「艦娘グラフティ」(第4部)<電チャンと一緒>   作:しろっこ

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私は、お風呂にはいった後、霞ちゃんや、お母様とお話しをしたのです。



第38話<入浴と団らん>

「あんた、風呂に入りない」

(あなた、お風呂に入りなさいよ)

 

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「艦娘グラフティ」(みほちん第4部)

 第38話<入浴と団らん>

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<<宴の後:お風呂>>

 

お母様が私に仰います。

「あんた、風呂に入りない」

(あなた、お風呂に入りなさいよ)

 

「えっ?……はい」

私は答えながら、霞ちゃんの方を見ました。

 

すると霞ちゃんが応えました。

「私は酔っているから入らないわ。せっかく仰るのだから、あなただけでも入ってきなさい」

 

「はい。申し訳ないのですが、そうするのです」

せっかく準備して下さったのですし、遠慮するのもお母様に申し訳ないと思ったので、私はお風呂に入ることにしました。

そういえば、こういう普通の家のお風呂は初めてなのです。いつもは広い入渠施設ですから……とても新鮮なのです。

 

普通の家のお風呂って、小さいのですね。私は浴衣を脱ぐと、借りたタオルを持ってお風呂に入りました。あ、入ってから気付いたのですが、普通のお風呂にはタイマーも何もないのですね。どのくらい湯船に入ったら良いのか、全然分からないのです。あわわ、どうしたら良いのでしょうか?

 

すると入り口のところから声がするのです。

「あんた、困ってない?」

 

霞ちゃんなのです。困ったと思ったら来てくれたのです、すごいのです。私は直ぐに応えました。

「あの~何時間入ったらいいのでしょうか?」

 

すると、ドアの外で大きなため息が聞こえたのです。

「あのね~、普通の風呂は、そんな時間は決まっていないのよ。あなたが温まったと思ったら、それで良いの。何時間も入ったら、お母様にご迷惑だわ」

 

「あ、でも、見当もつかないのです。目安とかあるのですか?」

 

「そうねえ~、10分くらいかしらね。身体も良く洗いなさいよ」

 

「分かったのです」

霞ちゃんって、いろいろな所に良く気が付くのです。すごいのです。大淀さんの補佐が出来るのも納得なのです。

私は軽く身体を洗ってから、湯船に入りました。はぁ~、脱力なのです。

 

独りで入っているから、とても静かなのです。でも、このお風呂に、小さい頃のしれいも入って居たのかな?と、考えると、ちょっと不思議な、でも、嬉しいような、何ともいえない感覚になりました。こういうお風呂は初めてなのですが、これも良いかもしれませんね。

 

<<湯上り:団らん>>

 

「はぁ~」

お風呂から上がると、やっぱり不思議な感覚なのです。いつもは時間を気にして、”入らされている”という感覚なのですが、このお風呂だと、違った感じなのです。霞ちゃんは、普通のお風呂も詳しいのです。

 

「上がりました、ありがとう御座います」

私は、お母様にお礼を言いました。

 

「ああ、こっち来て適当に摘みなさい」

お母様が食卓のところで手招きをします。食卓にはお皿が並んで、おつまみのような食べ物が並んでいます。

霞ちゃんは少し酔っているのですが、お腹が空いたのでしょうか?お皿から少しずつ取って食べながら、お母様とお話をしていたようでした。

 

お母様は私が食卓につくと、ちょっと真面目な顔をされて仰いました。

「今日は有り難うね」

 

「え?いえいえ」

そんな、お礼を言われるような事は何もしていないのです。お母様は続けます。

 

「やっぱり、二人だけだと寂しいって言うかねえ。うちは男の子しか居ないし、家に居たってあの子は何も喋らないんだろうケドね。それでも、ここに居ないって言うのは、何だか寂しいものだからね~」

 

「そ、そうなのですか?」

私は軍隊にしか居ないので、たった独りというのが分からないのです。今までずっと周りは人ばっかりなのです。

 

「何となく、分かります……」

やっぱり霞ちゃんは、分かるようなのです。きっと、戦場とかで、いろんな体験をしているのです。でも、霞ちゃんもそれ以上は、何も言わずに黙っているのです。ちょっと、間が持たないのです。

 

あんまり黙っているのもどうかな?と思っていたら、霞ちゃんが私に話し掛けて来たのです。

「今日のことで、あなたに謝らないとね……」

 

「はい?」

別に、何もされた覚えはないのです。

 




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※これは「艦これ」の二次創作です。
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サイトも遅々と整備中~(^_^;)
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「みほちん」とは「美保鎮守府」の略称です。
「みほちん第4部」=「みほちんシリーズ4」です。
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