ソード・アート・オンライン 〜理想の中の現実〜   作:DQkzk

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はい、頑張って書きました。(これからテストなんだけど)
勉強やりたくないです。特に暗記系。覚えるのに時間がかかりすぎる。
今回は物語に何も進展ありませんね。環境について少し触れた程度でしょうか。本当はもっと書きたかったんですけどテストに専念するため(前に約束したので)に少なめです。これに関しては本当にすいません。


個人情報

あの後帰って来てからすぐにフィリアと別れ、宿の一室に籠っていた。

 

今日の戦果はボスのLAと宝箱一つか…

 

短剣《ポイズン・ファング》と宝箱の中身《カレス・オーの水晶瓶》だ。後者はいいとして前者はなんだ?毒の……牙?獣?

 

………わからん!英語は何言ってるかわかんねーよ。歳下のキリトに語彙力完全に負けてるし。

 

………とりあえず毒付与ってことはわかったからいいか。攻撃力もそこそこだし、使えそうだな。あの戦いに見合ってはないけど価値はあったな。……戦闘の課題が山ほどあったから見合ってない訳じゃないか。

 

あと、こいつとったフィールドは危険だから後でアルゴに言って注意促しとくか。他の情報も取られそうで心配だけど。

 

 

 

〜翌日〜

 

と言うわけで今レストランでアルゴを待ってます。その間に朝食用に頼んだサンドイッチを食べる。うん、なんともいえない味だ。不味いわけではないけど美味いわけでもない。だが食感がとてもいい。シャキシャキしていて、フワフワもしている。やはりサンドイッチはこうでなくては。評価をつけるとしたら中の上だな。

 

そんな意味のない評価をつけていたがアルゴに来なかったので、今度はコーヒーらしきものを注文した。暫くしてコーヒーらしきものが届いたので一口含んでみる。

 

 

 

 

 

 

……

 

 

 

…………うん、これは違う。何が違うかって、味がなんか変。苦味はまさにそれなんだが、深みが全くなく、少しドロドロしている。味もコーヒーと呼べるものじゃないし。色に目を瞑れば青汁って言われても通用する気がしてきた。よし、こいつの名は黒汁で。

 

余りの不味さに目を瞑り、背もたれに体を預けて上を向く。まだ味が口の中に残っていて気持ち悪い。気分がよくなるまでこのままでいるとだんだん口の中の気持ち悪さが抜けてきた。

 

一息ついて元の態勢に戻る。すると俺の向かい側の席に黄色の髪の毛で頬にペイントしている女性がいた。俺は急に出てきた女性に対して「うおぉっ!」という素っ頓狂な声をあげてしまった。

 

「アル坊、女性にあった瞬間に変な声をあげるなんてオネーサン悲しいゾ」

 

訂正、女性はアルゴだった。

 

「じゃあ急に出てくんのやめろ」

 

「ニャハハ、辞めないヨ。アル坊の反応が面白いからネ」

 

くそっ、アルゴに会うたびに毎回やられるんだよなぁ。その度に俺が驚いて変な声をあげるから面白がっているし。《索敵》スキル取ろうかな?こいつの対策のために。

 

「で、今日はどんな情報をくれるんダ?《(ミスト)》サン」

 

「その名で呼ぶな。あんまり好きじゃないんだよ」

 

そう今はビーラーの他にも色んなあだ名がつけられた。その一つが(ミスト)で、由来はというと速すぎて霧散したように見えるのとすぐに攻略に取り掛かり、すぐに引き上げるから誰も顔を見たことがないからだそうだ。それにアルゴが情報規制をかけているのから中層以下の連中の間ではビーラー=(ミスト)とはなっていないらしい。なので(ミスト)の俺は中層では軽く有名人らしい。

 

ビーラーもビーラーで今でも危険人物になっていて目の敵にされている。迂闊にビーラーなんていったら非難の嵐だろう。もしかしたら襲われるかもしれない。現に前に何度かあったけどな。まぁ俺の敏捷で速攻で逃げたが。

 

「いいじゃないカ。……で情報はなんダ?」

 

「…………はぁ、16層にある隠しダンジョンの情報だ。モンスターやボスの情報も出す。ただモンスターがとても強いから中層のプレイヤーに迂闊に近づかないように情報を流してほしい。これがこの情報の対価でいい」

 

「わかったヨ」

 

〜情報提供中〜

 

……これで終わりだ」

 

「なるほどナ、確かに危険ダ。オレっちがしっかり伝えとくヨ」

 

「助かる。……あと、聞きたいことがあるんだがいいか?」

 

「なんダ?」

 

「いつもの攻略情報をくれ。あと霧としての俺じゃなく、アルスとしての情報を買ったやつがいるか教えてくれ」

 

いつものというのは攻略会議がどれくらい進んでいるのかとか最高レベルとか諸々だ。とりあえずボス戦に関わること全てだ。

 

「わかっタ…………これが情報だ。次のは別料金ダ」

 

アルゴから情報が乗った皮用紙をもらい、情報の料金を払う。前者の分はマップデータの件で終わらせてある。

 

「………1人買っていったナ。アル坊のバーソナルデータとかほとんど全部カナ。買ったやつを知りたいのカ?」

 

俺のデータなんか買うやついるのか?もちろん霧やビーラーとしてなら買われるかもしれないが(主に暗殺や好奇心で)アルスの名前を知っていて買うやつなんてアスナかキリトぐらいしか思いつかないんだが(現に最初の頃は買われた)。しかもこいつビーラーや霧には俺に交渉か売らないのにアルスの名指しで聞かれると速攻で売りやがる。規制してくれるのは有難いんだけどなんでアルスだけ規制しないんだよ……

 

「頼む」

 

とりあえず誰なのか知っておきたいので教えてもらう。大方キリトだろう。

 

「確かフィリアとか言ってたナ」

 

予想とは違っていた。まさかフィリアだとは……

ん?待てよ、ってことはこいつか!俺の居場所を教えたのは。おかげで俺のソロライフが終わりを迎えたじゃねーか。

 

忌々しげな目でアルゴを睨みながら言う。

 

「……そうか、お前か」

 

「おいおい、落ち着いてくれヨアル坊。殺気立ち過ぎて顔が怖いゾ」

 

睨みつけたまま殺気を放出しているので何で俺が怒っているのか理解できないアルゴが怯えている。今にも逃げ出しそうなくらいだ。

 

これを見てるとさすがに理不尽かと思い直して殺気を鎮める。

 

「ふぅ、悪い少しイラついただけだ。……もう俺からは何もないな」

 

「そ、そうカ。じゃあオレっちはこれで。これからもよろしくナ、アル坊」

 

明らかに安堵した顔でアルゴはこの場を後にする。

 

アルゴが見えなくなってから俺は先ほどアルゴから受け取った皮用紙に目を通す。

 

……どうやらこれによるとボスの情報は全て集まったらしく、今日の会議で確認して明日倒しにいくらしい。まぁこれに全て情報が載っているから俺は行かなくても平気だな。できれば攻略組のやつと会いたくないし。

 

(さて、そろそろレベリングに行きますか)

 

そう思い、皮用紙をしまって席を立とうとする。が俺の横に人が立っていて無理だった。誰かと思い見上げるとそこにはキリトの顔があった。

 

「……久しぶりだな、アルス」

 

「そうだな、キリト。ここに飯を食いにきたのか?なら黒汁は頼むのやめといた方がいいぞ。じゃあ俺は行くから」

 

そう言って俺は強引に店を出ようとするがキリトに肩を強く掴まれ、出られなくなった。

 

「どこに行くんだ?まさか会議すっぽかす気じゃないだろうな」

 

「いや、俺には会議より大事なことが」

 

俺は懸命に抜け出そうと試みるが筋力パラメーターの差でどうやっても抜け出せなかった。

 

「……来たくないのもわかるがさすがに直前の会議には来てくれ」

 

キリトが諭すように言ってくるが俺はもう既に行かないと決めているのでそんなことはお構いなしにいう。

 

「嫌だ」

 

「……ならこのまま引きずっていくか」

 

「……」

 

「……」

 

「……………冗談だろ?」

 

「やってみるか?」

 

「はぁ、わかったよ。行きますよ」

 

キリトの目が本気だったのでこれは無理だと悟り、こちらが折れました。俺の決断力しょぼくね?

 

こうして仕方なく俺は会議に向かうのだった。

 




なんか虚しい
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