Muv-Luv GROUND High speed 作:健全太郎
マヴラブのWikiと戦闘機のWiki両方を
地図にも張り付いています。都市の移動がされているから現状の地図だけでは足りず妄想補完大事ネ
この世界設定で電車ってどうなってるんだろう
さんまが焼身した後買い物に出た母より先に父が帰ってきた。母より口数の少ない父は大きな体格と見余ってだまっていると威圧感がすごい。母は帰ってきた後も父がいるせいで話の続きを聞くことができなかった。
(自分で調べてみるか)
戦術機でバトルをする、父と同じ土俵に立った隼介は自身の好奇心を芽生えさせていた。
戦術機を利用した運び屋という仕事があることを知った隼介は霧島と連絡をとり仕事について訊ねた。
戦術機には総合データリンクというインターネットのようなシステムがあるらしい。その中の一角に運び屋のリンクが存在する。そこで仕事を受け、報酬をもらう。これが運び屋という仕事だそうだ。他には大企業などに勤める専属の運び屋や危険物専門というのもあるらしい。
(なるほど、これならあらゆる場所を飛びまわれる)
天職と感じた隼介はさっそく仕事を探してみることにした。
(いきなり大きな仕事は無理だな)
そう思ったので県内で仕事を探してみる。人や封書など運ぶものはさまざまだ。
そこで見つけたのが仙台から戦術機によって運ばれてくる書類を中継し盛岡まで運ぶというもの。戦術機が通れるように改装された旧東北自動車道を北上するだけ、最初の仕事としては順当なものだろう。
さっそく仕事を受諾申請をする。返事は直ぐ来た、日時や引き渡し場所もそこに記されている。
隼介はさっそく初めての仕事に臨むことになった。
ファントムは旧東北自動車道を目指し西へ進んでいた。引き渡し場所は岩手県一関市戦術機駐機所、北上高地を抜け南下、奥州市より旧東北道に乗り南へ進む。周りには他の戦術機をうかがうことができた。
(知らない機体ばっかりだ)
戦術機に頓知な隼介は何が何て戦術機か皆目見当もつかない。唯一わかるのは霧島と同じ機体、イーグルだけだ。
(なんだ?)
さっきから後ろからくる戦術機が近くで並列に飛行してくる。それも一機二機だけじゃない、ほぼ全ての機体がだ。まるで隼介の操るファントムを眺めるようにしている。隼介のファントムが武雄のファントムと同じエンブレムを付けているからだ。隼介はそれに気づく由もない。
旧東北自動車道を南下し一関駐機所についた。駐機所というのは戦術機パイロットが休憩する場所として整備されている。燃料補給所、トイレ、飯処などがあり多くの戦術機が並んでいる。
隼介はファントムを地面に記された白線に従い降ろした。仙台からくる戦術機を待つ。
しばらくするとファントムの近くに機体が降りてきた。傑作戦術機F-16ファインティングファルコンの管制ユニットが開く。
「いやぁ、君が直井さんかな」
さわやかな挨拶をしてきた。この人が今回の仕事の協力者だろう。
「はい、そうです」
返答をした。
「僕は杉浦、福島を拠点にしている運び屋だ。君は直井武雄の息子だってね、あの霧島に勝ったそうじゃないか」
隼介は驚いた。うわさは流れるのが早い、そう思った。
「データリンク内で大騒ぎだよ、伝説の復活だ、ってね」
うわさじゃなかったそうだ。
「僕も運び屋の端くれとしてね君とバトルをしてみたいけど今日は我慢しよう、仕事中だしね。はいこれ」
鍵によって閉められたケースを渡された、これが今回の”物”だろう。隼介は杉浦に受け取りのサインをすると機体の中にケースを収めた。
「じゃあ、僕はこれで」
「あ、まってください。聞きたいことがあるんですけど」
「どうした?」
隼介は飛行中にいろんな機体から好奇の目にさらされていることについて聞いた。
「あー、それはそのエンブレムだと思うよ。いままで息を潜めていた伝説のファントムがいきなり東北道にいたら誰だって確かめたくなるよ。ほら、データリンクにももう晒されてる」
杉浦から送られてきたコードの先は運び屋のデータリンクだった。隼介のファントムを写した画像が多くみられる。
「これからは気を付けたほうがいい、へんな追っかけとか出てくるかもしれないしバトルを望まれるかもしれない。正式にバトルを挑んでくるならともかく挑発して誘ってくるやつもいるからね」
親切心からか忠告をしてくれた。
「わかりました、ありがとうございます」
隼介はその忠告を受け止め、礼を言った。
「じゃあ、改めてさよなら」
杉浦の機体がエンジンを吹かし離れていった。
隼介はいよいよ運び屋の世界に入ったと実感した。
(これで親父に近づいたかな)
隼介も機体に戻り、ファントムを飛び立たせた。
ファントムは順調に旧東北自動車道を北上した。来るときに通った奥州市を通過し北上市、花巻市と抜けていく。
目的地の盛岡は東北最大の都市であった。人の住む場所が山に移り仙台は衰退、もともと内陸にあった盛岡や山形に人は流れていったからだ。隼介は初めて見る大都市に圧倒されてしまった。釜石にはあまりみられない自動車があふれるくらいいる、ヘリコプターなどが人の足となる山岳地帯では見られない光景だ
(人がたくさんいる)
見慣れた山よりも高く感じてしまうビルが重なりあう、そこから人が出入りしている。波の音も木の葉がこすれる音もしない、したとしても人の声だけでかき消されてしまいそうだった。都会の喧騒は騒がしいものだ。
隼介はナビに従って合流地点へと目指す。町の中を戦術機で飛ばすわけにはいかないので少し外れたところを指定された。
合流地点には一台の車が待っていた。ジェット気流に巻き込まないよう離れたところに着陸し機体から降りた。
「お待ちしておりました。直井さんですね?」
「はい」
答えると同時にケースを指す出す。受け取り相手は鍵を開け中を確かめる。
「たしかに受け取りました。お疲れ様でした」
受け取り完了のサインをし成立、隼介の初めての運び屋は無事に終わった。
「ところで直井さん」
突然話しかけられた。
「あなたはファントムで運び屋をしているそうですが」
「えぇ、そうですが」
「ファントムでは運び屋という仕事には向きませんよ、燃費の面で。どうですか?うちの機体をお使いになってみるのは?」
仕事が熱心なセールスマンだった。
「いえ、結構です。気に入っているので」
隼介は断り、そそくさとファントムに戻る。初めての仕事ということがあり緊張していたため疲れてしまったのだ。
「もし買い替える気がございましたらわがノースロック・グラナンを!」
本当に仕事熱心だ。
隼介は機体に戻り帰路につくことにした。
もう日は沈んで暗くなっていた。周りを飛ぶ戦術機のジェットが美しく輝いている。旧東北自動車道を南へ、奥州市のジャンクションで降りる。そこからは来た時と同じ道をたどるだけだった。
隼介は旧東北自動車道を南下しているとき後ろに追随してくる機体に気付いた。警告がなるくらい後ろにつけ左右に機体を振っている。あきらかな挑発行為だった。
(まさか忠告を受けたその日に来るとはな)
後ろにつける機体は軽快な動きで左右に振る以外の動きもしてくる。隼介は自分の機体よりも小さいことに気付いた。
(軽いのか、だからそんな動きが)
後ろの機体の挑発に隼介の闘争心が浮かび上がってくる。
(おもしろい、うけてやろうじゃねえか)
コネクトシートに座りなおす、操縦桿強く握り出力を上げていった。
考えてみればヨーロッパの戦闘機って航続距離短いよね
戦術機も短そうだから運び屋に向いてなさそうな...
でもそうするとアメリカソ連日本とか限定されちゃいますんであしからず
てか不知火とか武御雷とか架空ものだとデータ少なくて出しにくいのなんの