いつからだったか、そんな事を考えるのも馬鹿らしいけど何かを考えてなきゃこの場をやりきれない気がした。思い出した、二年前の夏からだったっけ。そんな事を考え始め目をゆっくり閉じた。
二年前の夏ぐらいの話だったかな、父さんは小さい頃亡くしてて母さんは元々遠くの仕事だから向こうからお金とか俺の最低限に必要な物は出してくれていた。二年前まではちゃんと学校にもいってたし、それなりに勉強もしていた。頭は悪くないとは思ってる。顔は悪いと思ってるが。そこは置いておけ。
そこからどうでもよくなったんだよな。ただのテスト、いや、紙切れ1枚の為に頑張る奴等が可笑しくて。馬鹿らしくて。何もやる気でなくなっちゃって。結局、俺はニートだよ。
それでも…いい…けど…さ…
そろそろ眠いから眠りにつこうと思う。俺の話はここまで、それじゃあ話を聞いてくれてありがとな。おやすみ。
…ニート。…ニート。ニートー!ニートっニートっニートっ。あっはっはっ!ニートだって!ニートー!!
「…うるせぇな!何でいるんだよ!?」
ニート連呼で流石に飛び起きた。恥ずかしながらさっきのは勿論現実逃避の為過去を振り返ってただけである。
それよりもこの女の子…が何なのかがまだ謎である。
見た目は中学生ぐらいで…髪はツインテ。萌え要素はある。俺は小さい子大歓迎だからな。
「胸は意外にあると…俺、好みだけ…どぉうふっ!」
「どこみてるのさ!やだ、エッチー!ふふ!」
人の顔に平手打ちした後きゃーとか何とかいいながら胸を手で隠しながら人の部屋をどったんばったん走り回る。
こいつ、二年前のからいるんだよな。二年間ずっと話しかけてこなかったのに昨日あたりから急に自己紹介と話をされた。
「いてぇな…ってかお前誰だよ?不法侵入だけど。」
「昨日言ったでしょ?」
ここからは回想に入ろう。昨日いつも通りパソコンの目の前に座っていやらしいのなんだの見てたんだけど、初めてのこいつから声かけてきたんだよな。
「ねぇ、お兄ちゃんそんなに暇なの?」
「…は?」
白いワンピースをきたあいつはニコニコしながら背後でたってたわけだ。取り敢えずすぐパソコン閉じたよな。それはどうでもよくて、丁度いいから何でここにいるのは聞いたんだ。
「私は、妖精らしいけど人間のエミリって言うの。でも、お化けなのかなぁエミリ。だって壁とか通り抜けられるし。で、お兄ちゃん暇そうだからお兄ちゃん家に一生憑きたいな!」
そうと決まれば!みたいなこと言って…エミリ?って奴は急に人んちに洋服だのおもちゃだの色々持ってきやがって…
部屋は母さんとかのあるからいいとしてもそもそも女の子を家に置くって事自体色々やばいと思うんだ俺は。
「宜しくね、翔太にーちゃん!」
結局、考えたくなくてさっきの1番初めに戻るってわけ。