第84話
ユウリと対峙しているネクロを見て驚いた
(私に良く似てる)
それもただ似ているなんて言うレベルではない。瞳孔が縦に割れてなければ完全に私と同じだ。それにISもミステリアス・レィディに良く似ている。背中に翼がある点とアクアクリスタルの代わりにビットが搭載されている点を除けば殆ど瓜2つだ
「あは!あははははははは!!!!」
「くうっ!!!」
狂ったように笑っている点だろうか。なんとかユウリの援護をと思うのだが
「はじけて!」
「くっ!やっかいな武器をいくつ積んでるのよ!」
私とユウリの間を2基ずつ飛び交っているビットから拡散する光弾が私とユウリをたくみに引き離す
(くっ!狂ってるように見えるだけってことね!)
さっきから支離滅裂な上に笑っているだけだが、その攻撃の精度は恐ろしいほど高い、それに
「くっ!この程度で!!!!」
「あはっ♪ユウリはやくシンで!」
ユウリもあのネクロも面識があるようで、どこか蚊帳の外と言う感じがする。それでも私がやらなければならないことは判っている
(今のユウリは危険だわ)
普段の冷静さがどこにもない、今はまだ直撃は回避しているが……そのうち直撃を貰うだろう。なんとかユウリの支援に入らないとそのうちユウリが撃墜される。それが容易に想像できるほど、今のユウリは冷静さを欠いている
(あーもう!色々と考えたいことがあるのに!)
私と顔が瓜二つのネクロ。そしてユウリとあのネクロの関係性……そしてユウリが何故私に従うと言ってくれたのか?それはもしかするとあのネクロのなった少女の面影を私に見たから?
(だけどそんなことは関係ない!)
私はユウリを助けたいと思っている。ユウリが私を通じてあの少女を見ていたとかは関係ない、私がユウリを助けて、ユウリと一緒に居る。それだけでいい。まぁ後で事情はちゃんと説明してもらうつもりだけどね♪
「邪魔!」
私の前をゆらゆらと飛んでいるビットにはやてさんに新しく搭載してもらった短剣を投げつける。刀身にうっすらとアクアクリスタルから発生している水でコーティングされた短剣がビットに命中すると
パキンッ!!!
乾いた音を立ててビットは氷の棺の中に閉じ込められ落下していった。その威力を見て思わず冷や汗を流す
(これ本当に使って平気なの!?)
完全に凍結したってことはかなりの低温よね!?一体どんな改造をしたの!?その恐ろしい威力を秘めた短剣に末恐ろしいものを感じながらも
「これで行ける!」
ユウリと私を分断しているビットはこれで動かなくなった。今のうちに間合いを詰めてユウリと合流する、早くユウリをフォローしないと不味い。どんどん気持ちだけが焦ってくる、そんな気持ちになるほど今のユウリは危うく感じた
(お願いだから早く合流してきてよ!龍也さん)
今のユウリには多分私の言葉は届かない、今のユウリを止めれるとしたら龍也さんかツバキさんしか居ない。いま私に出来るのはユウリが撃墜されないようにアクアクリスタルであのネクロの攻撃を防ぐ事だけだった……
(ちっ不味いな)
ユウリと楯無がとっくに離脱しているものと思っていたがまだ残っている。しかもネクロと交戦している
(早く合流してやりたいが)
「炎よ!雷よ!我が敵を穿て!」
イナリと名乗ったネクロが連続で放つ札術とアヌビスのコンビネーションが思ったよりも硬い
「おおおっ!!!」
「烈火刃!!!」
突っ込んでくるアヌビス目掛け炎のクナイを投げつけ。イナリの札術はプロテクションで防ぐ
「ふーん。2対1だから楽勝だと思ったけど結構厄介なのね守護者って?」
「当たり前だ。ただ1人で10年以上我らと戦い続けた相手だ、そうそう討ち取れるような首ではない」
アヌビスとイナリが余裕と言う感じで会話しているのを見て確信した。あの2人の目的は私を倒すことではない。第一ネクロだって念話を使える。態々口にしたということは私を焦らせるためか挑発だ
(互いに倒したくもあるが逃げたくもある。嫌な状況だ)
戦闘能力は私の方が上だが、どちらもそう簡単に倒せるネクロではない。どちらかに集中してしまえば片方の対処が遅れる。いくら私が1対多に長けていたとしてもこの状況は不味い
(動くに動けんな)
下手に動けばこの拮抗状態を崩すことになる。そうなれば何かのきっかけで総崩れになりかねない……私はイナリとアヌビスを見据えて、この拮抗状態からの突破口を探し出す事にした。倒せないと判っているのなら何かのきっかけを待ってその機に一気に離脱するしかない。だがユウリと楯無のほうにもネクロが居る、悠長に考えている時間はないだろう……その僅かな一瞬を作り出す方法はある。だがそれには多少時間が掛かる……どうもこの世界のネクロは連携を重視しているようで本当に厄介だなと思いながら
(私がそっちに合流するまで何とか持ち堪えててくれよ。ユウリ、楯無)
2人の戦闘センスを信じるしかない。幸いにも2人で居てくれているのが不幸中の幸いだ、2人なら互いに互いの死角を補うことが出来るからだ。私はアヌビスとイナリの隙を伺いなら術式構築を始めたのだった……
いつかは対峙すると思っていた。だが冷静で居られるとワタシは思っていた、だが実際こうしてセリナと対峙するといろいろな事を思い出してしまった。研究所で互いに互いを励ましあったことや、交わした約束の数々。そういったことを思い出すたびに心が軋むのを感じた。戦いで冷静さを欠いたら待っているのは死だと判っていたはずなのに
「う、おおおおおおッ!!!!」
ワタシの目はセリナだけしか写していなかった。ワタシが護れなかった存在がこうして目の前に敵として現れた、後悔は激情となりワタシの心を埋め尽くした
「いこう?ユウリわたしとイッショにネクロのところへ♪」
けたけたと笑いながら、高速で後ろに移動しながら手にした和弓から次々と光弾を打ち出してくるセリナ。その射撃は驚くほど正確でそして凄まじい速度で連射されてくる
「それがどうした!!!」
回避なんて考える状況ではない、ワタシは腰部右に搭載された雷切を抜き放たれる弾幕を切り払おうとするが
(ぐっ!?これは)
1発・2発と弾いただけで改修し強度が上昇したはずの雷切に目に見える亀裂が走る。それだけ高密度の攻撃と言うことか!だがそれが判ったとしてもワタシに立ち止まるという選択肢はない。皹の入った雷切を振るい光弾を弾いていると
「ふふっ。やっとわたしのまあい」
楽しそうに笑うセリナの声が聞こえたと思った瞬間
(な。なんだあれは!?)
セリナの構えていた和弓に黒い不死鳥を模した矢が番えられていた
「これでまたいっしょだね?オチテ、ユウリ」
歪んだ笑みを浮かべたセリナの手から黒い不死鳥が放たれた。それは信じられないスピードでワタシ目掛けて突進してくる。普段ならば多少ダメージを受ければ、童子切丸安綱の威力が増すと考え受け止めようと判断するが
(これは駄目だ!?)
かすっただけでも絶対防御が発動する。それほどの密度を持った攻撃だと判る。だが今から回避するには距離がたらなすぎた
(よ。避けれない!?)
セリナを追って加速していたのが仇になった。前に進んでいるワタシと向かってくる攻撃のスピードは殆ど同じこのタイミングでは避けれない
「ユウリッ!
横手から感じた驚き顔を上げるとワタシがいた場所には楯無が居て、そして次の瞬間
ドンッ!!!!
まるでトラック同士の交通事故のような音を立てて楯無が吹っ飛び。ビルを貫いてコンクリートの地面に叩きつけられた
「え?」
思わずそんな呆けた声が出るくらいワタシは混乱していた。楯無に庇われた、あの致死性の攻撃から……コンクリートにたたきつけられた楯無は完全に気絶しISも解除されていた。ワタシが思わず楯無を見つめていると
「……クスクス……」
さっきまでの大声ではなく静かにだがその笑いの中に秘めた狂気は先ほどまでの非でない。背筋が凍るような笑い声に振り返ると
「あなたがユウリを……しばっているのね」
憎悪を宿した暗い瞳で楯無を見つめたセリナは和弓を天に向けて構え
「きえて、ユウリはわたさない!スターダストッ!!!!」
上空に放たれた光弾は突然弾けセリナを中心に弾幕の雨となった。周囲のビルを破壊しながら降り注ぐその雨を見た瞬間
「おおおおおッ!!!」
ワタシは瞬時加速に入っていた。降り注ぐ光弾を追い抜き気絶している楯無の前に回りこみ
「単一能力。核同調(コアトレース)……起動(ドライブ)ッ!!!」
単一技能のコアトレースを発動し迫り来る光弾に対峙していた。コアトレースはISと自身を完全に同調させる単一技能。簡単に言うのならISサイズの人間になる技能だ。ラグが無くなり普通のISとは比べられないほどのスピードと精密さを得るが、その代償は大きい。もしこの状態で絶対防御が発動しようものならばそれだけでショック死しかねないほどのデメリットがある。それを知ってなおワタシは楯無を守るためにコアトレースを使った。躊躇いも死への恐怖もなくだ
(こんなにもワタシの中で楯無の存在は大きくなっていたのか?)
思わずそんなことを考えてしまった。それでも身体は動き迫り来る光弾を長曽禰虎徹で打ち落とし始めた。刀身に皹が入り、方の装甲が弾け飛び、そこだけもがれた様な痛みが走るがそれでもなお長曽禰虎徹を振るい続ける。
「はっ……はっ……はっ……」
まるで何時間もそうしていたような気がしたが、実際は数十秒にも満たない攻防だった。それでもワタシの身体はボロボロで長曽禰虎徹の刀身は中ほどから折れて存在してなかった。それに両腕の装甲は殆ど使い物にならない状況で腕が軋んでいるのが判る。それでも倒れずにセリナを睨んでいると、セリナは急に頭を抱えて
「くらいんですこわいんですしにたくないですまだなにもわたしはつたえてないあなたになにもかえしてないどこにいるんですかはなさないでいなくならないでたすけてくださいゆうりゆうりゆうりゆうりゆうりゆうりゆうりゆうりゆうりゆうりゆうりゆうりゆうりゆうりゆうりゆうりゆうり」
突然壊れたように繰り返し呟くセリナ。その姿にワタシは龍也に聞いた話を思い出していた
(拒絶反応か!?)
ネクロの細胞と人間の体は全く異なるつくりをしている。稀にネクロ化しても拒絶反応が起こり自我が希薄になるネクロがいると龍也は言っていた。今ならセリナをしとめることが出来る……
(ワタシがやるんだ、私がセリナを……)
指を動かすのも辛い状況でも自分がやらなければ成らないことは判っている。痛みのせいなのか、それともセリナを殺すことへの恐怖なのか、震える手で童子切安綱を抜こうとした瞬間
「離脱するぞ!ユウリ!」
ボードのようなものに乗った龍也が上空から降下して来る。その後ろからは無数のネクロが追ってきている
「た、龍也!?まてあのネクロ「後にしろ!LV4が出てきた!」
龍也の一喝にワタシは黙り込むしかなかった。それだけの気迫が込められた言葉だった。龍也は楯無を脇に抱えて
「乗れ!このまま離脱する」
サーフボードのような形状をしているが銃機やブレードの姿が見える。これも魔法使いの武器なのかもしれない、そんなことを考えながらボードに乗る。上空ではセリナが頭を抱えて苦しんでいるセリナを回収するネクロの姿があった
「何か因縁があるのは判る。だが今は我慢しろ、今回はスコールとオータムの回収が目的だ。それが済んだ以上これ以上この場に残る理由はない」
言い聞かせるように言う龍也。確かにその通りだ、目的は達しているしアマノミカゲは中破し楯無は気絶している。この場は離脱するのが正しい選択だ
「次がある。死ななければな。時に敗走しても良い、次勝てばいいのだからな」
その言葉には妙な重みがあった。だからかワタシは
「経験談か?」
「その通りだよ?血反吐を吐き泥を啜ろうが……生き残れば勝ちなんだよ。次があるからな!!!」
ボードを急に反転させネクロの攻撃を回避する。スカイサーフィンなんていうレベルではない、形容しがたい感覚がワタシを襲う。急旋回のGとかが半端じゃない
「こ、これでどうやって逃げるんだ!?」
ネクロの数はどんどん増えているし、ボードに3人乗っているからかスピードはそんなに出ていない。到底振り切れると思わずそう尋ねると
「飛べ」
「は?」
余りに簡潔な言葉に思わず尋ね返すと龍也は実にイイエガオで
「飛ぶぞ、結界の外に飛んだら自爆させる」
龍也がボードの真ん中を踏むと明らかに爆弾を思われるものが現れる。なんて者で迎えに来てるんだこいつは!?一瞬年上とか自分より強いとか、セリナのことでさえ消し飛ぶインパクトがあった
「よし。飛ぶぞ!!!」
「ちょっと待てエエエエエエ!!!」
龍也はそう叫ぶとワタシを米でも担ぐかのように担ぎ上げボードのうえから飛び降りた。下手な高層ビルよりも高い位置から……思わずそう絶叫してしまった私は悪くない。悪いのは
「アイキャンフラーィッ!!!!」
むちゃくちゃ楽しそうにしているこいつの頭の中だ。そしてこんなのの下で働いているであろう名も知らない魔法使いに同情するのだった……
「どうなったんだ?」
龍也から無理やり乗せられた大型バイクの上で息も絶え絶えと言う感じで呟くオータム。だがそれも無理はないスピードメーターは楽に200は出ていた。乗ってる人間の負担は考えるまでも無いだろう。左腕だけでなんとか身体を起こして上を見ると
「アイ!キャン!フラーィッ!!!」
「馬鹿かアアアアアアア!!!!!」
龍也の楽しそうな声とユウリの絶叫が聞こえたと思った瞬間
ズンッ!!!!
とんでもない音を立てて私とオータムの前に龍也が着地した。肩にユウリを担ぎ、脇に楯無を抱えてだ
「ずいぶんと衝撃的な再会ね」
考えられる中で最も凄い再会方法だろう。ユウリは珍しく目を回している。それは当然とも言えるだろう
「よう、無事に逃げ切れたみたいだな。良かった良かった」
そう笑った龍也は目を回しているユウリと楯無を地面に横にし
「よし、そろそろだな」
龍也がそういった瞬間まるで地震のような衝撃が辺りを襲った
「な。何をしたの?
「ん?ネクロをおびき寄せて魔力爆弾で一掃した。多分上位レベルは撤退しただろうが、下級は全滅しただろうな」
爆弾……街中でなんてものを。あ、でも結界の中だからいいのかな?そんなことを考えていると
「八神龍也。これから私とスコールはどうなる?」
バイクから降りて若干の緊張の色を見せながらそう尋ねるオータムに龍也はにっこりと笑い
「客人として扱わせてもらう。なーに、IS学園でも私と敵対すると言う選択肢はとらないだろうからな」
そう笑いながらユウリと楯無の治療をしている龍也は
「心配しなくてもいい。この世界での戸籍が無理なら私の世界で暮らしてもらうことになるが、そこで戸籍も仕事も用意しよう。私は貴女達を歓迎する」
随分と景気のいいことを言ってくるのねと思っていると
「今は少し休むといい、詳しくはIS学園で話をする。出来たらネクロの近況のこともそこで聞かせてくれ」
「それがお前が私とスコールを保護する条件って事か?」
「そう受け取ってもらっても構わない。受け取り方は人それぞれだからな」
笑っているだろうという気配を感じながらオータムに
「いいじゃない、戸籍と仕事まで用意してくれるなら悪くないわ。彼にしたがってみましょう」
「スコールがそう言うなら私に文句はないさ。それに死ぬかもしれない状況で拾った命だ。恩は返さないとな」
オータムは口は悪いが義理堅い、きっとこういうと思っていた。私は治療を終えたであろう龍也は
「よし。ではIS学園に帰るか。そこでスコールの治療の事を考える」
私の治療?そう聞いて私は嘲笑の笑みを浮かべて
「無理よ。この手術はネクロがやって「心配ない。私の仲間にもお前と同じ存在が居る、しっかりと治療できる。また歩けるし走れるようになるはずだ」
修理ではなく治療。半分機械である私にはその些細な言葉が嬉しかった。タスクでは治療ではなく修理と言われていたから……半分機械だからと差別されていたから
「と言うわけだよ。治療が終わってからこれからどうするか考えてもらえると嬉しい。決断するのは貴女達だからな」
そう笑う龍也はさっき同じようにユウリと楯無を担いで私とオータムの前に立ち
「転移する、下手に動くなよ」
こうして私とオータムは今までと全く異なる道を歩むことになる。そしてその先に待つものが何なのか?それは何もかも判らないが。きっとこれから私とオータムの進む道は明るい。そんな予感がしていた……
丁度その頃ミッドチルダでは
「うーむむむ。中々興味深いよね龍也の考えることは」
デバイス開発局局長であり。詠って踊れて戦える科学者を自称する「ジェイル・スカリエッティ」は龍也から送られて来たISを対ネクロ用に改造する図面。しかも重要なところは
『考えてくれ』
と書かれてあった。ISとデバイスは似て非なる物、それをネクロ用に改造するのは並大抵の頭脳では不可能だ。ISでネクロにダメージを与えるのは難しい。それをやるにはISコアの出力UPに装甲の改修やることが山ほどある
「そこを私に考えろと?龍也も無理難題を言ってくれる」
そうは言いつつ私は笑っていた。それだけ難易度の高い事を私になら出来るという確信があって言っているのだ、ならばそれに報いるのが友人としての勤めだろう
「さーて!じゃあIS学園に見せ付けてやろうか!天才の頭脳と言うものをね!」
あんな自画自賛をする天才ではなく本物の周りから正当な評価を受けた天才の力を見せてやる。幸いにも改修予定のISの元のデータは全部送られて来た。それを元に改造案を纏めるなど容易い事だ
「だが元が来なくちゃなぁ」
改造元がなければ改造は出来ないし、実際に見てみないと改造なんて出来はしないし、装備の相性とかも考えないといけない。
「1度こっちに戻ってきてくれるといいんだけどなあ。出来たら代表候補って言う子達もいっしょに」
その子達と話をしてどんな装備がいいのかとか聞きたいしな。自分の好みじゃない武器を搭載されても嫌だろうし
「ほんと、1度帰ってきてくれないかな。龍也」
地下の研究所からのモニターに写っている訓練所では
「うがあああああ!!あにきーッ!!!」
「ヴィータさんが発作を起こした!?止めないと六課が大破するううう!!!」
「もう!どうして2日1回は暴走するかな!!!」
「話してる暇があったらアイゼンを取り上げろ!六課が本当に壊れるぞ!!」
龍也に会えないことで凶暴性が増しているヴィータ君が暴れはじめそれを鎮圧しようとしているシグナム君たちを見て
「本当1階帰ってきてくれないかなあ。龍也」
そのうち六課が完全に崩壊してしまうその前に帰ってきてくれないかなあと僕は思ったのだった……
第85話に続く
次回はIS学園の話になります。向こうも向こうで問題が起きているのでその話にしようと思います。話数が増えてしまうのですが必要な話なのでやりたいと思います。それでは次回の更新もどうかよろしくお願いします