なんなんでしょうねこのタイトル。
自分で書いて寒気がしました。
話は変わりますがついにHRが200行きそうですよ!
この暇人が!と友達に良く言われます。
僕としてはミツネ装備してくれて頑張っているハンターさんを見るだけで勝手にランク上がっていきます。
正月は従兄弟達を手伝うので賑やかそうで楽しみです。
「これは……骸骨?」
サーヴァントじゃない?
「お気をつけください百十様、
「スミレの自動マーキングは敵を反応するが…なるほど、そういう事か。」
「どうする?百十‼︎」
「もちろん蹴散らせ!
たぶん親の残した、たぶん大切なこの家を傷つけさせるな‼︎」
「たぶんは余計だよ⁉︎」
とは言いつつもお二人さんさすがの戦闘力。
次々に骸骨を蹴散らしていくではありませんか。
「私の剣の前に散れ!
パーシヴァルの剣が輝きを増し、骸骨を蹴散らしていく。
「す、すげぇ……」
(なんだ今の⁉︎
斬撃?じゃない…??)
「って、おわっ‼︎」
骸骨兵が近いてきやがった‼︎
「百十‼︎…させない!」
スミレが双剣を巧みにぶん回していく、助かります本当。
「悪い、助かった!」
「セイバーさんが蹴散らしてくれるおかげだよ……っと‼︎」
操作して後ろの骸骨を砕かせた。
「油断せずいこう!
新手にも気をつけてくれ‼︎」
「「了解!」」
(しかし骸骨を操るサーヴァントがいる…筈なんだよな?
今なら絶好なチャンスだが…)
「‼︎」
パーシヴァルさんが何かに気付いた様だ。
「診療所も襲われている…‼︎」
「元爺さんを助けてやってくれ!
こっちはスミレでなんとかなる‼︎」
「かたじけない!
敵を撃て‼︎
「………‼︎」
(あんな離れた位置まで…⁉︎
誘導作用のレーザーか?)
なんて考えている場合じゃない‼︎
スミレの操作に集中だ!
「きゃっ⁉︎」
くそ、数が多すぎんだろ……‼︎
なんとかならないのか⁉︎
「百十、これ使って‼︎」
「うおあ⁉︎」
スミレがナイフを投げて来た、危ねえ……
「麻痺投げナイフだよ、当てれる?」
「なるほど……」
ガンアクション世界一と世界チャンピオンの腕パクった俺のダーツ術舐めんなよ。
「命中‼︎」
「さすが私のマスター‼︎」
ナイフをさらにパスされてスミレを援護していく。
なるほど、この手があったか。
スミレちゃんマジナイス!
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
「任せろ……スミレ‼︎」
麻痺投げナイフを命中し、骸骨を硬直させた。
「せいっ!」
んでもってスミレが硬直した骸骨を斬りつけた。
「「よし‼︎」」
部活の掛け声みたく拳を合わせた。
てか痛ってええ‼︎
なんて力だよ手加減してくれ。
「百十様、ご無事ですか?」
「ああ、スミレのおかげで大丈夫だ。
そっちは?」
「幸いマスターの方角へ向けた召喚は多くなかった様ですし、こちらも問題ありません。」
「そうか……なんとか切り抜けたのかな。」
(しかし…雑魚兵だとしてもなかなかの数だ。これを召喚した主はそこそこの魔力を投げ打ってでも今回の襲撃に価値がある収穫をしようとした?)
なんのために…そんな考えがオレの頭をぐるぐる廻る。
「百十!やったね‼︎」
「あ、お、おう‼︎」
スミレがくっついてきて我に帰った。
まあ細かい事は後だな。
「痛っ……」
「どうしたの⁉︎」
「骨の残骸で足をひっかけたっぽいな。」
あれ、このパターンはどこかで…
あ、やばい。
「じゃあまた…する?」
「な、や、やめろその言い方‼︎
回復薬Gもったいないし自然回復でいいって!」
「資金カンストして遊び気分で回復薬999個買ってたし農家がドン引きするくらいハチミツ量産したから大丈夫だよ‼︎」
「ちょ、読者の前でそんな事言うな!」
「もー、つべこべうるさい‼︎」
「んぐぐ……⁉︎」
もの凄い力で色気の無い口移しをされる。
「ぷはっ……お前人目を考えてくれよ…」
「えへへへへへへへへ」
へが多い。
てかパーシヴァルさんの前で……
「なるほど、仲がたいへんよろしいかと思いましたが……
お二人は婚約なさっていたのですね!」
「うん、そうだよ。」
「違ーう‼︎」
なんか、こう、なんだ。
疲れる………
ぐったりとして家へ入った。
「それはそうとお腹空いた!」
「あ……わ、私も少々……」
溜息を一つ吐き、
「飯作ってるから、今の内に風呂入ってきてくれ。」
とオレは風呂場を指差した。
「はーい。
セイバーさん一緒に入ろう?」
「私ですか…?構いませんが…」
ぬぬ…美女2人か羨ましいなあ。
「百十も一緒にどう?」
「誰の飯作ると思ってんだ。」
(なんでわかるんだ怖い…)
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
「おっ、百十の使ってるスポンジ発見…ふひひひひ」
逆の立場なら完全にアウトな事をスミレはしていた。
「……スミレさんは…本当にマスターの事を好いてらっしゃるんですね。
何か特別な理由があると見ましたが…」
「特別な理由?
そんなの無いよ〜?私は百十が本当に好き。理由なんてそれでいいの。」
回答になっていない返事をする。
そしてスミレは少し考え…
「うーん……でもやっぱりあるかな、理由。」
「⁇」
「私達ハンターはさ、腕のあるプレイヤーをとても好んでいるは確かだよ。
その人のおかげで名は知れ渡るし優遇されるし!いいことづくしだね。」
「なるほど、百十様はその腕がかなり立つが為にスミレさんは大好きなのですね。」
「それもそうだけど私は違う。
腕が立つプレイヤーは火事場……私達の特殊なスキルを発動させる為にわざと体力を減らしたり爆弾で自爆させたり……私達にとっては決して楽じゃ無い事をする時もあるの。」
「……なるほど。」
「でも百十は全くそういう事はしない。
他のプレイヤーにも変わり者扱いされる事もあるけど私を第一に考えてくれた、だから百十が大好き。」
「優しい方ですね、百十様は……あなた程の実力者が惚れてしまう訳ですね。」
「うん……あはは、なんか恥ずかしいな……」
少し狭い湯船で2人は笑った。
「あいつら遅いなあ……
飯冷めちまうぞ。」
話題の原因ともなるマスターを差し置いて。
話の展開があんまり進まなくて申し訳ないです…
ただシリアスさを出来るだけ抜いて書きたいのでほのぼのとした作品にしたいのですよ。
こんな作品でもゆっくりと付き合って頂けると嬉しいです。