「艦娘グラフティ」(第4部)<電チャンと一緒> 作:しろっこ
「まぁ、砲台だけぇな。重たいわな~」
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「艦娘グラフティ」(みほちん第4部)
第37話<宴の後>
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<<宴の後:お開きと、お手伝い>>
やっぱり、一番最初に寝てしまったのは島風ちゃんと連装砲ちゃんたち。次に、スゴイいびきをかいて、利根さんが”轟沈”したのです。
やっぱりというか、霞ちゃんは、顔は赤くなっているのですが、しっかり起きているのです。私は最初っから呑んでいないので、そのまま起きているのです。
「ワシも休むよ」
お父様も、ちょっと申し訳無さそうな顔をされて奥へ入られました。
お母様は、後片付けをしながら仰います。
「寝室があるけんな、後で運ぶの手伝ってやい」
(寝室があるから、後で運ぶの手伝ってね)
『はい』
私と霞ちゃんは答えました。
「まあ、こうなるわよね」
霞ちゃんが、他の寝ているみんなの様子を見ながら呟くように言うのです。
「……」
私は、これが当然なのか、そうでないのか、まったく分からないのです。さっきの霞ちゃんの言葉もちょっと気になりますが、もし私が霞ちゃんの昔のことを聞いても多分、分からないと思うのです。
お母様は食器とかススキとか、少しずつ片付け始めておられます。私たちも、お互いに「手伝おうか」といって、お手伝いするのです。
「だんだんね」
(ありがとうね)
お母様も仰います。そういえば、普通の家での”お手伝い”って、初めての体験なのです。作戦でも任務でもない、お手伝なのですね。
<<宴の後:お手伝い>>
それから霞ちゃんと二人で、利根さんを寝室へ運びました。でも霞ちゃんは、少し酔っているので、足元がフラフラして危ないのです。
利根さんは、やっぱり重たい上に、”くすぐったいのじゃ~”とかいって、暴れるので大変だったのです。利根さんを運ぶときに、霞ちゃんは、かなり酔いが回ってしまったようで、本当にフラフラになったのです。
それでも何とか寝室へ運びました。そこにはちゃんと、布団が敷いてあるのです。
「あんたらが、また来ぅと思ってな。買っちょいただわ」
(あなたたちが、また来ると思ったから、買って置いたんだよ)
「申し訳ないのです」
「ええだわ。あんたらが来てくれたら、ウチのも喜ぶけぇな」
(いいのよ。あなた達が来てくれたら、主人も喜ぶから)
「あ、ありがとうございます」
私は、その言葉が嬉しくて、頭を下げました。
今度は島風ちゃんなのです。でも霞ちゃんは、もうフラフラなのです。だから島風ちゃんは私が一人で運んだのです。
それから連装砲ちゃんたち。最初は、お母様が運ぼうとされたのですが、やっぱり普通の人には重たくて無理だったのです。
「なんだ?こげに重たいだぁ」
(なに?こんなに重たいのね)
お母様は、驚かれたのです。
「そうなのです。無理されなくて大丈夫なのです」
私はそう言って、すぐに連装砲ちゃんたちを運びます。
「まぁ、砲台だけぇな。重たいわな~」
お母様は仰います。
「そうなのです。だから利根さんや島風ちゃんは、もっと重たいのです」
その言葉に私とお母様は、なぜか可笑しくなって、思わず二人で笑ったのです。
夜は、ゆっくりと更けていくのです。
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※これは「艦これ」の二次創作です。
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サイトも遅々と整備中~(^_^;)
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「みほちん」とは「美保鎮守府」の略称です。
「みほちん第4部」=「みほちんシリーズ4」です。