さん、誰ですか」
銀時 「これから働く店のオーナーだよ。」
お登勢 「おい、銀時、誰だ。この若造は。」
銀時 「新しく万事屋一家に入った新八だ。」
新八 「新八です。どうぞよろしくお願いします。」
銀時 「で、こっちはお登勢だ。」
お登勢 「お登勢だ。よろしくね。新八君。」
「何だ。銀時。いい若造が入ってきたじゃない」
銀時 「何その嫁入り前の嫁の母さんみたいな言い方・・。」
お登勢 「違うよ。あなたの事だから、ろくでなしが来ると思っていたけど、こんなしっかりもんが入ってくるんだから。」
「新八君、銀時をしっかり支えてやってくれよ。こいつかなりひどいからな」
新八 「分かりました。」
「じゃあ、銀さんまた明日来ますので、」
銀時 「おい、新八、ついでにジャンプ買って来てくんない」
お登勢 「全く、そんな物読んでるから・・。ダメ人間になるんだろ」
銀時 「うっせー!!お前にジャンプの何がわかる!!」
お登勢 「あっそうだ。家賃2か月分退院したら払ってもらうからな。首を洗ってまっとけ。腐れ天パ」
そう言って病室を出て行った。
まだ中から叫び声が聞こえてくるが、お登勢はいつも通り無視していた。
お登勢 「それにしても、何であんなろくでなしの所で働こうと思ったんだ。」
新八 「それは・・・。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
事件解決後
新八 「姉上・・。」
妙 「あの人に着いて行くんでしょ・・。」
新八 「でも、そごく不安なんです。本当にこの人着いて行ってもいいのか・・。」
「あんな無茶苦茶な侍人正直見たことがありません。」
妙 「それでも、あの人から何か学べると思ったんでしょ・・。」
新八 「・・・・。それは・・。」
妙 「何年の付き合いだと思ってんの。私は新ちゃんの姉よ」
「確かにただあの人に着いて行くだけなら、私は反対するわ。」
「でも、もしも新ちゃんが本当にあの人に着いて行きたいと思うなら私は別に止めはしないわ」
新八 「姉上」
妙 「昔、父上もおしゃっていたでしょ。例え剣を捨てる事があっても、魂に収める真っ直ぐ剣だけは無くすなって。」
「行ってきなさい。あなたの魂を探しに・・。」
新八 「はい!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
新八 「あの人の中にある物を見てみたいと思ったからです。」
お登勢 「あいつの何かある物ね・・・。」
「まあ、別に何でもいいけど・・。」
「家賃はしっかり払ってもらうからね」
新八 「分かってますよ、お登勢さん」
新八 (姉上、父上、この男の魂いかなるものか。それは鈍く分かりずらいけれど、光っています。今しばらくその光を眺めてみようと思います。)
そうやって少年は万事屋で働くことになったのであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
何か意見があれば、感想と一緒にお願いします!!