オラリオにて女神との平穏を求めるのは間違っていた 作:じーくとるふぉ
気付いたら2ヶ月も経ってましたね...
遅れてすみませんでした。
ティオナは走った。
ティオネのために、ティオナは走り、援軍を求めて本陣に向かう。
ティオナは呼ぶ。
アイズ等を連れ、ティオナは休むことなくティオネの所に向かう。
そして辿り着く。
しかし無惨にもティオナがアイズ等を連れ、戦場に戻るも時既に遅くティオネはティアに倒されていた。
「ティ...オナ?」
「おや、遅かったですね...次に俺と戦う人は誰ですかね?」
その煽りともとれるティアの発言にティオナは青筋をたて前に出ようとするがそれはアイズの手によって阻まれた。
そして
「私がやる」
「剣姫...いいですよ?そうだ、戦争遊戯の勝敗と別に我々でなんかやりませんか?」
「?」
ティアの提案にアイズは首を傾げた。
「そうですね...そうだ!負けた方が勝った方の言うことを聞く、シンプルにこれでいきましょう」
「うん、それでいい」
ティアはどこか楽しそうに、まるで勝った後のことを考えているかのように微笑みながら武器を構える。
アイズは剣、ティアは右手に蛇剣、左手に鉄でできた鞄を手にして睨み合う。
何かあるのかとチラチラと鞄を見るアイズだがその中身は解らなかったので先手を取ることにした。
「流石に片手だけだと辛いんでね」
そう呟くティアの戦い方は避けて、受ける時は流すように、まるでアイズに"戦い方を習うように"立ち回っていたのだが、その意図はアイズに伝わらずそのまま戦いは続く。
(埒があかない...なら!)
「ッ!」
この時初めてティアが驚愕に眉をひそめる。
アイズは今まで温存していた力をここで使うことに決め、最大の速度でティアに挑んだ。
(まさかここまでとは...)
力を温存していたことと今より更に速くなることを予想できていたティアだったがその速さまでは予想できていなかった。
「見くびってましたよ、剣姫」
「...こっちも、レベル3だからって油断してた」
お互い本気を出すという宣言をした二人は戦闘を再開すると思っていたのだがーーー
「でも、負けるわけにはいかない...だってーーーッ!」
ーーー喋りすぎている。
「あんまり喋りすぎると舌を噛みますよ」
ティアはアイズに喋らせないよう立て続けに攻撃を放っていた。
(ここで喋らせておけば、観ている者は皆剣姫を正義として見るだろう)
自分の家を守るために奮闘する、これを見ればそうなる。
それだけは避けたかった。
ティアは器用に蛇剣を曲げてじわじわとアイズの鎧を傷付けていた。
そして突然、攻撃が止む。アイズは困惑した。何故なら自分の体が動かないからだ。
今の瞬間が一番のチャンスだったのはわかっていた。
なのに体が動かない、まるで逆らってはいけない人と対峙しているようなーーー
その考えにアイズが至った時には既にティアの蛇剣が首の後ろに当たり気を失っていた。
「アイズ!?」
最近アイズの負けているところを見ていなかったティオナは思わず動揺してしまう。
それと同時に対峙している者からも目を逸らしてしまった。
「余所見とは余裕だなァ!」
「カハッ!」
一瞬の隙が生んだ致命傷によってティオナは倒れた。
トリニテアは周りにやってきた援軍を相手にしていた。
そんな戦場の真ん中で、アイズを倒したティアは左眼を抑えながらこう呟いた。
「どうして」と。
「ティアさん...どうかしましたか?」
「い、いえ...なんでもありませんよ。さ、相手の本陣に行きましょう...」
こんなに苦しそうにしているティアを見るのは初めてだったトリニテアは心配そうに先行くティアを見つめていた。
お読みいただきありがとうございます。
なんやかんややってる内にアストルフォが追加されて、課金して、ガチャ引いて...まあ当たりませんでしたよ。
最終日に10連もう一度引いたらピックアップはもう終わっている串刺し叔父様...そして今日ダメ元で引いたらモーさん...ついてんだか憑いてるんだかわかりません。
待て、しかして希望せよ。ですかね?
それでは次回お会いしましょう。