IS学園の司波達也   作:ともやん☆

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入学編 IV

何事も無く午後の授業が終わり

現在は、放課後だ。

 

 

「司波。 織斑。 少し待て。」

 

織斑先生は、教室を出ようとしていた

達也たちを止めた。

 

「お前たちの部屋割りが決まった。司波が 1026号室、織斑が1028号室だ。」

 

そう言って、カギを渡してきた。

 

「「分かりました。」」

 

「伝えることは以上だ。帰っていいぞ。」

 

部屋割りの報告を受けた達也たちは

教室をあとにした。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「そういえば、来週の選抜戦だけど、達也はどうするんだ?」

 

一夏は、来週行われるクラス対抗戦の出場者を決める選抜戦のことを聞いてきた。

 

「今日言われた事だ。まだ何も対策は考えていない。」

「そうかぁ。もし良かったら放課後に特訓でもしないか?」

「それは無理な話だ。相手に手の内を見せる真似は自殺行為。 出来ない相談というものだ。」

「そうかぁ。」ハァ

 

一夏は、達也が特訓に付き合ってくれると

思って誘ったのだが、答えは反対だったので

一夏は落ち込んだしまった。

達也は、答えを聞き落ち込んだ一夏に対し、フォローを入れる事にした。

 

 

「篠ノ之 箒さんと、特訓をしてみたらどうだ? 彼女は、篠ノ之 束博士の妹さんだから、IS関連は詳しいと思うが。 それに、剣道の腕も中々と聞く。 お前とは親しいんだろう?」

 

その直後だった。

 

「その手が有ったかっ!!箒の所に、頼みに行ってくる。じゃあな~。」ビュンッ!

 

先程の落ち込みが何処に行ったのやら、

一夏は箒を探しに全速力で駈けていった。

 

 

「(そうか・・・・・・名前で呼んでいる事は、俺と深雪のように何らかのつながりがあるというところか。) さて、アリーナの使用許可でも取りにいくか。」

 

達也は、職員室へ足を運んだ。

 

 

ーーーーーーーーーーーー

アリーナ

 

 

「(始めるか。)」

 

達也はトライデントを展開した。

彼が纏うISは、普通のISとは大きくかけ離れている物だ。

 

「元の世界と同じ物だが、性能は変わっているのか?」

 

達也は、考えながら

ベルトのバックルを叩く。

直後、魔法が作用し

達也の体は宙に浮いた。

 

「変わらないようだな。」

 

いつも通りだと、確認を済ませた達也は

アリーナを飛び回った。

 

 

「武器の展開は、このウィンドウからか。」

 

達也は、バイザー越しに表示される

[武装一覧] のウィンドウをタッチする。

 

・シルバーホーン二丁

・薄羽蜉蝣

・サードアイ

・サードアイMk.II

 

「中々、規格外だな。まさか薄羽蜉蝣とサードアイがあるとは。それにしても、なぜサードアイが2つもある?」

 

達也は、不自然に思い

武器詳細のウィンドウを開く。

 

『基本用途 マテリアル・バースト発動させる為のCAD。』

 

サードアイMk.II『基本用途 レーザーライフル。』

 

「なるほどな。シルバーホーンさえあれば長距離精密射撃など余裕なのだが、それでは怪しまれかねないのでサードアイMk.IIがあるという事か。薄羽蜉蝣は近接武器だと思うが、なぜ入っているのかが不思議だな。」

 

達也は武器詳細を見終え、

早速、愛機であるシルバーホーンを

展開させた。

 

シルバーホーン『魔法&レーザー武器。意思により魔法とレーザーの切り替え可能。』

 

「レーザーも撃てるのか。試しに撃ってみるか。」

 

達也は、虚空にレーザーが射出される

イメージを想像し引き金を引いた。

 

『ヒュンッ!』

 

達也のイメージ通り

レーザーが、射出された。

達也がイメージしたのは

ブランシュのアジトへ押しかけた際

モブ兵の四肢を貫く時の射線をイメージしたものだった。

 

「中々面白いな。・・・次は魔法か。(こっちの世界では、俺の魔法技能はどうなっているのだろうな。)」フッ

 

達也は、元の世界の自分を思い浮かべ

無系統魔法以外の展開速度は

最低なのだろうと思いつつ

試しに、比較的容易そうに見える

ドライブリザードを発動させた。

だが、思っていた結果にはならなかった。

 

『ビュンッ、ビュンッ、ビュンッ』

 

 

「ッ!!」

 

達也は驚きを隠せなかった。

あの自分があっという間に

魔法を構築し放っていたのだから。

 

「(まさか、”あの二つ”以外の魔法が使える上に、出す速度も深雪と殆ど変わらないとはな。 まあ、この事は棚に置いとくとしよう。)」

 

達也は、自分が得意としない系統の魔法を使えるようになるだけでなく、その出す速度も妹・深雪に匹敵するほどになった事実を知ったが、これは一先ず棚に置いた。

使えるようになった事を一先ず棚に置いた。

 

「魔法は、元の世界よりかは使えるようになっているようだな。」カチッ

 

そう呟き、アリーナに張ってある

バリアの一部を狙い引き金を引いた。

まず使用した魔法は、自らが得意とする二つの魔法のうちの一つ、『分解魔法』

 

『パリンッ!』

 

効果は、普段と変わらなかった。

だが、直後

 

 

『ピーッ!ピーッ!緊急事態発生。アリーナのバリア一部破損。』

 

だが、その直後に警報が作動してしまった。

 

 

「しくじったか。」カチッ

 

達也は左手に展開したもう一丁の愛機の

引き金を引いた。

その際に行使した魔法は、もう一つの自らが得意とする、『再生魔法』だった。

分解されたバリアの一部は、何事も無かったかの様に元どおりになっていた。

元どおりになっていた。

 

 

「今日はここまでにしておくか。」

 

達也は、トライデントを解除し

ピットへ向かおうとした時

 

「(誰か来た様だな。)」

 

 

カツカツ カツカツ

 

「何事だぁ!」

 

織斑先生はアリーナに駆けつけて

早々、怒鳴った。

 

「何かあったのでしょうか?」

 

達也は、惚けることにした。

 

「惚けるなっ!!先程の警報はなんだっ!」

 

織斑先生は、達也の態度が気に食わなかった様だ。

 

「先程の警報は誤作動だと思われます。現にバリアのどこにも破損は見られません。それでは失礼します。」サッ

 

達也は、ありのままを説明し

ピットへ向かった。

残った、織斑先生はアリーナ一体を見回し

どこにも破損が無いと確認したが、

 

「(警報の誤作動だと? 前代未聞だ・・・・・・一体、何が?)」

 

ありえない事態に頭を悩ませた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 





戦闘描写まで、なかなかたどり着けません汗
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