東方幻妖録 第1部《大妖転生篇》   作:ハマトラ

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出雲「おい、作者。1日1回投稿じゃなかったか?」

昨日は色々あって更新する時間がなかったのです・・・・・・

出雲「エオルゼアに顔出す時間はあったのにか?」

お前は知らないのか?MMOとは一度インすると中々終われない恐ろしい魔力を持っているんだよ

出雲「なにそれ、怖い」

とまあ、冗談はこの辺にして昨日は臨時的に更新休みにしました。
その代わりですが、この場をかりて携帯復活してノダチさんに書いていただいた出雲のキャラ絵こっちに保存出来たので載せたいと思います


【挿絵表示】




第19話「永遠に幼き紅き月」

出雲視点

 

紫さんの作った空間(スキマと言うらしい)を抜けると、目の前の景色が一変した。

竹林や和風の屋敷はどこにもなく、代わりに森が広がり、そして今俺の目の前には全体が真っ赤なデカい洋風の屋敷が広がっていた。

 

出雲「ここが、『紅魔館』?」

 

紫「そう、目に痛い所でしょ?」

 

確かに目が痛くなりそうな程紅い・・・・・・・・ディ・・・・・吸血鬼だから紅い色が好きなのか?

とりあえず、紫さんについて門前に向かう、やっぱりこれだけ大きい屋敷だから当たり前だけど門番が立っていた。

立ってはいたんだけど・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

??「・・・・・・・・ZZZ」

 

出雲「・・・・・・・・紫さん、この門番立ったまま寝てるんですけど」

 

器用だな~・・・・・・・しかも、右手の拳を天高く突き立てているからてっきり昇天してるのかと思ったよ。

 

??「・・・・・・ムニャムニャ・・・・・・わが生涯に・・・・・一片の悔いなしぃ~・・・・・・・」

 

寝言までラオウかよ・・・・・・・・こんなんで門番務まるのか?なんて思っていたその時だった。

どこからか聞こえて来た冷徹な声と共に"それ"は突然起こった・・・・・・・・

 

 

??「そう、じゃあ召されなさい」

 

あ・・・・・・ありのまま、今起こった事を話そう。

『目の前の門番を囲むようにいつの間にかナイフが配置されていた』

な・・・・・何を言っているのかわからないだろうが、俺も何が起こったのかわからなかった・・・・

頭がどうにかなりそうだった・・・・・催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなものじゃあ断じてない。

もっと恐ろしいものの片鱗を味わってしまった・・・・・

 

??「ぎにゃああああああああああああああああ!!!!」

 

そうこうしていると、ナイフは門番に次々と刺さった。青ざめる間もない程一瞬で・・・・・・門番は針千本のサボテンになっていた。

 

紫「相変わらず、容赦ないわね。咲夜」

 

今度は一瞬、瞬きの間に銀髪のメイドが俺たちの前に立っていた。

え、何?何が起こったんだ?・・・・・・・・俺は頭おかしくなったのか?

 

咲夜「サボって寝てる中国が悪いのよ。さて、初めまして月神出雲さん、私はこの紅魔館のメイド長を務めている十六夜咲夜と申します」

 

出雲「え・・・・・・・俺いつ名乗ったかな?」

 

咲夜「それについてもご説明します。お嬢様が貴方にお会いしたいと」

 

紫「私たちは今日は魔法使いに会いに来たのよ、なんでわざわざ・・・・」

 

出雲「紫さん、お嬢様ってことはこの屋敷の主ってことでしょう?確かに用事があるのはその魔法使いの人だけど、屋敷に入れてもらう以上その人に会うのは礼儀ですよ」

 

咲夜「あら、貴方は珍しく常識人なのね。外来人にしても紅白巫女や白黒魔女にしてもそういう礼儀が解ってない人が多くてね・・・・」

 

俺も常識の無い側と思われてたのか・・・・・・

まあ、霊夢なら普通にズカズカ踏み込みそうだし、魔理沙は・・・・・・・お得意の弾幕で門も扉もぶち抜きそうだな。

 

咲夜「とりあえず、案内するわ。ついてきて」

 

俺は咲夜について紅魔館に入っていった。あの中国と呼ばれていた門番生きてるのか?気配が妖みたいだから多分死んでないとは思うけど・・・・・・

 

 

 

........少年少女+α移動中

 

 

 

舘の中をしばらく歩くと、立派な装飾の扉の前で止められた。

咲夜がノックすると扉の向こうから声が聞こえて来た。

 

咲夜「お嬢様、月神出雲さんと隙間妖怪をお連れしました」

 

??「そう、入ってちょうだい」

 

出雲「ここに吸血鬼が・・・・・」

 

咲夜が扉を開けてその中に入るのを見て俺も続いて中に入る。あれが吸血鬼・・・・・・・・・・って・・・・・・

 

レミリア「待っていたわ、私がここの主、レミリア・スカーレットよ」

 

目の前にいたのは、紅い瞳と口から八重歯を覗かせている小学生くらいの女の子だった。しかし、放つ威圧感は吸血鬼と呼ばれるに相応しいものだったけど・・・・・・あの恰好って・・・・・・何?怪獣?

 

紫「あの~カッコつけてるところ悪いんだけど、その着ぐるみのせいで台無しよ?」

 

紫さん、本人忘れてたみたいだから言わないであげてよ!

ほら、なんか涙目になってきてるから!しかも咲夜に至っては鼻血出しながらどこからか取り出したカメラでこの子撮ってるし・・・・・・

 

 

..........少女着替え中

 

 

レミリア「・・・・・・・失礼したわね、さっきのは忘れてちょうだい」

 

しばらくしてピンクの服に着替えたレミリアが奥から出て来て俺たちはテラスに通された。

こうして見ると、吸血鬼というよりどこかのご令嬢のように優雅な雰囲気を醸し出していた。

 

レミリア「咲夜、二人にも紅茶を」

 

咲夜「かしこまりました」

 

咲夜が一瞬消えたかと思うと、俺と紫さんの座る席に紅茶が用意されていた。

まさか、咲夜の能力って・・・・・・

 

出雲「まさか・・・・・時間を止められるのか?」

 

咲夜「ええ、私の能力は『時間を操る程度の能力』よ」

 

それ程度の度合い間違ってるから!!いや、それよりもあの門番の殺り方、能力、これって・・・・・・・

 

出雲「・・・・・・・DIO?」

 

咲夜「ここに来る外来人の殆どが同じ反応するのよね・・・・・・私吸血鬼じゃないのに」

 

レミリア「そもそもあんな紛い物、吸血鬼とは呼ばないと思うわよ。」

 

出雲「そうだ、なんで俺の名前知ってたんだ?それにまるで俺がここに来るのをわかっていたような口ぶり・・・・・・予知能力」

 

レミリアは紅茶のティーカップに付けた口を話すとニヤリと笑みを浮かべて来た。俺、変な事は言ってないよな?

 

レミリア「貴方、中々察しがいいわね。けど能力は外れよ。私の能力は『運命を操る程度の能力』。人や物の辿る運命を視たり操作したり出来る能力よ。私は今日、ここにスキマと貴方が来る運命が見えたのよ」

 

運命・・・・・・これはまた凄い能力が出て来たな。そして、全身から溢れる強者独特の風格と威圧感、多分俺が挑んでも本気を出させる事も出来ずに負けてしまうだろう。これが正真正銘、本物の吸血鬼、本能が彼女を敵に回してはいけないと告げていた。

 

レミリア「さて、貴方はパチェに用があるのよね?咲夜案内してあげて、私はスキマに話があるから」

 

咲夜「かしこまりました。こっちよ」

 

俺が紫さんの方を向くと、向こうも俺の意図をくんで頷いてくれた。俺は咲夜について当初の目的のヴワル魔法図書館に向かった。

 

 

出雲視点終了

 

 

 

長い廊下を歩く事数分、目の前に大きな扉があり、その傍に『ヴワル魔法図書館』と書かれた立て札が立て掛けられていた。

咲夜が開いた扉の先には、天井まで届くほどの本棚とそこに納められている億を超えるだろう大量の本があった。

その光景に出雲も思わず圧倒されていた時、奥から爆発音と同時に凄まじい怒号が響いた。

 

パチュリー「まああああああああありいいいいいいいいさあああああああああああああああああ!!!!」

 

出雲「・・・・・・・・なんだ?」

 

咲夜「気にしないで、いつもの事よ。魔理沙がここに来ては本を"死ぬまで"借りていくのよ」

 

出雲「それを世間一般では"盗む"だよな・・・・」

 

咲夜が頭を抱えてため息をついていると、爆発音が立て続けに鳴り響いた。

 

出雲「・・・・・・・・・何やってんだ、あいつ」

 

出雲はため息をついて腰のガンホルダーから白い装飾銃『白陽』と黒い装飾銃『黒陰』を取り出した。

 

出雲「一応、パチュリーって人にはこの呪印の恩もあるし、助太刀するか」

 

咲夜「私も行くわ、これも仕事だから」

 

出雲と咲夜は頷き合って、未だ爆発音の絶えない図書館の奥に向かって駆け出した。

 

 




次回予告

レミリア「彼の運命の中におかしなモノが見えたのだけど・・・・」

紫「それは・・・・・」

レミリアが視た出雲の運命

魔理沙「出雲!?なんでここに・・・・」

出雲「霧雨魔理沙、窃盗の現行犯で逮捕する!」

魔理沙の逮捕劇が幕をあげる

魔理沙「んなの・・・・・・反則だぜ・・・」

出雲「よし、実験終了」

魔導双銃、その性能が明らかに



次回、第20話「実録!!自称魔女の盗人逮捕劇」
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