東方幻妖録 第1部《大妖転生篇》   作:ハマトラ

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皆さん、明けましておめでとうございます!

出雲「今日からまた更新再開か」

携帯復活したし、昨日でもよかったんですけどね~リリなの二次の方で特別企画ふと思いついてそっち書いてました

出雲「こっちじゃやらないのか?」

そうさね、一応この物語3部構成でやっててこの第一部「大妖転生篇」では無理だろうな~
ちなみに輝針城編は第2部になる予定です



第20話「実録!!自称魔女の盗人逮捕劇」

出雲と咲夜が図書館に向かい、テラスには紫とレミリアのみが残った。紫は紅茶を一口飲み、本題に移った。

 

紫「・・・・・・・それで、私に話があるのでしょ?」

 

レミリア「・・・・・・・・・さっき、出雲の運命を視たわ。彼はこの先、幻想郷でも指折りの実力者になるわ。」

 

紫「そう、けど貴女が言いたいのはそこじゃないでしょ?」

 

そんな事を話す為に自分と二人きりにしたわけではないと紫は察していた。レミリアもそれを肯定するように頷いた。

 

レミリア「彼の運命の中におかしなモノが見えたのだけど・・・・」

 

紫「おかしな?」

 

レミリア「ええ、正確には人影・・・・・・・白く靡く美しい長髪、人ならざる気配、輝く金色の瞳・・・・・・そして、何者か探ろうとしたけど無理だったわ。けど、貴方と縁のある者のようだったわ」

 

紫「それは・・・・・」

 

紫は思わず口ごもってしまった。レミリアが視たという人影、その容姿の特徴に心当たりがあったからだ。

 

レミリア「・・・・・・言いたくないならいいわ、無理やり聞き出す気も無いから安心して。」

 

紫「ごめんなさいね、"彼"のことはまだ出雲にも話してないの」

 

レミリア「隠すことも無いでしょう?彼の前世なら・・・」

 

紫「・・・・・・もう少し、時間が欲しいの。まだ気持ちの整理が出来てないから」

 

その時、図書館の方から爆発音が響いてきた。レミリアは「またか・・・・」とため息をついた。

 

紫「また魔理沙?」

 

レミリア「ええ・・・・・またパチェの愚痴が増えそうね・・・・」

 

 

 

 

 

その頃、ヴワル魔法図書館では風呂敷一杯に本を詰め込んで逃げる魔理沙と弾幕を撃ちながらそれを追いかけるパチュリーと小悪魔の姿があった。

 

パチュリー「まああああああああありいいいいいいいいさあああああああああああああああああ!!!」

 

小悪魔「待ちなさいこの盗人ォ!!」

 

 

魔理沙は壊してきた窓ガラスから外に逃げようとした時、横から弾幕が飛んできて咄嗟に反応して避ける。

飛んできた方向を向くと、そこには療養中の筈の出雲が白い装飾銃の銃口を向けていた。

 

魔理沙「出雲!?なんでここに・・・・」

 

出雲「ここにいるパチュリーって人に用があったんだ、それはさておき・・・」

 

出雲は白と黒の装飾銃の銃口を魔理沙に向けた。

 

出雲「霧雨魔理沙、窃盗の現行犯で逮捕する!」

 

魔理沙「失礼な!私はただ死ぬまで"借りて"るだけだ!!」

 

咲夜「それを世間一般では"窃盗"っていうのよ」

 

背後からの声に慌てて振り向くと、いつの間にか自分を囲むようにナイフが配置されていた。魔理沙は弾幕でナイフを相殺して距離をとった。

 

パチュリー「ま・・・・ま・・・・・りさ・・あああ・・・」

 

小悪魔「きゅ~・・・・」

 

遅れて息を切らせたパチュリーと目を回す小悪魔がふらつきながら現れた。

 

咲夜「小悪魔!パチュリー様!?」

 

出雲「その二人頼む、この盗人は俺が捕まえる」

 

 

 

戦闘BGMイメージ~FF13より「閃光」~

 

 

魔理沙「そう簡単には捕まらないぜ!」

 

魔理沙は弾幕をばら撒きながら箒に跨り図書館を飛び回る。出雲は黒い装飾銃のダイヤルを回して銃口を魔理沙とは違う方向に向けた。

 

弾幕変更「ホーミングショット」

 

魔理沙の弾幕を避けるように撃った数発の弾幕は方向を変え、魔理沙に向かっていった。慌てて回避すると弾幕は魔理沙を追うように襲い掛かった。

 

魔理沙「追尾弾!?」

 

魔理沙は弾幕を撃ち、追尾してくる弾幕を相殺して一息つくが、本棚を駆け上り魔理沙の真上で白い装飾銃を向ける出雲の姿があった。

 

弾幕変更「バーストショット」

 

撃ちだされた弾幕は、まっすぐ魔理沙に襲い掛かる。魔理沙は弾幕で相殺するが予想外の事態が起きた。

迫る弾幕に自分の弾幕が当たった瞬間、弾幕は爆発を起こして爆風で箒ごと床に叩きつけられそうになった。

 

魔理沙「今度は爆発!?どうなってんだよ!」

 

出雲「考える時間は与えないぞ」

 

出雲は本棚を足場に今度は2丁の装飾銃を魔理沙に向けた。

 

白陽弾幕変更「スプレッドショット」

 

黒陰弾幕変更「スネークショット」

 

白い装飾銃から散弾が飛び出し、黒い装飾銃から不規則な軌道を描きながら迫る弾幕が襲いかかる。

魔理沙は態勢を整えて懐から八角形の何かを取り出した。

 

魔理沙「弾幕はパワーだぜ!!」

 

恋符[マスタースパーク]

 

巨大なレーザーが撃ちだされ、出雲に襲い掛かった。反応の遅れた出雲は「仕方ないか」と呟いてレーザーに飲み込まれた。

 

魔理沙「よし!障害排除っと!!」

 

出雲「誰を排除だって?」

 

後ろから声が聞こえて慌てて振り向くと、そこには白い髪に手の甲と頬に文様が浮かび、瞳の色が金色になった出雲がいた。

 

魔理沙「な、なんだその姿!」

 

出雲「妖怪化の進行の影響で妖力を解放すると、こうなるんだ。この状態だと身体能力はいつもの・・・・・」

 

出雲は本棚を足場に跳び、いつの間にか魔理沙の目の前にまで迫っていた。

 

出雲「5倍だ」

 

魔理沙は急いで距離をとって再び先程のレーザーを撃つ準備を始める。出雲は白陽のダイヤルを操作して銃口を魔理沙の持つ八角形の物に向けた。

 

出雲「そう何度も撃たせるか!」

 

白陽弾幕変更「イグナイトショット」

 

白陽から撃ちだされた弾幕は凄まじい速さで迫り、標的に着弾して魔理沙の手から撃ち落とした。

 

魔理沙「しまった!ミニ八卦炉が!!」

 

落としたミニ八卦炉に気を取られて反応が遅れた魔理沙は、迫りくる弾幕に気づかず被弾して爆発が生じ魔理沙も箒と共に落とされた。

 

出雲「ふむ、白陽は直線的に変化する弾幕、黒陰は不規則に変化する弾幕が撃てるか。これなら戦い方に幅が広がるな」

 

魔理沙「んなの・・・・・反則だぜ・・・・」

 

魔理沙は真っ逆さまに本の山の上に落ちて、出雲は元の姿に戻ると白陽と黒陰をガンホルダーに納めた。

 

出雲「よし、実験終了」

 

丁度駆けつけた咲夜によって魔理沙は縄で拘束されて、逮捕劇は終幕を迎えた。

 




次回予告

パチュリー「改めて自己紹介するわ。私はパチュリー・ノーレッジ、魔理沙を捕まえてくれて助かったわ」

出雲「俺は月神出雲だ、改めてよろしく」

知識の魔女との出会い

パチュリー「その呪印に設定したのは能力の使用回数の制限よ」

咲夜「つまり、能力を使える回数は限られているのですか?」

呪印の詳細を聞かされる

出雲「実はレミリアに頼みたい事があるんだ」

レミリア「・・・・・・?」

出雲の頼み事とは?


次回「知識の魔女」
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