やはり俺がデュエリストなのはまちがっている。 作:sewashi
今回は予告通り天………ジョーイン!
セブンスターズを全員倒してデュエル・アカデミアには表向きには平和が戻ってきた。
そう、『表向き』にはだ。
大徳寺先生の言っていた黒幕はまだ現れいない。もしかすれば現れない可能性もある。
だから黒幕の事を知っているのは俺と遊城、丸藤と前田だけだ。遊城と大徳寺先生とのデュエル中に閉じ込められていた万丈目、天上院兄妹、雪ノ下と由比ヶ浜は知らない。
とはいえ表向きには平和になった上にセブンスターズのほとんどを倒した遊城は学園のHEROになっていた。HERO使いだけに………
俺はとりあえず進級試験も近いので勉強している。
「やっぱりすごいね八幡は」
「うむ、我が見込んだ事はある!」
なぜか戸塚と材木座と共に………戸塚はまだいいがなぜ材木座が………
ちなみに進級試験は戸塚はコツコツと授業単位を貯めて来年度はラーイエロースタートがほぼ決まっているらしい。逆に材木座はちょっとでも単位を落としたらオシリスレッド降格が決まってしまうらしい………そんな対極な二人と勉強している。
「いや、俺は何もしてねぇよ。セブンスターズはほとんど遊城が倒したしな」
嘘ではない。情けない話だが実際セブンスターズ7人の内5人を倒したのが遊城だ。
遊城のような学園のHEROをオシリスレッドから出さなくていいのかとも思うが遊城がレッド寮が気に入ってるので移動なし、万丈目も無断欠席期間がまだ埋まらず移動なしだそうだ。
「八幡は? 来年度はイエロースタートするの?」
「あー、いや、遊城達に押されてレッド寮の寮長代理することになってな……あと万丈目を個室にしたら洗濯物溜め込むからしばらくはオシリスレッドのままだ」
「なぬぅ!?」
「そうなんだ………でもたまにはレッド寮に行くね」
「お、おう」
なんか調子が狂うな……ちなみに嘘ではない。ラーイエローへ行けるだけの単位はある。
遊城の話では大徳寺先生は死んだらしいが……表向きは転勤になっている。
さすがに事実を公開するわけにはいかないからな………
まあ、大徳寺先生は特に寮長の仕事やってなかったし大丈夫だろ………
そう思っていると図書室に万丈目が入ってくる………
「あ………八幡さん………」
なにやら万丈目は何か悩んでいる雰囲気だった………
するとおジャマトリオが話しかけてくる。
『八幡の旦那ぁ~。万丈目のアニキ、どうやら恋の悩みをしてるみたいなのぉ~』
は? 恋? 万丈目が? 相手は………
「相手は天上院か?」
「ぶふっ!?」
どうやら図星のようだった。俺はとりあえず100%フラれると思っているので、フォローだけしておく。
「……万丈目、告白するなら周りの状況確認や後処理はしっかりとしろよ。こんな島の中じゃ噂話なんてあっという間に広がるからな………」
「え? あっ!? そ、そうですね……ちゃんとしておきます………よし!」
万丈目は何か決意して図書室を出ていった。
本当に面倒な事にならなければいいが………
……。
…………。
………………。
案の定、万丈目はなんと再封印されたばかりの七星門の鍵を盗み出しやがった……
俺、遊城、丸藤、前田、三沢、天上院、カイザー、雪ノ下、由比ヶ浜は万丈目と天上院兄が指定した浜辺へ向かい、万丈目から事情を聞いて呆れていた。
なんでも自称恋愛マスターの天上院兄から余計な助言を受けたらしい………
そして行き着いた結論がこのラブデュエルらしい………
なんだよ、ラブデュエルって………
「また………吹雪の悪い癖が………」
カイザーも頭を抱えている………遊城たちはよくわかっていないが………
「……恋愛脳といえば聞こえはいいが………」
万丈目は話してわかる状況じゃねえな………
「はぁ、天上院。万丈目とのデュエルは任せた………」
「比企谷先輩?」
「俺はお前の兄貴にうちのルームメイトに余計な事吹き込んでくれた事に鉄槌を下すわ……」
「………よろしくお願いします。わかったわ、万丈目君、デュエルを受けるわ! そのかわり兄さん! 兄さんも先輩とのデュエル受けなさい! いいわね!」
「ふふふ、余計な事だって? 恋愛も知らない比企谷君にはちゃんと理解してもらわないとね。わかった、受けようじゃないか!」
こうして、天上院と万丈目。俺と天上院兄のよくわからないデュエルが行われることとなったのだった………
というか、万丈目が七星門の鍵を全て持ってるわけだが天上院に負けて七星門開いたりしないよな?
……。
…………。
………………。
余談だがこれはタッグデュエルではない。
なので少し天上院たちとは離れてデュエルを行う。雪ノ下と由比ヶ浜だけがギャラリーとしてついてきた………
「「デュエル」」
1ターン目
天上院 吹雪 LP4000 手札5
比企谷 八幡 LP4000 手札5
「僕のターン、ドロー! 僕は《漆黒の豹戦士パンサーウォリアー》を召喚!」
《漆黒の豹戦士パンサーウォリアー》
level 4
ATK 2000 DEF 1600
効果モンスター
“自分のフィールド上モンスター1体を生け贄に捧げない限り、攻撃できない。”
(獣戦士族モンスター? 意外だな、てっきりドラゴン族モンスターを出してくると思ったが……)
「さらにカードを2枚セットしてターンエンド」
2ターン目
天上院 吹雪 LP4000 手札3
フィールド
漆黒の豹戦士パンサーウォリアー
リバースカード2枚
比企谷 八幡 LP4000 手札5
「俺のターン、ドロー……俺は《ロンリーヒール-アントワネット》を攻撃表示で召喚」
《ロンリーヒール-アントワネット》
level 3
ATK 1200 DEF 1500
効果モンスター
“自分フィールド上にこのカード以外のモンスターが存在するとき、自分フィールド上のカードを全て破壊する。この効果で破壊したモンスター1体につき、自分はデッキからカードを1枚ドローしてもよい。”
「さらに装備魔法《黒歴史の剣》を発動して《ロンリーヒール-アントワネット》に装備」
《黒歴史の剣》
装備魔法
“このカードは自分フィールド上の《ロンリーヒール》と名のつくモンスターが1体のみの場合装備可能。
装備モンスターの攻撃力を1000ポイントアップする。
装備モンスターはこのカード以外のカードを装備することは出来ない。
自分フィールド上に装備モンスター以外のモンスターが現れたとき、このカードおよび装備モンスターは破壊される。”
「この効果で《ロンリーヒール-アントワネット》の攻撃力は1000ポイントアップする」
《ロンリーヒール-アントワネット》ATK1200→2200
「《ロンリーヒール-アントワネット》で《漆黒の豹戦士パンサーウォリアー》を攻撃」
「ふふん、君はわかってないな~、デュエルは恋愛と同じで駆け引きが必要だ。リバースカード、オープン! 《呪われた指輪》」
《呪われた指輪》
通常罠
“相手の攻撃宣言時に発動できる。
このカードは相手の攻撃モンスターの装備カードとなる。
このカードを装備したモンスターは相手モンスターを戦闘によって破壊できない(ダメージ計算は適用する)。”
「このカードは発動後、相手モンスターの装備カードとなり、装備モンスターは相手モンスターを破壊できなくなってしまうのさ、さしずめ相手モンスターに禁断の恋をしてしまう……ああ、なんという残酷な運命……!」
「あー、なんか盛り上がってるとこ悪いっすけど………」
天上院兄がなにやら寸劇をやってるとこに俺は言う。そして俺の《ロンリーヒール-アントワネット》は………《呪われた指輪》を装備している《黒歴史の剣》で斬った。
「ふえ?」
「《黒歴史の剣》は他のカードを装備することができなくなる闇の魔剣。装備対象を失った《呪われた指輪》は破壊させる」
「ええ!? ちょっ!?」
そのまま《ロンリーヒール-アントワネット》は《漆黒の豹戦士パンサーウォリアー》を破壊した。
天上院 吹雪 LP4000→3800
「くぅ、まさかせっかくの贈り物を受け取らないとは………プレゼントに込めた思いを君はなんだと思っているんだ!」
「いや、呪いでしょ?」
「いや、そうじゃなくてね……」
「他人からもらうプレゼントに込められるものは全てが全て呪いっすよ……」
「は?」
「俺はカードを1枚セットしてターンエンド」
3ターン目
天上院 吹雪 LP3800 手札3
フィールド
リバースカード1枚
比企谷 八幡 LP4000 手札3
フィールド
ロンリーヒール-アントワネット
黒歴史の剣
リバースカード1枚
「ふ、まぁいい、僕のターン、ドロー! 僕は《不屈闘士レイレイ》を召喚!」
《不屈闘士レイレイ》
level 4
ATK 2300 DEF 0
効果モンスター
“このカードが攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。
次の自分のターン終了時までこのカードは表示形式を変更できない。”
(《ロンリーヒール-アントワネット》を破壊しに来るか?)
「さらに僕は魔法カード《わかりきった選択》を発動!」
《わかりきった選択》
通常魔法
“お互いのプレイヤーは自身のモンスターを1体選択して発動する。
相手は次の効果のうちの1つを選択する。
<自分フィールド上のモンスターのコントロールを相手に与える。
<相手モンスター1体のコントロールを得る。”
「さぁ、選択肢は2つ! 君のモンスターを僕にくれるか? それとも僕のモンスターを君が受けとるかだ!」
外野の由比ヶ浜が『なに?その選択肢!?』
雪ノ下は『前者の選択する意味があるのかしら?』と言っている。
「まぁ、どちらを選択するかなんてわかりきってるよね?(僕のモンスターのコントロールを得て僕の罠カード《裏切り返し》で一気に攻める作戦なんだけど……)」
《裏切り返し》
通常罠
“自分フィールド上のモンスターのコントロールが相手に移った時、相手モンスターを全て破壊する。そのあと、相手にコントロールが移ったモンスターと同名のモンスター1体を自分のデッキから特殊召喚する。”
「俺は自分の《ロンリーヒール-アントワネット》のコントロールを相手に与える効果を選択する。そしてリバースカードオープン《ヒールレッグ》」
「うんうん、そうなるよ………はぁっ!? ち、ちょっと待って!? 本当にそっちでいいの!?」
「どうぞどうぞ」
俺の《ロンリーヒール-アントワネット》のコントロールが天上院兄のフィールドに移る……この瞬間に………
「《ロンリーヒール-アントワネット》の効果発動。同じプレイヤーのフィールド上に《ロンリーヒール-アントワネット》以外のモンスターが存在するとき、自分フィールド上のカードを全て破壊する」
「へ? どわぁ!?」
《ロンリーヒール-アントワネット》の効果で天上院兄のフィールドにあった《不屈闘士レイレイ》とリバースカード1枚が巻き込まれて破壊された。
「んで、破壊したモンスターの数だけドローできます。どうぞ……」
「うっ、くぅ、2枚ドロー……君は……なんというか面倒な性格をしているね……」
「どうも……」
「誉めていないからね!?」
「俺はコントロール奪われるときに発動していたリバースカード《ヒールレッグ》の効果を処理、自分フィールド上のモンスターがフィールドを離れてモンスターが存在しなくなったとき、手札から《ロンリーヒール》を特殊召喚できる……俺は《ロンリーヒール-ナイチンゲール》を特殊召喚」
《ロンリーヒール-ナイチンゲール》
level 7
ATK 1900 DEF 1000
効果モンスター
“自分フィールド上にこのカード以外のモンスターが存在しないとき、1ターンに1度自分のライフを1000ポイント支払って発動してもよい。このカードの攻撃力をそのターンのエンドフェイズまで2倍にする。この効果は相手ターン中にも使用可能。”
「ぼ、僕は………カードを1枚セットしてターンエンド……」
4ターン目
天上院 吹雪 LP3800 手札3
フィールド
リバースカード1枚
比企谷 八幡 LP4000 手札2
フィールド
ロンリーヒール-ナイチンゲール
「俺のターン、ドロー……《ロンリーヒール-ナイチンゲール》の効果発動、このカードが自分フィールド上にぼっちでいるとき、ライフを1000コストに攻撃力をエンドフェイズまで倍にする」
「なんだって!?」
比企谷 八幡 LP4000→3000
《ロンリーヒール-ナイチンゲール》ATK 1900→3800
「僕のライフと攻撃力がならんだ!?」
「《ロンリーヒール-ナイチンゲール》でダイレクトアタック」
「リバースカードオープン速攻魔法《スケープ・ゴート》」
《スケープ・ゴート》
速攻魔法
“このカードを発動する場合、このターン内は召喚、特殊召喚、反転召喚できない。自分のフィールド上に『羊トークン』(獣族・地・星1・攻/守0)を守備表示で4つ置く。(生け贄召喚のための生け贄にはできない)”
「《羊トークン》を4体特殊召喚! うち1体で攻撃を受け止める!」
《ロンリーヒール-ナイチンゲール》の攻撃が《羊トークン》を1体破壊した。
「俺はリバースカードを1枚セットしてターンエンド……」
5ターン目
天上院 吹雪 LP3800 手札3
フィールド
羊トークン3体
比企谷 八幡 LP3000 手札2
フィールド
ロンリーヒール-ナイチンゲール
リバースカード1枚
「僕のターン、ドロー!(流石、亮や明日香が一目置いているデュエリストだ……しかし……)君はやはり恋愛というものがわかっていないな」
「はぁ、心理的にはわかってるつもりですが?」
「心理的?」
「例えばですよ。下駄箱か机の中に手紙が入っていたとします。当然受け取った本人はラブレターだと思うでしょう、そして呼び出された場所へ向かう。しかし、誰も来ない。そして翌日、教室の黒板には待ちぼうけされてクラスの笑い者にされた本人が………」
「卑屈過ぎないかな!? そんなこと起こるのは小学生までだよ!?」
「俺は中二のときに受けました」
「あ………なんかごめん………で、でも、世の中はそんな事をする人が大半じゃない。君にだってしっかりと思いを伝えてくれるいい娘が現れるさ……」
「なんで上から目線なんすか……つーか別にそれはいいでしょ? 問題はなんで万丈目に七星門の鍵まで盗ませてあんたの妹に告白紛いのデュエルさせたのかですよ。普通にコクっても万丈目がフラれるのはわかります」
『『『フラれるのは決定なんだ……』』』
雪ノ下、由比ヶ浜、天上院兄の声がハモる。
「だから俺達がやるべきはアフターケアでしょ? 『万丈目が天上院にコクってフラれた』という噂が学園中に広まるのを防ぐために………コクられフッた事で被害を受けるかもしれない自分の妹への保身をあんたは考えてあるんすか?」
『万丈目君への保身じゃないの!?』
由比ヶ浜が叫んだ。
「……………あ!?」
天上院兄は今さら気がついたようだ………全く、本来なら妹への告白のサポートすらシスコンの風上にも置けない行動だというのに……
「だ、大丈夫さ………あ、明日香なら、そんな噂なんて自身で何とかするさ!」
ま、それは確かに………
「そ、それに万丈目君だって七星門の鍵を持って挑むことで『絶対に負けられない』と自分にプレッシャーをかけて集中力を増しているのさ、悪いことじゃない」
いや、それが原因で三幻魔の封印解けたらどうするんすか………
「だから僕のアドバイスはまちがっていない! 僕は………な!? なんだ!?」
天上院兄の周りをいきなり黒い風?のようなものが包み天上院兄の懐から1枚のカードが出てきた………あれは!?
「………ダークネスの仮面………」
遊城とのデュエルに敗れ、カードに封印されたはずの力がなぜ!?
その仮面は天上院兄に装着され、天上院兄はみるみるダークネスに戻っていく………
「はぁぁ……我が名はダークネス………俺は魔法カード《天使の施し》を発動して3枚ドローして2枚を墓地へ、さらに魔法カード《思い出のブランコ》を発動!」
《思い出のブランコ》
通常魔法
“自分の墓地に存在する通常モンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する。
この効果で特殊召喚されたモンスターはこのターンのエンドフェイズ時に破壊される。”
「この効果で俺は墓地へ送った《
《真紅眼の黒竜》
level 7
ATK 2400 DEF 2000
通常モンスター
(ついに来たか………レッドアイズ………)
「さらに俺は魔法カード《黒炎弾》を発動!」
《黒炎弾》
通常魔法
“自分フィールド上の『真紅眼の黒竜』1体を選択して発動する。
選択した『真紅眼の黒竜』の元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
このカードを発動するターン『真紅眼の黒竜』は攻撃できない。”
「この効果で君に2400ポイントのダメージを与える!」
「くっ………」
比企谷 八幡 LP3000→600
(だが、このターンのエンドフェイズにはレッドアイズは墓地へ………)
「さらに俺は《真紅眼の黒竜》を生け贄に《
《真紅眼の闇竜》
level 9
ATK 2400 DEF 2000
効果モンスター
“このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在する《真紅眼の黒竜》を生け贄に捧げた場合のみ特殊召喚することができる。
このカードの攻撃力は、自分の墓地に存在するドラゴン族モンスター1体につき300ポイントアップする。”
「このモンスターの攻撃力は墓地のドラゴン1体につき300ポイントアップする。よって攻撃力は2700」
《真紅眼の闇竜》ATK 2400→2700
「《真紅眼の闇竜》で《ロンリーヒール-ナイチンゲール》を攻撃! 貴様のモンスターの攻撃力を倍にする効果を使うには1000ポイントのライフがコストとして必要。だが、貴様のライフはわずか600……効果を使うことはできまい……」
しかも攻撃力の差は800……この攻撃が通れば俺の敗けだ……
「リバースカードオープン《攻撃の無力化》……攻撃を無効にしてバトルフェイズを終了させる……」
「ちぃ、ターンエンド」
6ターン目
ダークネス LP3800 手札1
フィールド
真紅眼の闇竜
羊トークン3体
比企谷 八幡 LP600 手札2
フィールド
ロンリーヒール-ナイチンゲール
今回の最強カードは《ロンリーヒール-ナイチンゲール》
ぼっちでいればライフをコストに攻撃力を2倍にできる暴力看護師だ!
次回はVSダークネス………天……ジョーイン!
セブンスターズ編終わったら進級試験編か飛ばして春休み校外学習編かを迷っていますがどちらが見たいですか?
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進級試験編(結衣ちゃん大ピンチ)
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校外学習編(あの小学生登場)
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どちらでもなく新学期(小町ちゃん現る)