「艦娘グラフティ」(第4部)<電チャンと一緒> 作:しろっこ
「あ~!やっぱり、涼しいのです」
------------------
「艦娘グラフティ」
第2話<ひと休み>
------------------
<<境港駅前:避暑>>
バスを降りて前進しようかと思ったのですが、さっきまでの緊張が解けたら急に疲れたみたいなのです。やっぱり今日は暑いので、よけいにダメージがあるに違いないのです。
とりあえず、すぐそばにある境港駅の建物に避難するのです。だいたい、こういう建物には冷房が入っていることが多いのです。
建物の入り口から自動ドアを通って・・・
(ガー!)
あ~!やっぱり、涼しいのです!
よく天龍お姉さんが冷たいものを飲んで
"ぷはぁ~、生き返るぅ~っ"
・・・って叫んでいる、その気持ちがよ~く分かったのです。
入口から中に入ると、ちょうど椅子がたくさん並んでいます。ちょっと失礼して、ここで荷物を下ろして休憩するのです。
(ばふっ)
リュックを下ろして、椅子に腰かけました。
「はぁ~」
・・・椅子は良いですね。ちょっと水筒を取り出して、ひと休みなのです。
<<待合室:渡船>>
何分か、ボーっとしていたら、少し落ち着きました。周りを索敵・・・じゃなくて、見回してみたのです。ここには、椅子がたくさんあって、あちこちに荷物を持った人が座っています。
ここは、何かの待合室のようです。壁には時刻表があります。その下には"隠岐汽船時刻表"とありました。どうやら渡船のようです。
隠岐といえば私も作戦で、何度か隠岐の島々の沿岸を航行したことがありました。艦娘と違って人間の皆さんは、こういう船を使わないと隠岐へ渡れないのですね。
そういえば最近は鎮守府にも、渡船護衛のお仕事があるのを思い出しました。でも私は、なぜか隠岐汽船のお仕事は、やったことがありません。その理由までは分かりませんが。もしかしたら護衛のお仕事にも、向いているとか、向いていないとか、あるのでしょうか?そこまでは、よく分からないのです。
でも今は司令官や祥高さん、金剛さんたちがブルネイへ行ってます。もしかしたら、今なら私にも、こういうフネ・・・フェリーって言うのですか?護衛のお仕事が来るかもしれないのです。
待合室の前は、大きなガラス張りになっていて、岸壁が良く見えます。海峡・・・境水道を挟んで、向こう側に、島根半島の木々も見えます。境水道も、演習で何度か通りました。すごく狭くて、流れが速くて、私みたいな駆逐艦娘だと、ちょっぴり怖いときがあります。
でもたぶん、隠岐汽船が入港したら、ここの岸壁に着くのでしょう。そう思うと、この隠岐汽船のフネも、見てみたくなりました。
どんなフネかな?海軍の軍艦とは違いますよね。タンカーや輸送船とも違うし・・・。
何時に入るのだろう・・・もう一度、時刻表を見てみました。あ・・・今は、船が入る時間ではないようです。これから市内を一回りして、帰る頃には見えるでしょうか?
でも、どうなるかって、今からは分かりませんね。
--------------------------------------
※これは「艦これ」の二次創作です。
---------------------------------------
サイトも遅々と整備中~(^_^;)
http://www13.plala.or.jp/shosen/
---------------------------------------
「みほちん」とは「美保鎮守府」の略称です。
「みほちん第4部」=「みほちんシリーズ4」です。