感想にて候補に推薦していただいた「乱舞escalation」や「我ら思う故に、我らあり」の他にopイメージ候補あれから考えて「アヴァロン・ブルー(藍井エイル)」や「ポーカーフェイス(Lisa)」に「シンシアの光(藍井エイル)」と「Baby's tears(小坂りゆ)」
edイメージだと「Trust me(デュラララ!!ed)」や「シュガーソングとビターステップ(血界戦線ed)」、あと東方アレンジ曲から「星色夜空」
と結構候補考えたんだぞ!
出雲「作者にしては頑張ったな、でどれにするんだ?」
そ、そこまでは・・・・・・・・・
第39話「地上への帰還」
久しく見た太陽と青空、そして風に揺れる木々に懐かしさを抱きながら出雲と一緒に上がってきたヤマメは縦穴に傍に降り立った。
出雲「ヤマメ・・・・・・・いくらなんでもいきなりアレはないだろ」
ヤマメ「あっはは、ごめんごめん♪」
出雲「じゃあ勇儀さん達によろしく」
ヤマメ「はいは~い、またね~」
元気に手を振りながら縦穴の奥に消えていったヤマメを見送った出雲は蒸し暑さを感じて自身の服装を見る。
幻想郷に来たのが春、まだ長袖でもそこまで暑さを感じなかったがもう季節も夏に変わり時期的にも衣替えが必要だった。
出雲「となると、やっぱり香霖堂だな。白陽と黒陰のメンテもついでに頼んでおこう」
出雲は夏服の調達と魔導双銃のメンテを頼む為に、ひとまず魔法の森の入り口にある香霖堂を目指して歩き始めた。
..........少年移動中
道中少なからず妖怪に襲われながらもそこまで苦んいすることもなく、出雲にとってトラウマの"あの"妖怪に見つかることもなく出雲は香霖堂に辿り着く事が出来た。
出雲「・・・・・・さてと」
出雲はスペカを取り出し、構えながら勢いよく店の扉を開けた。すると出雲の目に飛び込んだのは・・・・・・・・
慧音「・・・・・・・・」
霖之助「・・・・・・・・・」
出雲「・・・・・・・・・」
出雲の予想では、店の扉を開けた瞬間目の前に褌一丁でポージングする霖之助がいてスペカでふっ飛ばしてから改めて中に入ろうかと思っていた。
しかし、出雲の目に飛び込んできた光景は、服が若干はだけた霖之助を押し倒している慧音の姿だった。
出雲「・・・・・・・・失礼しました」
出雲はフリーズから正気に戻ると静かに扉を閉めて立ち去ろうとした。
慧音「ちょっと待てぇえええええええええええええええええええええ!!」
次の瞬間扉が吹き飛び、慧音がさながら闘牛の突進のように凄まじいスピードで迫り出雲を引き止めた。
出雲「慧音さんだって寺子屋の先生と言っても女性ですからね、仕方ないですよ。子供達には黙っておきますから」
慧音「待て!何が仕方ないんだ!!」
出雲「だから、二人の邪魔をする程俺も野暮じゃないのでクールに去ろうかと・・・・」
慧音「人の話を・・・・・・・・聞けぇえええええ!!!」
慧音は出雲の肩をがっしり掴んで固定すると頭を引いて出雲の頭目がけて頭突きを放った。当然逃げる術のない出雲は妖力を解放して妖力を頭に集中させたがまともに食らってしまった。
出雲「ぎゃああああああああ!!頭が・・・・・・頭がああああ!!」
妖力を頭に集中させたおかげである程度のダメージは軽減されたが、それでもダメージは大きく出雲はしばらく激痛に悶絶したのは言うまでもない。
出雲「・・・・・・・・つまり、慧音さんが店内の整理を手伝っていたらバランスを崩して倒れそうになって、それを霖之助さんが受け止めようとしてあの体勢になったと」
霖之助「そういうこと、別にやらなくても良かったんだけど慧音がうるさくてね」
出雲は白陽と黒陰を霖之助に預けて未だに痛む額をおさえながら夏服を物色していた。和風から洋風まで様々な種類が揃っており中には何故か魔族特区の中学高校の制服や胡散臭い怪異専門家のアロハシャツ、更に何故かサングラスとセットになっているバーテン服まで置いてあった。
出雲(これ全部紫さんの仕業だろうな・・・・・)
などと思いながら出雲はその中から白のシャツに黒のロングパーカーを選んだ。出雲は会計を済ませると来ていた長袖シャツとロングコートを脱いですぐに買った夏服に着替えた。
慧音「では、私はもう里に戻る。たまにでもいいから顔を出しに来いよ」
霖之助「・・・・・・ああ、その内にね」
丁度着替えが済んだ所で慧音は店を出て行った。
霖之助「ん?ああ、出雲か。銃のメンテはまだ少しかかるから適当にぶらついてくるといい」
出雲「じゃあ、ちょっと友達の家に行ってきます(確か、あいつの家この近くだったな)」
出雲は鬼哭を持って香霖堂を出て魔法の森の中に入っていった。
魔法の森の中に一つの小さな洋館がある、人形使いアリスの自宅でここを訪れるのは親友の自称普通の魔法使いくらいである。
アリス「・・・・・・・・・」
その当人、アリスは上の空になってボーっと窓越しに空を眺めていた。出雲への恋心に気づいて以来、前よりも出雲の事を考えるようになってしまい、その度にこうして上の空になるようになっていた。
魔理沙「お~い、大丈夫か~?」
丁度ついさっき来た親友、魔理沙もここまで重症とは思わず呆れ半分で色々正気に戻す方法を試してみた。
一つ、目の前で上海人形を盗んでみた。
そのままの態勢で人形の軍勢に襲われた。
二つ、毒々しい色の自作魔法薬を飲ませようとした
どこからか等身大の人型人形?が現れて「オラオラ」叫びながらラッシュを受けた。
三つ、マスタースパークを撃ってみる
流石に危ない為途中で止めた
アリス「~♪~♪♪」
すると今度はアリスが鼻歌を歌いだした、しかしその曲が何故か西○カナの「○いたくて」だった。
魔理沙「待てアリス!なんかその曲失恋したみたいだぞ!!その曲のチョイスはいけない!」
もちろん、アリスの耳には全く届いた様子は無い。その時、玄関からノックする音が聞こえて魔理沙が代わりに出る。
出雲「あれ、魔理沙?」
その来客はまさに今アリスが会いたかった相手、月神出雲本人だった。
魔理沙「い、出雲!!」
直後、「ガタンッ!!」と音がして魔理沙が振り向くと、椅子が倒れており座っていたアリスが消えていた。
そのすぐ後、奥からアリスが何事もなかったかのように現れた。
アリス「いらっしゃい、今紅茶淹れるから待ってて」
魔理沙(復活早いな、おい!)
出雲は中に入ると、アリスが淹れた紅茶を飲みながら旅の話を語った。何故か上海が頭の上にちょこんと座っていたがそこまで気にしなかった。
魔理沙「お前よく生きてたな・・・・・・・あの勇儀に手合わせとか」
出雲「ははは・・・・・俺も結構びっくりしてる」
出雲にとっては久しぶりの安らぐ一時だった。地底では極鬼会壊滅後は復旧を手伝ったり柊組の道場で鍛錬を繰り返していたからだ。
それもあって、こういった穏やかで平穏な時間がとても久しぶりに感じていた。
アリス「次はどこに行くの?」
出雲「そうだな、白玉楼と天界、それと紫さんの住んでるマヨヒガはあとにするとして、次は妖怪の山かな。確か頂上に外の世界から来た神社があるんだったか?」
魔理沙「ああ、守矢神社な。ちなみに神様もいるぜ、それと奇跡起こせるチート巫女。」
様々な妖怪、妖精、吸血鬼などと会った出雲はもはや何がいても驚かなくなっていた。「慣れって恐ろしい」と内心思っていた。
出雲「奇跡・・・・・・・」
アリス「その反応で合ってるわよ・・・」
魔理沙「あと妖怪の山には哨戒天狗が見張ってるから、あんま刺激しない方がいいぞ。連中は縄張り意識強いからな」
出雲「わ、わかった・・・・・・っとそろそろメンテ終わる頃だな。」
アリス「あ・・・・」
出雲が立ち上がりアリスは思わず寂しそうな表情を浮かべた。
出雲「そんな顔するなよ、もう会えないわけじゃないんだからさ」
アリス「そうじゃなくて・・・・・・・その・・・・・また、来てくれる?」
アリスは頬を赤らめながら上目遣いで出雲を見てそう言った。
出雲「あ、ああ・・・・・・もちろん」
出雲は上海をアリスに返すとすぐ玄関に向かった。
魔理沙「あ、香霖堂行くなら私も行くぜ」
出雲「じゃあアリス、またな」
アリス「うん、またね」
出雲はアリス邸宅を出て、魔理沙と共に香霖堂を目指した。
魔理沙「ん、どうした?出雲」
道中、終始無言な出雲に違和感を感じて魔理沙が出雲を見ると、出雲の顔が真っ赤に染まっていた。
出雲「なんでもない・・・・・・・と思う。」
魔理沙「なんか顔滅茶苦茶赤いぞ、大丈夫か!?」
出雲「ん・・・・・・なんでだろ・・・」
出雲は言葉に言い表すことの出来ない感覚に若干混乱しつつも香霖堂に向けて歩き出した。
次回予告
出雲「魔理沙、ちょっとストップ」
魔理沙「・・・・・・?」
魔理沙を伴い香霖堂に戻った出雲
出雲「・・・・・・・・あ、これ面白いネタだな」
文「どこですか!ネタはどこですか!!」
出雲、文召喚の理由は?
出雲「・・・・・・ちょっと、鴉狩りに行ってくる」
魔理沙「あいつ・・・・・・・生きてられっかな・・・」
出雲の向かった先とは!?
次回、第40話「花菓子念報」
ちなみに出雲の夏服はカゲプロのカノイメージです