休憩時間
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ザワザワ ザワザワ
達也と一夏は、周りから凄まじい好奇の視線を受けながら会話を続けている。
何と言っても、教室内に加えて廊下からという新たな視線も加わったからだ。
「この視線どうにかならないか~?」
一夏は、この凄まじい視線に悩んでいるみたいだ。
「仕方があるまい。俺たち男性には場違いの場所だからな。」
「そう言われてもなぁ~。 3年間も耐えられるかぁ~?」
「まあキツイだろうが、せいぜい一週間程度だろう。それまで耐えればいい話だ。」
達也は、一夏の悩みを軽く流す。
その時、一夏は疑問を抱いた。
「達也はなんでそんなに平気なんだ~?」
一夏は平気そうな顔をしてる達也に問いかけた。
「俺も、かなりキツイぞ?(尤も、俺には感情が欠落してるからそう見えるのも仕方がない。)」
またもや、簡単な答えが返ってくる。
その時
1人の女子生徒が近づいてきた。
「司波、少し一夏を借りていいか?」
女子生徒は、一夏を指差し尋ねる。
「ああ、構わない。 それと、俺の事は達也と呼んでくれて構わない。(この生徒が、篠ノ之 束博士の妹、篠ノ之 箒さんか。どれ程の実力者なのか、少し気になるな。)」
「感謝する。 一夏、行くぞ。」
箒は、一夏を連れて行き
達也は、1人取り残された。
残された達也はというと、
「(読書でもするか。)」
仮想端末を開き、読書を始めようとした。
その時
「ちょっとよろしくて?」
達也は、声のした方に目をやった。
声の主は如何にもお嬢様といった女性だ。
「ああ、構わないが。(この女性が、イギリス代表候補生 セシリア・オルコットか。)」
達也は簡単に返事をする。
「あなた、先程に出て行った猿とは違い
かなりの腕利きと見られますわ。
どうでしょう?私とISで勝負をして
もらえないでしょうか?」
達也は、いきなりの申し出に驚きつつも
即座に答えを返した。
「イギリスの代表候補生に、決闘を申し込まれるとは光栄な話だが、その申し出は断らせてもらう。」
「理由を、お聞きしても宜しいでしょうか?(私の申し出を、断るですって!?)」イラッ
セシリアの表情が少し変わる。
「(気に触る事でも言っただろうか?)」
達也は、彼女がなぜ苛立っているのかを考えながら理由を述べた。
「君は、俺を買い被っているようだが、俺はそんなに出来た人間じゃない。 加えて、いきなり代表候補生に普通の生徒が勝てる訳がないだろう? これが理由だ。」
達也は、淡々と理由を述べセシリアに聞かせた。
その直後、セシリアの表情は冷めたものとなり、
「所詮、男性は男性なのですね。私のとんだ見当違いでしたわ。それでは失礼しますわ。」
と、捨てゼリフを吐き
セシリアは自分の席へ戻っていった。
先程まで騒いでいた女子生徒達も
何事かと会話を中断し静まり返っていた。
数秒後に、一夏と箒も戻ってきた。
いつもの雰囲気と違うことに気づいた一夏は、
「達也、なにかあったのか?」
と達也に尋ねた。
「イギリスの代表候補生に決闘を申し込まれ断った。それだけだが。」
達也はそう答えた。
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キーンコーンカーン
ガラガラガラー
教室のドアが開き
織斑先生が入ってこられた。
「初日だからと言って、授業が無いなど言わないからな。それでは授業を行う。参考書の6ページを開け。」
授業が始まろとしたところで
織斑先生は異変に気づく。
「おい、織斑。参考書はどうした?」
その異変とは、一夏の机上に用意されてる筈の参考書が無いということだ。
当の一夏は、
「俺だけ配布されませんでしたー。」
と、答えた。
その時、『ピキッ!』という効果音が響いた。
そう、織斑先生の顔に青筋が現れたのだ。
「貴様、最近なにか捨てなかったか?」
織斑先生は、妙な質問を一夏にした。
「えーと、確か最近は タ◯ンページを捨てたぐらいです。」
「その本の色は?」
「たしか、グレーでした。」
直後、
『ビュンッ!!』
出席簿が、ありえぬ速さで教室を駆けた。
到底、普通の生徒には見えぬ速さだ。
そして
『ズバッ!!』
一夏の頭にクリーンヒットしていた。
達也はこの光景に驚いた。
「(織斑教諭は、ホントに魔法を使っていないのか・・・・・・!?)」
「馬鹿者っ!それが、ISの参考書だ!」
千冬は、激昂したあと
不出来な弟に呆れていた。
「後で、再発行してやるから取りにこい。内容は一週間で覚えろよ。いいな?」
「(弟には、甘いんだな。)」フッ
達也は、この光景を見て1人思う。
「(俺も、深雪にはこれぐらい甘いのだろうか?)」
「さすがに、そ「覚えろ! いいな? 拒否は許さん!」はい。」
一夏は千冬の圧力に負け、
その条件を吞み込めざる終えなかった。
「この馬鹿者が参考書を無くしたので授業が進まんな。 変わりに近いうち行われるクラス対抗戦の代表者を決める。自薦他薦で構わない。」
千冬は、授業ができないと見て、
春先に行われるクラス対抗戦の代表者を
決めると言い出した。
ザワザワ ザワザワ
「私は、織斑くんを推薦します!」
「私も織斑くんがいいでーす!」
「私は、司波君がいいと思います!」
「右に同じく。」
など、クラスの女子は
一夏と達也を推薦し始めた。
もちろん達也たちの意思は無視で。
「では、この2人のどちらかで決めるがいいか?」
『バシィン!!』
1人が机を叩き立ち上がる。
「その様な選出の仕方、私が認めませんわっ!!ここは、実力の差がわかるよう決闘が望ましいと思われます!」
織斑先生は、オルコットの説を聞き
なぜか楽しそうな顔をしていた。
「(司波の実力を見るいい機会だ。)
オルコットの意見は確かに一理あるな。
やはり方針を変更する。司波、織斑、オルコット
一週間後、第3アリーナで
選抜戦をやってもらう。用意をしておけ。」
キーンコーンカーンコーン
「以上で、この時間は終わりにする。」
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次回に、戦闘シーンを持ってこれるよう頑張ります。
戦闘描写が、難しそうになるので
更新が、遅いかもしれません。