モモンガ様迷惑を受ける   作:大きな像の金槌

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サブタイトル詐欺かも


8.六腕

ガガーランに手ほどき?を受けてから、女性に対しての免疫が薄れてしまったグレンさん。

 

調子に乗っていくつもの娼館に行き女性と遊んでいた。。

 

さすがにLV100は尋常じゃない体力を利用しているので特別な娼館を紹介してもらうことになったのだが・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

教えてもらった場所に着くと、空気が怪しすぎる・・・・・・なんというかボッタくりバーの様な怪しい雰囲気だ。

 

でも、ここ数日の行動で分かったのだが、lv100のプレイヤーとなると、もはや敵はいない。

 

どんな状況に陥っても、力ずくでどうとでもなるだろうというのが安心を生んでいるのだが・・・・それが災いした。

 

ここのオーナーらしい人に、ここの説明をしてもらった。サキュロントという名前らしい。

 

ここでは殺さない限り自由にしていいらしい。

 

――――――さすがにSMというかDVプレイに興味は無いのだが、口に出しづらい・・・・

 

結構な額を取られて部屋に案内されるが、明らかにおびえている女性がいる。

 

というか、結構な怪我をしているように見える。こんな身体でこんな商売を出来るのか?

 

いや、まぁお金でいろいろやったけど、うん・・・・何となく反省・・・・・・

 

「あの、怯えなくてもいいよ。さすがにその身体をみてする気は起きないから」

 

なるべく優しく声を掛けるのだが、もっと怯えてしまった。俺ごときでは想像できないことをされたのだろうか・・・・

 

だけど治療くらいはしないと。あれほどの状態なら何らかの病気にかかっている可能性だってあるんだ。

 

近寄って、手をかざす。大治療(ヒール)

 

 

全ての怪我、病気が癒され、その愛らしい顔が見える。

 

「うそ・・・・・でも、どうしてもっと早く助けてくれなかったのっ」

 

見当違いも甚だしいが、今までぶつけられなかった怒り、悲しみを次々と吐いていく。

 

 

 

 

理不尽だ・・・・・・・・・・が、聞かなくても聞きたかったことが聞けた。

 

 

 

ああ・・・・聞くんじゃなかった。

 

ここでは、これほど酷いことが行われているのか。

 

元の世界でもこれは無いぞ?いや・・・たぶん・・・・

 

何となくムカついてしまった。そうと決めれば行動に移すだけだ。

 

なんか、最近短絡的というか、我儘になってる気がする。元の世界に比べて力があるせいか、俺の進む道を阻むなら邪魔をするな。

というか、俺の機嫌を損なうようなことをするんじゃねぇ。という気になる。

 

 

 

 

庶民がとんでもない力を得ると、こうなるという証なのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

この子はツアレという名前らしい。

 

「付いてこい」

 

手を引っ張り、部屋の外へ出て、そのまま出ていこうとする。

 

「お客様、外へ連れ出すことは許可していないのですが?」

 

さきほどのサキュロントと言っていたいた奴だ。

 

「ここでのやり方が気に入らない。だから彼女は貰っていく。後ほど、ここ潰しに来るから待っててくれ」

 

 

なんという我儘っぷり。俺ってこんなに我儘言うような奴だったっけ。

 

「おい、テメェふざけているのか」

 

肩を捉まれ、殴られそうになった。ので、腕を掴んでおもいっきり握りしめたら・・・・・潰れた・・・・・

 

 

 

 

 

 

そのまま無視して外に出て来たたら、他に追ってくる奴が一人いる。困ったな。とっても邪魔だ。

 

と思ったら、外に出たら、こっちの入り口は路地裏のようだ。何故かこの場所に似つかわしくない紳士服を来た老人がいる。

 

「テメェ。うちの従業員をどうする気だ。」

 

「はぁぁ、従業員って、こんな卑劣なことをする場所で働かせて、いいと思ってるのか。完璧にこの娘の意思を無視してるじゃないかっ」

 

「あんただって、それを承知でここに来たんだろうが。いまさら何を言っているんだ。」

 

 

 

 

いや・・・・・こんな場所だと知っていたら・・・・・怒って突撃していたかもしれん。

 

 

 

 

 

「知るかっ。少なくとも俺が許せんから連れ出しただけだ。」

 

 

「そんなオプションは無いっ。あんたが途中で帰るのは勝手だが、その娘は置いていけl

 

「やかましい、俺が嫌だと言ったら嫌なんだ」

 

そう言ったら、ツアレが俺の後ろに隠れるように動いた。

 

 

 

 

「路地裏とはいえ、もっと冷静に話し合うべきではないでしょうか?」

 

 

 

 

あら、あれだけの怒鳴り合いなのに、このお爺さん見てたのか。

いつからいたんだ?

 

 

 

「おっと、これはお見苦しいところを見せて申し訳ない」

 

「じじい、あんたは関係者じゃないんだ。すっこんでろ」

 

 

第3者から見ても、落ち着いて欲しいって言ってるのに激高しているんだ。程度の低い奴だ。

 

 

 

 

「ああああああ、もう面倒くさい。つまり彼女を連れ出す場合、追加料金を払えばいいわけだろ?オプションって言っていたんだから

可能だろ。」

 

適当にポケットに入れていた金貨を10枚ばかり放る。

 

 

 

「お、俺じゃその判断はできない・・・・」

 

「じゃ、聞いて来いよ。」

 

「それは出来ねぇ。」

 

「聞きに行けないってことは別にかまわないってことだな?」

 

そういって、地面に向かって拳を叩き付ける。

 

 

 

 

あ・・・・・・・思った以上に凹んだ。

 

 

 

 

怯えたのか知らないが、動かなくなってしまった。そのまま立ち去ろうと思うけど、この執事服の人はどう対処しよう。

 

 

 

 

「お見事でした。今の一撃であれば、この程度の者は立ち向かおうとは思わないでしょう。」

 

 

 

おや、敵意はない・・・それ以前に今の地面を凹ます打撃にすら何も感じていない?

 

 

 

「そうですか?それよりも、この辺りは危険があるようなので、帰った方がいいですよ?」

 

 

「そのようですね。念のためですが彼女は大丈夫ですか?」

 

「ああ、大治療(ヒール)を使いましたので、問題無いと思います」

 

 

 

執事は、セバスは第6位階にある魔法を使う人間がいたことに驚く。

 

セバスは微かに驚いた。この世界では3位階の魔法を行使するだけで英雄と呼ばれるのに、6位階を使うとは。

だが、奴隷のような立場の人間を助けるなら素晴らしい人間だと思う。

 

誰かを助けるのはあたりまえっ

 

そう言っていた造物主を思い出す。

 

なら、この場でこの者に対して敵対行為を行わなくても問題はないだろう。

そう思い、この場を立ち去るとする。

 

だが・・・・

 

「何かあれば、私もお力添えをしますので」

 

そう言って、この場を立ち去ることにした。

 

 

 

 

 

 

あの執事さん?格好いいなぁ。ただ立っているだけなに、雰囲気というか、なんか格好いい。

ああいうオーラ?雰囲気を漂わせられるようになりたいなぁと思ったんだ。

 

 

 

 

 

 

さて、街中から王城に戻る道筋で、この娘どうしよう?というか、この娘だけ助けても、ここでの行為は続くんだよなぁ。

 

こういうのは根っこから潰さないと解決にはならない(たぶん、今まで読んだ小説とかでもそう言ってる場面があったし)

 

とりあえず、この子を部屋へ連れて・・・・・行ってどうするっ

 

借りてる部屋に女の子を連れ込めるかっ・・・・・

 

―――――こういう商売が王国では許されているのかガゼフさんに聞いてみよう。まずは、そこからだ。

 

 

 

 

 

 

ガゼフさんは怒っているようだ。王国では王女の行った政策で奴隷制度が廃止されたらしい。それにともなって、そういうった娼館も

禁止されたとのこと。

 

 

じゃぁ乗り込んで、潰せばいいじゃんということをオブラートに包んで伝えてみるが、貴族が関わっているらしい。

 

???じゃぁそんな貴族潰して、というか貴族位をはく奪すれば?と思ったが、そうはいかないらしい。

 

下手に貴族位をはく奪したり、潰したりすると反発者があとを絶たなくなり王国そのものが崩壊する危険があるらしい。

 

 

 

 

まったく・・・・なんのための国だよ・・・・国民がいるから、国は成立するのだろうに。貴族がどれだけ偉いか理解不能だ。

国民のために国があるんだろうに、貴族のために国があるとか思っているんじゃなかろうか。

 

 

 

 

「ガゼフさん、ようは王が強権を発動させようとするから問題になるわけでしょ?」

 

「そうなのだが?」

 

「じゃ俺個人が動いて、こういった娼館を潰して、貴族が違法を犯しているって証拠があった場合は?」

 

「それは・・・確かに証拠さえ掴めれば王命によって対処は可能だが、グレン殿に危害が与えられる可能性が・・・」

 

「つまり、問題は無いんだ。個人で動くとなると、ちょっと面倒だ・・・・ガゼフさん。ちょっと頼まれてほしいんだけど。

今、馬小屋で世話になっている、シロモフの世話を頼まれて欲しいんだけど。あと、さっき連れ出してしまったツアレさんを少しの間で

いいから匿ってもらえない?」

 

 

 

さすがに、シロモフの様な目立つ魔獣を連れてっては逃げてくださいと言っているようなものだ。ツアレは・・・助けた手前見捨てるわけ

にはいかない。

まぁシロモフは、この世界のlv基準からしてもやられることなんてないだろう。

 

 

一応、こちらを追跡しているものがいないか確認しつつ、ガゼフ宅へお邪魔する。ちょっと大きいだけの質素な家だ。もっと良い所に住めば

いいのに。

 

出る時も警戒しつつ、先ほどの娼館へ向かう。ツアレのことは、ガゼフ宅の老夫婦に任せれば大丈夫だろう。

老人というのは、こうも人に優しく接することができるのだろう。

かつての祖母を思い出す。年の功は偉大ということかな?

 

 

 

さぁ先ほどの娼館に戻ってきたのだが、おや、人の気配がない?いや・・・少しだけ・・・・

入ってみると、ガガーランがいた。イビルアイさんも一緒だ。

 

「おう、元童貞。」「どうしてここに来たんだ?」

 

二人から、気楽?な声がかけられる。

 

「元童貞は酷いなぁ。憧れの姉さんからそう言われると、ちょっとね。さっき、ここの客としてきたんだけど、あんまりな対応に、従業員を

連れ出ちゃって、あとで文句を言いに来るって伝えたから文句を言いに来たんだけど・・・」

 

「こういう遊びを覚えちまったか。ほどほどにしとけよ?」

「ふん」

 

うわぁ・・・・なんか引かれてる・・・・やっぱり女性からするとこういうのは理解できないか。これからはほどほどにしておこう。

 

 

 

 

ここで行われていたことを軽く説明した。

 

どうやって治療したかって部分は、そのまま大治療(ヒール)でと伝えたら、第6位階の魔法を使えることに驚かれてしまった。

そういえば、第3位階の魔法が使えれば魔法詠唱者としては大成しているんだっけか。

 

 

「ガゼフさんに確認はとったんだけど、俺もここまで酷い事をしている奴らは許せないと思ったんだ。で、総元締めを叩こうと思って

ここに戻ってきたんだけど、全員逃げてたか。」

 

「私たちも以前から八本指を追っていたんだ。その1か所がここらしいと当たりを付け探りに来たんだが・・・

お前さんが暴れたせいで逃げたようだ」

 

 

 

ほんのちょっと地面叩いたりしただけなのに、いや、腕潰したりしたけどさ・・・・・・

 

 

「金を渡して出て来たのか・・・・・もしかすると面倒になるかもしれないな」

 

「どういうことなんです?」

 

「金を渡したということは、奴隷売買と取られるかもしれない。王国では奴隷の売買は禁止されているからな」

 

 

 

そうだったか・・・・・理不尽な法律と思うもの事もあるが、ルールを守らなければ、不当と思えることでも逮捕されてしまう。

これはこの世界でも同じか・・・・まったく特権階級というやつは苛立つな。でも、今の俺は力があるから逃げれると思うんだけど・・・

 

 

 

「仕方ない。イビルアイ、他の場所も行ってみるか?」

 

「いや、予定外の荷物を拾ってしまったんだ。戻るとしよう」

 

「予定外の荷物って、俺ですか・・・・」

 

「お前は能力はあるかもしれないが、考えなさすぎるようにみえる。もし、という言葉は起こってからでは遅いんだ。安全のためには

戻った方がいいだろう」

 

 

 

 

lvは圧倒的に上のはずなのに、はっきりと正論を言われては逆らえない・・・・・

 

 

 

 

その後、数日は大人しく蒼の薔薇の面々に読み書きを習っていた。

夜はクライム君と会話をしながら、読み書きを習う。

 

 

そのラナー王女の話となると、クライム君の態度が違うような?

もしかして身分違いの恋とかだったりして。直球で聞いてみたら、慌てふためいたので確定だろう。

応援したいけど、どうすればいいんだろう?

庶民が王族と一緒になるって、かなり難しいだろう。英雄にでもなれば可能かもしれないけど・・・・

 

 

 

その後何日か真剣に習ったおかげで簡単な読み書きは出来るようになった。

読み書きのついでに、訓練場で遊びがてらガゼフさんの部下と訓練していて分かったことがある。

王国内には俺より強い人間はいない。

陽光聖典と戦ったけど、あれも相当な強さを持っていたのかもしれない。

ガゼフさんが近隣諸国最強と言われているのは間違いが無いようで、蒼の薔薇も言っていた。

だけど、蒼の薔薇が人類最高級の冒険者といわれても、負けることは無いだろう。

 

 

一回手合せしたいけど、ガガーランとは・・・戦いたくない・・・・

 

 

さて、だいたいの読み書きは出来るようになったはず。

試しに、物を鑑定に出して読み書きと話が成立するかを試したくって魔術師ギルドに向かうことにした。

というのも、前に奪った魔封じの水晶にいくらの査定が入るか知りたかったんだよね?

 

 

 

 

 

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