Muv-Luv GROUND High speed    作:健全太郎

7 / 10
仕返し編、きました

イメージとしては頭文字D Fifth stageの死神対涼介みたいな
バトル的には86対カプチーノみたいな感じでしょうかね
雨はふってませんよ


復讐 前編

隼介は苛立っていた、原因はデータリンクの評価にある。あのあと霧島から連絡があり、データリンク内でバトルの話があがってると教えてくれた。だれしもが旧東北自動車道で起きた話題で持ち切りになっていた。ただ話題になるだけなら無視するだけでいい、しかし”父のファントム”として話が展開されていることは無視できなかった。

(まるで比較されているようだ)

もちろん隼介も自身の父、武雄に負けないくらいの腕を身に着けてきている。しかし、今回のグリペンとの突発的バトルにおいて経験の差というものを感じていた。

(俺だってそうゆうことが起こるってわかっていれば...)

杉浦に過激な動きをする奴もいるとは聞いていただがその場では過激というのがどんなものか隼介にはわからなかった。しかし、無様な姿を晒してしまったのは事実、ここでなんといっても世間では言い訳としてとらえるだろう。

(親父の名前を汚してしまったのか...?)

このファントムに乗り続けるには父の名前を背負っていかなければならない、そう思った。

突然外からジェットの音が聞こえ始めた。徐々に音が大きくなっていく、近づいてくるようだ。こんな田舎に戦術機が来ることなんてめったにない、戦術機が珍しいこの町では霧島のイーグルがくるだけで大騒ぎするのだ。

隼介に悪い予感がよぎる、データリンク内で盛り上がってるファントム捜索の手が伸びてきたのか、それとも仕留め損ねたからグリペンが追撃してきたのかと思った。

(ん?この音は...)

聞き覚えのある音、イーグルのロケットブースターの音だった。

音が止む、大方港にある戦術機駐機所にでも降ろしたのだろう。このタイミングで霧島からメッセージがきた、皆後に来いという。隼介は港へと出かける準備をした。

 

 

霧島は機体から降り、この場で隼介を待つ。イーグルの巨体を目印にすれば隼介はわかるだろうと思った。

予想通り隼介はやってきた、港から家が近いのだろうか自転車でやってきた。

「いよう坊主、元気か」

手を挙げながら言った。

「どうも、お世話になってます」

隼介もテンプレ通りの返答する。

「何の用で来たか、わかってるんだろ?」

霧島は会話をする雰囲気をつくるためわざとこんな風に聞く。

「あのグリペンとのバトルのことですよね」

隼介はグリペンの情報を欲していた。

「あぁ、あのグリペンはこの世界じゃ有名な機体なんだ。あのグリペンは”死神”とか”当たり屋”って言われていてな、突然いろんな機体にあんなふうなことをやっている」

「それがたまたま今回俺のところに来たってことですか」

隼介はそう思った。

しかし霧島は首を横に振る。

「あのグリペンが出現した時期はちょうどお前さんの親父さんさんがデビューした時期と被るんだ。あの死神グリペンも相当な腕を持っているのだが当時はファントムのほうが有名でグリペンが陰に隠れてしまったんだよ」

直井は気が付いた。

「つまり親父のたいしていい感情を持っていない、と?」

「そうゆうことだ、ファントムの有名加減に嫉妬でもしたんだろう。それでも有名になりたくて当たり屋になった。そんなとこだろうな」

ばかばかしい、隼介はそう思った。つまり隼介は過去の因縁に勝手に巻き込まれ、振り回されたということだ。

ある考えを頭の中によぎらした。

「霧島さん、お願いがあるんですど」

「ん?なんだぁ」

霧島は若干口の端が上がっている。

「あのグリペン、どこにいるかわかりますか」

「坊主ならもしかしたら、と思ったがきたな。やはり親が親なら子も子だな」

霧島は笑った。

 

 

霧島が言うにグリペンは武雄と戦ったことがないらしい、それは武雄が卑怯な手をつかうグリペンとの接触を避けていたからだという。今回はそれを逆手に取るという。過去の因縁のファントムが自ら死神グリペンに臨む、そしてリターンマッチをするという情報をデータリンク内に流す。伝説のファントムが自らけばたいそうな騒ぎになるだろう、そうすればグリペンの耳にまで届くはずだ。

隼介は霧島が立てた作戦に不服はなかった。バトルの場所は地元釜石、データリンク内に情報を流すことでギャラリーも増えるだろう、もう武雄の存在はないことを世に知らしめるためには証人は多いほうがいい。

隼介は杉浦にも頼みデータリンクに情報を流してもらう。流す人が増えればそれだけ信憑性も増す。もちろんファントムが負ける可能性もある。グリペンの腕は前回の旧東北自動車道だけではわからないが相当の腕と聞いている

。それでも父のメンツのためにも、自分のためにも勝たなければならない戦いだった。

隼介は甲子川から岩倉山に続くいつものコースを何度も往復した。このコースを数え切れないほど通った隼介もバトルのために駆けるのは初めてである。慣れたコースを極限まで攻める、操縦桿を握る手が勝手に強くなっていた。霧島も杉浦も情報のの拡散のために献身的に手伝ってくれた。父の名、自分のためのほかにこの二人のためにも勝たなければならない。いままだ感じたことのない重圧を隼介は受けていた。

 

 

 

 

日常的に釜石にくる戦術機が増えてきた。みなここにファントムがいるのかどうか確かめに来たのだろう。マインドシーカーも例外ではなかった。内陸のほうからロケットブースターの音が聞こえる、音の方角にカメラを向ける。

「あ!本当にいたぞ!」

さっそく映像を撮る。ギリギリをせめるファントムの腕はやはり本物だった、そう思わせた

「やっぱ伝説のファントムなんじゃねえの、こんな動きできるのそんないないぞ」

後部に座る観測士が言う。ファントム偽物疑惑は少しづつ晴れていく。

データリンクに映像を乗せると同じ様な反応が上がる。

《すっげえ動きだな》

《こんなに走り込みするなんて本当に伝説対死神やるんだな》

マインドシーカーの二人も今回のバトルを楽しみにしていた。

直井のファントムの実力は折り紙付きだが死神の実力は未知数だ。当たり屋などというふつうはできない芸当をやるくらいなのだから腕はあるはず、しかしまっとうなバトルは誰も見たことがないという。

その日は日が暮れるまでファントムを見ていた。

 

 

約束の日は刻々と近づいていた。

 

 

 

 

 




マインドシーカーってかっこいいですよ
名前も仕様も
複座式ってのもいいしトムキャットの機体を使ってるのもいい

トムキャットっていいますとジャリー・ロジャース、ジャリー・ロジャースというとネプチューン作戦がきてシュヴァルツェスマーケンですね
柴犬アニメ化楽しみですね、TEみたいに3Dガン振り作成はやめてくださいね
段ボール駆逐艦とかなんせんす(あれはステルス構造だとかなんとかってのは無しで)



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