やはり俺がデュエリストなのはまちがっている。   作:sewashi

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オリジナルセブンスターズ登場。

意見感想でもはや正体バレてると思いますが、ギリギリまで自分では言いません。


37話

七星門の鍵はのこり3つ。

 

そしてセブンスターズはあと2人。

 

その状況は変わらないまま日々が過ぎていく。

 

天上院吹雪さんは天上院との記憶やカイザーとの記憶を思いだし、ついこないだまで記憶喪失だったとは思えないほど回復したが、やはりセブンスターズの残り二人の事は思い出せないらしい。

 

俺達の部屋に精霊として居候している黒蠍盗掘団も依頼されただけで他のセブンスターズについては知らないらしい。

 

残り二人のセブンスターズは何時、何処からやって来るのか……

 

天上院 吹雪さんを闇の世界へ送った張本人である大徳寺先生は何処へ行ったのか?

 

大徳寺先生は敵なのか、味方なのか?

 

敵なんだとすれば七星門の鍵の時、俺が拒否して自分になるのを嫌がる理由も分かる。

 

遊城は信じてるって言ったけど……

 

今は奉仕部の部室。

 

「大徳寺先生も心配だが、あと二人のセブンスターズも気になるな……」

 

「うん、残り二人で鍵はあとヒッキーの入れて3つだよね?」

 

「遊城君、万丈目君、比企谷君ね。もう誰も負けられないわ」

 

「闇のゲームって、黒蠍盗掘団の時みたいに負けたらヒッキーもカードにされちゃうの?」

 

「そうとは限らない、カイザーやクロノス教諭は人形にされたしな」

 

「え!? で、でも戻れたんだよね!?」

 

「ああ、クロノス教諭とカイザーを倒したカミューラって奴を倒したら元に戻った」

 

「三沢君や明日香ちゃんは?」

 

「三沢は闇のゲームじゃなかったが……いや、あれは今思えば闇のゲームの影響だったのか? 相手に魅了されてまともにデュエルができなくなってたな……天上院もあとちょっとで闇の世界に取り込まれるところだったしな……」

 

「じゃ、じゃあ、もしヒッキーが闇のゲームで負けても十代君か万丈目君がその人を倒したらヒッキーは元に戻れるってこと?」

 

「もしくはその逆もあるわね」

 

「いや、闇のゲームは未知の所が多いからわからん。もしかしたら残り二人は永遠に戻れないとかあるかもしれんし……」

 

「ヒッキー!」

 

由比ヶ浜は寄ってくる。近い近い!?

 

「ヒッキーは最後まで生き残って。絶対に闇のゲームで負けちゃダメだよ!」

 

「お、お、おう……」

 

由比ヶ浜にはこう言ったが、セブンスターズから見ればセブンスターズを3人も倒した遊城よりも俺や万丈目を先に狙う可能性のは方が高い。

 

 ……。

 …………。

 ………………。

 

場所は変わりレッド寮の俺の部屋。

 

「万丈目……いい加減に洗濯機の使い方くらい覚えろ……」

 

「すみません……あのデブネコを誘き出そうと手が離せなくて……」

 

どんないいわけだよ……まあ大徳寺先生と一緒にファラオもどこかへ行ったっきり居ないしな……

 

すると……

 

ピリリリリッ!

 

万丈目の電子生徒手帳の通信がなる。

 

「万丈目、生徒手帳鳴ってるぞ」

 

「はい、もしもし? て、天上院君!? ど、どうしたのかね? こんな時間に!」

 

相手は天上院か……

 

「え? 八幡さんに? わかった。八幡さん、天上院君がようがあるそうなんですが」

 

「ん、わかった」

 

万丈目から生徒手帳を受け取り通話する。

 

「どうした? こんな夜に……」

 

『比企谷先輩、そちらに雪ノ下先輩と由比ヶ浜先輩がいらしてませんか?』

 

「あ? いねーぞ? それがどうした?」

 

『お二人ともまだ寮に戻っていないんです』

 

何? 今日普通に部活やって帰ったはずだぞ?

 

『お二人が門限を破るなんて……何かあったんでしょうか?』

 

「これみたいに生徒手帳に連絡は?」

 

『私は連絡用アドレスを知らないので比企谷先輩に……』

 

「俺も知らねーぞ?」

 

『え? 同じ部活動であんなに仲もよろしいのに?』

 

「は? 仲良く見える?」

 

『ええ……』

 

仲良く見えるのか? 雪ノ下も由比ヶ浜も俺を一方的に罵倒するだけなんだが……

 

『では連絡用アドレスを知ってそうな人に心当たりは?』

 

「由比ヶ浜の方はそっちの寮に三浦がいるはずだ。雪ノ下は……最悪、鮎川先生か平塚先生に頼れ」

 

『三浦先輩には既に知らせてありますが、なんにも聞いておらず連絡も繋がらないそうです。雪ノ下先輩は知っている人が居なくて……』

 

「あー、とりあえず俺も心当たりがある場所を探してみる」

 

『ええ、お願いします。あと、先輩の生徒手帳のアドレスを教えてもらっていいですか?』

 

「あ? ああ、連絡とかな……わかった。お前のアドレス登録して送っとく」

 

『お願いします。私も女子寮の周りとか探してみますので』プッ、ツーツー

 

そこまで言うと連絡がきれた。ついでに万丈目の生徒手帳から天上院のアドレスを自分の生徒手帳に登録して送った。

 

「天上院君はなんて?」

 

「なんか雪ノ下と由比ヶ浜が行方不明なんだと、だから探しに行ってくるわ」

 

「あっ! なら、俺も!」

 

「じゃあ俺も探しに行きます」

 

ついでに遊城や丸藤達も探してくれることになった。

 

 ……。

 …………。

 ………………。

 

とりあえず俺は最後に二人とあった奉仕部の部室に来てみたが二人は居なかった。

 

他に行きそうな所にはテニスコートやデュエルフィールドにもいったが居なかった。

 

本当に何処にいったんだ?

 

するとさっき登録したばかりの天上院から連絡がきた。

 

『すみません……比企谷先輩! 温泉設備の更衣室に二人の着替えがありました!』

 

温泉設備の更衣室に? なら二人は入浴中か?

 

『なのに二人の姿は何処にもありません』

 

いや、待って。それってつまり二人とも素っ裸でどこかへ行ったってこと?

いや、入浴中に誰かに連れ去られたのか?

 

『その事を十代に話したらなんでも十代も前に温泉設備からデュエルモンスターズの精霊の世界に繋がったことがあるとか……』

 

それは前に万丈目から聞いたことがあるな……なんでも遊城が《正義の味方 カイバーマン》とデュエルして負けたとか……まさか!?

 

『もしかしたら、由比ヶ浜先輩達もその世界に?』

 

「可能性は0じゃねぇな……俺も温泉設備へ向かう、他の連中もそこに集めろ。んで、関係ないやつは来ないようにしとけ」

 

『はい、わかりました!』

 

そう言って通話をきると今度は遊城から連絡が……

 

『先輩! 俺たちのお気に入りの場所に《ブリザード・キャット》と《デス・ダックスフント》のカードが落ちてた! もしかしたら由比ヶ浜先輩と雪ノ下先輩のかも!』

 

なんだと! お気に入りの場所っつーと俺のベストプレイスでもある屋上の所か……しかし、なんでそんなところに二人のカードが?

 

「とりあえず天上院が温泉設備で見つけたものがあるっつーからそっちへ迎え」

 

『ああ、わかった!』

 

 ……。

 …………。

 ………………。

 

温泉設備に来ると、遊城、万丈目、丸藤、前田、天上院兄妹、カイザー、三沢がいた。

 

「三浦先輩や葉山先輩も来たんですが、他の所へいってもらいました」

 

その方がいいな。

 

「んで遊城、お前が見つけたカードは?」

 

「これ」

 

俺は遊城から《ブリザード・キャット》と《デス・ダックスフント》のカードを受け取る。

 

とはいっても名前が書いてあるわけでも三沢のカード見たいに方程式が書かれているわけでもないので二人のものである確証はないが……

 

すると……

 

『ねえねえ、八幡の旦那ぁ~、このカード間違いなく二人のよ~』

 

万丈目の懐から《おジャマ・イエロー》が出てきて言う。そして遊城の近くに《ハネクリボー》、俺のデッキケースから《クリボッチ》が出てくる。

 

『クリクリ~!』

 

『ボッチィィ!』

 

《ハネクリボー》と《クリボッチ》はついてこいと言わんばかりに飛んでいく。

 

『ついてこいっていってるわ! 行きましょう!』

 

どうやら本当についてこいと言っているようだ。

 

俺達はついていく。まぁ、精霊の見えない連中は闇雲に見えるだろうがとにかくついて行く……

 

すると到着したのは森の中……しかし、この森は……

 

『ヒッキー!』

 

『比企谷君!』

 

丸いドームのような物に包まれて出られない雪ノ下と由比ヶ浜がいた……

 

 

 

 

 

 

 

 

………バスタオル一枚姿で………

 

 

 

 

 

 

 

 

「先輩! 皆! 見ちゃダメ!?」

 

天上院がそう言ってカイザー、万丈目、丸藤、前田、遊城、俺は後ろを向き、天上院兄、三沢は目を突かれた。

 

「「ぎやあぁぁぁぁ!? 目がぁぁ!?」」

 

三沢と天上院兄は悶えて天上院は二人の隠れ壁になる。

 

俺は後ろを向きながら二人に聞く。

 

「んで、お前らこんなところでなにしてんだ?」

 

『そうだ! ヒッキー! 早く逃げて!』

 

『そうよ! 逃げなさい!』

 

は?逃げろ? なんで?と聞こうとすると……

 

「へぇ、まだ呼び出してなかったのに来るとはね……」

 

森の茂みから黒い服を纏い、仮面を着けた謎の人影が現れた。

 

その姿はかつての天上院吹雪さんが着ていた服装……ダークネスにも見える……

 

体格からして女だろうが……

 

「うちの名はウィジャト。セブンスターズの一人」

 

……!? セブンスターズだと!?

 

「その二人はあんたを誘き出す為のエサだったのに、もう来るとはね……」

 

「なに……?」

 

「うちの相手はあんたよ、比企谷 八幡」

 

俺だと?

 

「うちはね、あんたを許さない。孤独を自ら好んで独りになってたあんたが今や後輩や先輩に認められて交遊を深めているその状況が……だからうちと闇のゲームで戦ってもらう……」

 

ウィジャト? となのる奴が言う。なんだ?こいつの声、何処かで……

 

『ヒッキー! 戦っちゃダメ!?』

 

『そうよ! 比企谷君! デュエルは遊城君か万丈目君に任せて、あなたは逃げて!』

 

囚われている二人が言う。なんだ? この二人は俺にこいつと戦って欲しくないのか?

 

「うるさいな~、あの二人は……まあいいや、もうあの二人はいらないし……」パチン

 

ウィジャトが指を鳴らすと雪ノ下と由比ヶ浜のドームのようなものが消えた。二人はすぐさま天上院から着替えを受け取り、茂みへ行った。

 

「カミューラ見たいに人質にはしないんだな?」

 

「ええ、というより、したとしてもあんたには二人を助けようなんて思わないでしょ?」

 

なにを言っている? さっきからこいつは俺を知ってるみたいに……

 

「ふふふ、勝者は次なるステージへ、敗者はうちの闇のアイテムによりその物の記憶を消滅させる」

 

「記憶だと……?」

 

今までの闇のゲームは賭けるものは全て命だったが今回は記憶だと?

 

「そう、この闇のデュエルで敗北したものの記憶は消える、さあ、始めよう」

 

ウィジャトはデュエル・ディスクを起動する。

 

俺もデュエル・ディスクを起動する。

 

「「デュエル!」」

 

 

1ターン目

ウィジャト  LP4000 手札5

比企谷 八幡 LP4000 手札5




今回の最強カードは《デス・ダックスフント》
リバース効果で仲間を呼び出す由比ヶ浜のパートナーモンスターだ。

次回デュエルスタート

セブンスターズ編終わったら進級試験編か飛ばして春休み校外学習編かを迷っていますがどちらが見たいですか?

  • 進級試験編(結衣ちゃん大ピンチ)
  • 校外学習編(あの小学生登場)
  • どちらでもなく新学期(小町ちゃん現る)
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