ソード・アート・オンライン 〜理想の中の現実〜 作:DQkzk
というわけで少し頑張ってみました!
というのは嘘でテスト勉強の息抜き程度のつもりでしたがいつの間にか2時間もたってました(笑)勉強がぁぁぁぁと嘆いている今日この頃です。
始まりの街を出た俺たちは≪ホルンカ≫という村に向かった。
その途中にモンスターが出たが俺たちは目の前のモンスターだけを倒しながら先へ進んだ。そのときのキリトがとてもすごかった。鬼気迫る顔で敵を屠る姿は見ていて背筋に寒気がするレベルだった。
≪ホルンカ≫に着くとまず俺たちはモンスターのドロップ品を売り、その
俺はキリトの付き添いで片手長剣≪アニールブレード≫を手に入れるためにとあるクエストを受けた。
このクエストは≪リトルペネントの胚珠≫というアイテムを病気になった娘がいるおばさんの元へ届けるというものだ。
俺ももしかしたら片手長剣が必要になると思ったので一応クエストを受けた。え、何?片手長剣なんて要らないって?使わなくても売ればいいんだ売れば!もちろんすぐに取れなかったら諦めるつもりだ。
かくして俺とキリトのリトルペネント狩りが始まったのである。
「んでお前スキル何にするつもりだ?」
フィールドに向かう途中、キリトに聞かれた。俺はまだレベル2なので選べるスキルは2つだ。
「1つは短剣、もう一つはまだ決めてないな。」
「俺は片手長剣と索敵かな。もう1つはすぐに決めなくてもいいぞ。」
「わかった。ゆっくり考えるとするさ。」
そうやって話しながら俺たちはフィールドに出た。フィールドには早速リトルペネントが沸いていた。俺たちはすぐに狩りを開始した。
俺たちの戦闘スタイルはまず俺が短剣で先制攻撃または相手の攻撃を相殺してキリトがスイッチして大きな一撃を食らわせるというものだった。
このコンビはなかなかよい組み合わせだと我ながら思った。
狩りを始めてから1時間もたったが未だに≪花付きリトルペネント≫が見つかっていない。今さっきまでいたリトルペネントの群れの最後の1匹を倒すとファンファーレが鳴り響いた。キリトのレベルが4になった。
「おめでとう。」と言いながら俺は周りへの警戒を怠らないでキリトに近づいた。「あぁ。」とはにかみながらキリトは剣を納めた。
「ステ振りどうするんだ?」
「基本は筋力、敏捷2:3かな。そういうお前はどんなビルドにしてんだ?」
「俺はもちろん敏捷極振りだ!」
「なんでそんなに堂々としてんだよ…」
キリトが呆れながら言った。まぁ…間違っても敏捷極振り最強とか言わないよ?厨二じゃないからな。
そんな会話をしてると背後から手を叩く音がした。慌てて後ろを向くとそこには1人の少年がいた。
「ごめん…驚かせちゃったかな?僕はコペルって言うんだ。僕も一緒にやってもいいかな?もちろん僕も協力するし、胚珠を全員分取るまで付き合う。そうすれば狩りの効率も上がるし、いいかな?」
俺もキリトも断る理由がないので了承し、3人で狩りを再開した。するとキリトの索敵スキルに引っかかったものがあった。その方向に目を向けてみると≪花付きリトルペネント≫がいた。
(よし!)と思いすぐさま駆けていこうとするとキリトから静止の声がかかった。
「≪実付き≫もいるな…」
実付きとは実を付けたペネントのことでその実を破壊するとペネントを呼ぶフェロモンを発して大量に仲間を呼ぶらしい。
「どうする?」
俺がそう聞くとコペルが
「僕が実付きのタゲをとるから君たちは花付きを倒してくれ。」
「わかった。くれぐれも実を割るなよ。」
そう俺が言うと「……わかった。」とコペルが答え、それぞれの敵へと挑んだ。
俺は自慢の敏捷を活かしていち早く敵に迫り、ツルでの攻撃を
俺たちはドロップした≪リトルペネントの胚珠≫を拾い、そのままコペルの援護に向かった。だがコペルは「ごめん…」といい片手長剣≪スラント≫を放った。その剣の軌道はまっすぐ≪実≫に吸い込まれていき、割った。
「何考えてんだよ!こんなことしたらたくさんのペネントがよって来るだろ!」
するとコペルは茂みの中に走っていきその姿を消した。おそらくスキル≪隠蔽≫を使ったのだろう。
「くそっ。あいつ逃げやがった…」
俺が悔しげにうめいている中、キリトは悲しそうな目でこう言った。
「コペル。お前知らなかったんだな。≪隠蔽≫は俺たちの同じように目で敵を探すやつにしかいい効果は得られないんだよ。例えばリトルペネントのようにな。」
「……っ!」
近くの茂みでコペルが身体を強張らせたのが伝わってきた。
かくや俺たちも目の前に現れたリトルペネントの数に圧倒されていた。
「数はざっと20くらいか…」
「やるしかないな。」
俺たちは猛然と挑んでいった。ただひたすら相手の攻撃を
数が残り5になったところでまたリトルペネントがやってきた。こっちも5。残っていた奴をキリトが、新たにきた敵を俺が相手をした。俺は最後の気力を振り絞って1匹ずつ倒していった。
残りラスト1匹との攻防を繰り広げているとき思わぬ不運が俺を襲った。足を滑らせて
(こんなところでも未だに運のなさは健在かよ)
自分の境遇を呪う。こんなところで死ぬのかなと少し諦めてしまったとき、背後から剣を構えた少年がツルを受け止めていた。
「早く立て!体制を立て直せ!」
キリトが守ってくれたのに安堵しつつ俺は立ち上がり、キリトが
その瞬間まるで緊張の糸が切れたようにその場に座り込んだ。
それから5分くらいたってからキリトとともにコペルを探した。けれども見つかったのはコペルが使ってたスモールソードとバックラーだった。
「死んじゃったんだな。」
「あぁ…」とキリトは残念そうな顔をしていった。
「俺が倒している相手に花付きがいたんだ。あいつももう少し頑張ってやれば取れたのにな…」
「仕方のないことだったんだ。あいつが
俺たちはコペルの墓を建てた。その後村に戻ってクエストをクリアした。
もちろんコペルの分もしっかり≪アニールブレード≫に変えた。え?何?横取りはせこいって?そんなもの受け付けないよ?受け取る奴がいないんじゃ勿体無いからな!冗談ですごめんなさい。
宿屋に入りベットに潜って今日の出来事を振り返った。当然まとめることはできないけれどこれだけは確かにわかった。
この世界で人々は必死に生きているのだ。今日のこのクエストが始めてのPK未遂だが、それは自分が生き残る為にしたことだ。こんなPKがたくさん起きなければいいが…
そう思いながら俺はまどろみの中で落ちていった。
部活で疲れ気味の作者にとってはもうテスト勉強は苦行ですね。キリトばりに脳の回転率を求めてもう少しで焼き切れるところでした。
感想などありましたらばしばしください!見たり返せるものは返します。面白かったら次も見てください。よろしくお願いします!