ぬらりひょんの孫ー陰陽物語   作:ヤマタノオロチ

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VS牛鬼組

捩目山頂上・牛鬼組屋敷ーーー

 

 

 

 

奴良組本家から帰ってきた牛鬼を中学生くらいの青年・牛頭丸が迎えた。

 

 

「お帰りなさいませ」

 

「変わりないか牛頭丸?」

 

「先程山に獲物を入らせておきました」

 

「そうか・・・では予定通りに計画を進めてリクオを私のところに連れて来るのだ」

 

「はい!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃リクオ達は山の頂上にある別荘に向かって歩きながらどのようにして皆を守るかを考えていた。相手が牛鬼とはいえ、組の妖怪達が襲ってくるとも限らない。

 

 

「これからどうしますかリクオ様?」

 

 

皆に聞こえないようにチビテラスはリクオの隣に寄って小声で話しかけた。

 

 

「テラと氷麗はカナちゃん達を守って。僕は清継君達を守るから」

 

「そんなっ!リクオ様を一人にすることは・・・」

 

 

リクオの命令に氷麗は反対したけど、リクオが「もう妖怪になれる」と「テラを必ず守ってほしい」と言われたので結局は従った。

その後別荘にたどり着くと女子は温泉に、男子は山で妖怪探索しに行った。

 

 

 

 

 

 

チビテラスside

 

 

リクオ様の気がどんどん山の方に向かって離れていくのが感じる。

私は今カナさん達を守るために普段の姿に戻り、雪女さんと一緒に温泉の入り口の外で見張っています。

 

 

「あぁ~~若は大丈夫でしょうか!?もし何かあったらどうしましょうテラ様!!」

 

「アゥ~~」

 

 

慌てている雪女さんを落ち着かせようとしても今は狼の姿だし・・・やっぱり人の姿のままでいるべきだったでしょうか?けどずっと人の姿のままだとかなり力を消耗してしまうし~~(汗)

 

 

 

「「ギャアアアアアァ!!!」」

 

 

 

「「!?」」

 

 

温泉の中から巻さんと鳥居さんの悲鳴が聞こえた。

 

 

「待っててくださいテラ様!今扉を開けt、アツイィィィ!!?」

 

 

扉を開けた瞬間、蒸気と熱湯がかかって雪女さんは一目散に逃げた。しばらく私は呆然としていたけどすぐに正気に戻って中に入るとそこには蜘蛛の妖怪と牛の妖怪とを相手に必死に戦っているゆらさんがいた。

 

 

「嫌ーーーこんなとこにも妖怪がーーー!!」

 

「・・・って違うよ!!白い子犬だ!!」

 

 

やはりこの娘達には体の模様が見えないようですか。私は二人の間を潜り抜け、筆技・水郷を使って温泉の熱湯を操って妖怪達の動きを封じた。

 

 

「な、なんだぁ!?あの犬っころは!!?」

 

 

蜘蛛妖怪の頭の上に少年が乗っかっているのが見えた。あれからはあまり悪い妖怪である気は感じませんが、こいつらの指揮者である以上容赦はしません!そう思って私はゆらさんに隣に近づいて大きく吠えた。

 

 

「ワン!!」

 

「わぁ!?何やこの変な模様した犬は!!」

 

 

驚いているゆらさんに私は必死に妖怪達を指揮している妖怪の存在を教えた。吠えている方向を見て彼女が気が付いたのを確認して私はある方向に走り出した。

 

 

 

 

side end

 

 

 

 

 

 

ゆらに存在を気が付かれて式神が一斉に襲い掛かってくるのを見て馬頭丸は慌てた。

 

 

「げげっ!!や、やばいよ~~どうしよう~~(汗)」

 

 

そう言って馬頭丸が周りを見渡して岩陰に隠れている巻と鳥居の姿が目に映った。二人を人質などにすれば逆転できると思い、手に操り道具を持って二人に放とうとした時に目の前に突然水柱が現れた。

 

 

「何だこれは!?」

 

 

突然の事に驚きの声を上げて、さらに上の方に気配を感じて顔を上げてみるとそこにはチビテラスがいた。馬頭丸の次の行動を読み切ったチビテラスは神器を構えて思いっきり殴り飛ばした。

それと同時にゆらの式神にも攻撃されたので馬頭丸は温泉に落ちて気絶し、部下の妖怪達も吹き飛ばされながら慌てて逃げ出した。

 

 

「・・・・・(正直あの犬がいなかったら危ないところだった。一体何やったろうか?)」

 

 

そう思ってゆらはチビテラスを探すが、すでにチビテラスは温泉の中から姿を消していた。

ちなみにどこに行ったかと言うと・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ひええぇ熱いです~~溶けちゃいます~~~(泣)」

 

 

必死にシャワー室の水で体を冷やしている氷麗の近くの場所で欠伸をして眠っていた。

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