ソード・アート・オンライン 〜理想の中の現実〜   作:DQkzk

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テストが終わったのでようやくのんびりかけました。
ここからは原作に沿いながらところどころオリジナルを入れる感じです。


第2層序章

俺はキリトともに次の街へきた。

 

その途中、俺にアルゴからメッセージがきた。

 

【迷惑かけたナ、お詫びにひとつただで情報を売るヨ。」

 

(おぉ、すごく嬉しい内容の文がきたな。大方アスナかエギルに聞いたんだろう。じゃあこれでいいかな。)

 

【じゃあ圏外で人目がなく安心して寝泊まりできるところを教えてくれ。】

 

メッセージを打ち終わり、あるスキルをスロットにいれたところで俺はキリトに気になっていたことを聞いた。

 

「お前、これからはアスナと行動するんだろ?」

 

キリトは不思議そうな顔をした。まるでなぜアスナと俺が組むんだというみたいに。

 

「なんで俺とアスナが組むんだ?」

 

(やばい、当たっちゃったよ。)

 

「お前まだソロを続ける気か?アスナとコンビならもっと狩りが楽になるだろ。」

 

「確かにそうだけどレベリングの効率は落ちるからな。」

 

(判断材料そこかよ…厄介払いできないじゃないか。)

 

俺が変な悪だくみをしていたのを勘付いたのかキリトが少し訝しげな目で俺を見ていたので慌てて言葉を返した。

 

「そうか、それでいいならいいが」

 

この話以降俺たちは互いに何も言葉を発することなく次の街に歩いていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

着いてから俺は(キリトがいるんだったら俺、いらなくね?)と思った。なんで今更気づいたんだよ俺…

 

俺が変な思考をしている間にキリトがアクティベートしようとしていたので慌ててキリトを止めた。

 

「おいおい、ちょっと待てよ。買わなきゃいけない物があるから少し待ってろ。」

 

そう言って俺は街にきたら買おうと思っていたフードつきのマントを買った。

 

これについてキリトは何も言わなかったのでだいたい察しがついたのだろう。

 

「じゃ、アクティベートしといてくれ。俺は隠れるから。」

 

そう言って俺はさっき入れておいたスキル≪隠蔽≫を使った。マントが黒色だったためハイドレートにボーナスが少しついていた。

 

これならキリトから隠れられると思ったがすぐに看破(リピール)され失敗。

 

「勝手に隠れるなよ?次隠れようとしたらアスナを呼ぶぞ。それにそれあればわからないよ。」

 

キリトに説得(半ば強制?)され渋々了承した俺はキリトとともにアクティベートした。

 

すると街開きを待っていたのかすぐにたくさんの人がきた。俺はそれを見た瞬間キリトを連れてすぐに路地裏に隠れた。

キリトがどうしたんだよという顔をしているがスルーして姿を見られてないか確認しに行ったが、転移門開通で喧騒が激しかったため誰も気づいていないようだった。

 

俺はそのことに安堵してついため息が漏れた。

 

「なんで周りを気にしてんだよ。多分まだボス戦に参加したやつしか知らないぞ。」

 

「わかってないなキリト。アクティベートする前から俺たちがいるんだから俺たちがボスを倒したってわかるだろ?そんなことになれば人混みの中心になることは一目瞭然だ。」

 

「そういうことか。」

 

俺たちはほとぼりが冷めるまでしばらく隠れて、そのあと何気ない顔で人混みの中に紛れた。

 

 

 

 

 

 

 

その後俺は用事があるからと言ってキリトと別れ、アルゴとともに依頼した場所へと歩いて言った。

 

その際何故かアルゴは何度も「絶対恨むなヨ。」と言っていたが俺には何のことかわからないので「俺から依頼したのに恨むわけないだろう。」と返していた。

 

俺たちが来た場所は2層の外れにある大きな岩がたくさんあるフィールドだった。

 

そこにはモンスターはほとんど出ず、小さな小屋が一つあるだけだった。

 

俺は(ここなら人目を気にせずに過ごせるな)などと考えながら周りを見渡していた。

 

「ーーーーーーーーーーーー小屋の中にいるNPCに声をかければ始まるよヨ。」

 

(おっと、アルゴからの説明が始まってたか。)

 

アルゴが言った通りNPCに話しかけ、話を聞き流し、適当な相槌を打っていると急に【クエストを開始しますか?】というウィンドウが出てきた。

 

何も聞いていなかった俺は(クエスト受けたら泊まれんのかな?)と少し疑問に思いつつ、YESを押した。

 

「ではこの岩を割るのだ。それが汝の修行だ。成し遂げれば技の全てを授けよう。」

 

…………………………………え?

 

「ちょっと待てよ!これどういうこと?」

 

意味がわからず狼狽えている俺を尻目にNPCのオッサンはこんなことを仰った。

 

「この岩を割るまで山を下りることは許さん。汝にはその証を立ててもらうぞ。」

 

この言葉を言い切ったあと、オッサンは墨と筆を取り出し俺の顔に左右に3本のヒゲを書いた。

 

状況についていけなかった俺は暫し放心した。

 

 

 

 

その後状況把握すると何かのスキルのクエストを受けたことしかわからなかった。

 

「アルゴ、これはどういうことだ?まずこれはなんのクエストだ?」

 

「さっき言ったヨ、アル坊。これはエクストラスキル≪体術≫のクエストだヨ。このクエストを受ける代わりに泊まることができるんだヨ。」

 

アル坊とはアルゴが俺につけた渾名だ。キリトのことをキー坊とか言ってたし、アルゴはかなりネーミングセンスが悪いらしい。

 

「つまりあれか、俺は泊まるためにこのほぼ無理難題なクエストを受けたということか…ついでに言うとお前のヒゲの正体このクエが原因だろ。」

 

「おぉさすがアル坊。理解が早くて何よりダ。」

 

俺が苦虫を噛み潰したような表情をしているとアルゴが

 

「いやー、得したな、アル坊!結果として≪依頼の場所≫、≪エクストラスキル≫、≪おヒゲの理由≫の3つの情報を手に入れたんだからナ!お祝いにもう1つ教えてあげるヨ。その岩……鬼ダヨ!」

 

「そうだろうな………」

 

(変な依頼しなければよかったな…)

 

俺はもう諦め、頑張って割ることにした。

 

俺の当初の目的(誰もいないところで密かにレベリング)は達成した。だがこのクエストをクリアしたのはあれから1週間(クエスト)+3日(レベリング)後だった…

 




時間が少ない…
テストの点数やばいし…
これが俗にいう詰みですね…
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