ぬらりひょんの孫ー陰陽物語   作:ヤマタノオロチ

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ついに大神の妖怪キャラを出せましたーーー!!
大窯怪との戦いを考えるために必死にゲームをやり直すなど・・・時間がかかってしまいましたが、なんとかうまくできました。


死闘!VS大窯怪

大神の世界で甦って黒い渦に吸い込まれた大窯怪(おおがまのけ)はしばらく途方に暮れていたが、四年前より此処を住処にしていた。最近流れた旧校舎の怪は大窯怪が人を襲って食っていたのが原因だった。突然現れた大窯怪に雪女と青田坊はリクオを守ろうと前に出て警戒した。

 

 

「な、何なのこの妖怪?」

 

「分りません。奴良組の妖怪でこんな奴はいないはずです!」

 

「んん?お前さん・・・最近噂になっている奴良組三代目か~~~?」

 

 

教室の床から上半身だけ出して大きな目でギョロリと大窯怪はリクオを見つめた。

 

 

「う、噂?」

 

「妖怪でも人間でもない中途半端な奴で自分の下僕を簡単に捨ててしまう奴であるとなゲロ!」

 

「!?」

 

「ちょっとあなた!!」

 

「てめー若に何言いやがるんだ!!」

 

 

リクオを馬鹿にした言葉を言う大窯怪に側近の雪女と青田坊が激しく怒鳴り散らすが、大窯怪はそんな二人を見て笑い、大きな手でリクオを指さしながら言った。

 

 

「何を怒っているんだゲロ?ワシは本当の事を言っただけゲロ。それが違うというなら妖怪になって証明してみろゲロ!!」

 

「僕は、僕は・・・!」

 

「それ見ろ!妖怪になる事ができないということは真実であると言う事だゲロ。お前はぬらりひょんの孫の名を語る嘘つきだゲロ!!」

 

「う、うあああああぁぁぁ!!!」

 

 

大窯怪の言葉を聞いてリクオはその場に耳を塞ぎながら蹲った。

側近達が声をかけてもリクオは必死に頭を横に振って「違う」と呟くだけだった。

 

 

「情けない奴だゲロ。しかし・・・・・こいつを消せばこの場所は永久にワシの物になる。息子達この小僧を殺してしまえゲロ!!」

 

 

 

「「「「「ゲコーーー!!!」」」」」

 

 

 

大窯怪の命令を聞いて蟇怪(がまのけ)達が一斉にリクオ目掛けて襲い掛かった。

さらに火の属性を持つ窯怪は雪女、雷の属性を持つ窯怪は青田坊、氷の属性を持つ窯怪はカラス天狗へと自分達が倒しやすい敵目掛けて襲い掛かってきた。

そしてリクオにはーーー

 

 

「これでもくらえゲローーー!!」

 

「!!」

 

 

大窯怪が舌を出して蹲っているリクオを叩き潰そうと勢いよく振り下ろした。

舌がリクオに当たる寸前、教室の入口から何かが飛び出して来て舌を攻撃し、リクオの目の前に現れた。

 

 

「な、なんやゲロ!?」

 

「テ・・・テラ?」

 

 

その正体は狼の姿のチビテラスだった。

一件何ともないように見えるが、彼女はここにくるまでにかなりのスピードで駆けていたので凄まじく体力が消耗していた。

それでもチビテラスは大きく唸り声をあげて大窯怪を睨みつけた。しかし大窯怪は嬉しそうに笑った。

 

 

「ゲコゲコ!まさか日の御子がいるとは思っていなかった。あの時の屈辱・・・今ここで晴らさせてもらうゲロ!!」

 

 

雄叫びをあげて大窯怪は頬っぺたを膨らませてチビテラスを押しつぶそうとした。

チビテラスは素早くかわして神器を使って大窯怪を攻撃した。

 

 

 

 

シャッ!!

 

 

 

 

素早く動くチビテラスを捕まえようと大窯怪は長い舌をチビテラスに向けて勢いよく伸ばした。しかしこれもかわしてチビテラスはさらに攻撃を加えた。

窯怪達も雪女や青田坊らにどんどん倒されていって状況は大窯怪側が不利になりつつであった。

 

 

「(ぬぅ~~~このままではあの時と同じゲロ。何かいい方法は・・・)」

 

 

チビテラスの攻撃に耐えてながら大窯怪は勝つ方法を考える。

その時目に映ったのは未だに尻もちをついたまま戦いを見ているリクオだった。

 

 

「(ゲコゲコ♪いい物を発見ゲロ)ベロォ~~~ン!」

 

「うわぁ!?」

 

「!?」

 

 

チビテラスを振り払い、素早く大窯怪は舌を出してリクオを捕まえて盾にした。

 

 

「ゲコゲコ♪いいか日の御子・・・一歩でも動いてみろ。この小僧の命はないゲロ!」

 

「ウゥ・・・・・」

 

 

悔しそうに唸っていたチビテラスだったが観念するかのように唸るのをやめた。

それを見て大窯怪はニヤリと笑った。

 

 

「そうだそれでいいゲロ。そのままワシの舌で潰されてしまえゲローーー!!」

 

 

頬っぺたを再び脹らましてチビテラス目掛けて振り下ろした。

 

 

「ふざけんな・・・テラを・・・・・俺の女に手ぇ出してんじゃねぇーーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

ザシュッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぎゃあああ!痛いゲローーー!!」

 

 

妖怪になったリクオは懐から妖刀・祢々切丸(ねねきりまる)を出して舌を切り裂いた。

あまりの痛さに大窯怪は床から飛び出してその場に転がった。

 

 

「ワンワン!」

 

 

チビテラスの見つめる先には貝殻で守られている大窯怪のへそがあった。そこが弱点であると思ったリクオは祢々切丸を構えて走り出した。

それと同時にチビテラスが筆業・桜花(おうか)の花咲で貝殻を開かせてリクオがへそを突き刺した。

 

 

「そんなっ。また負けるなんて・・・・・」

 

 

大窯怪は口から大量の妖気を出しながら消滅したのと窯怪達も消滅した。

一段落つくとチビテラスは人の姿になってリクオに近づいた。

 

 

「リクオ様大丈夫でs「すまねぇテラ!!」えっ!?」

 

 

チビテラスが近づいたのと同時にリクオは頭を下げた。

 

 

「昼の俺が弱いせいでお前を危険な目にあわせちまった・・・」

 

「・・・・・私はリクオ様の嫁になる者なんですよ。あんな奴にやらりような弱い体ではありませんよ(ニコッ)」

 

「そうか・・・まぁ、お前は体もいいが胸もいいしな」

 

 

そう言うとチビテラスは顔を赤くしながらリクオを注意した。

その後、リクオ達はカナ達を連れて旧校舎をあとにした。

そんな彼等を遠くから気付かれないように後を追いかけていた鯉伴とアマテラスが優しい目で見つめていたのは余談である。




いかがでしたか?
原作より早くリクオを覚醒させました。
次回よりリクオは昼でも記憶が残っているようにしますので!!
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