東方幻妖録 第1部《大妖転生篇》   作:ハマトラ

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注意!!

出雲キャラ崩壊!

出雲「なんでさ!!」


第40話「花菓子念報」

出雲は談笑を交えながら魔理沙と香霖堂に向かった。慧音によって破壊された筈の戸が何故か元通りに戻っていたので、霖之助が直したのだろうと思いながら戸に手をかけた所であるふと思考を巡らせる。

そして一つの結論に至った出雲はスペカを取り出した。

 

出雲「魔理沙、ちょっとストップ」

 

魔理沙「・・・・・・・?」

 

突然静止され、頭に「?」をつけて首を傾げる。出雲は魔理沙を下がらせて戸を勢いよく開ける、そこには・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霖之助「フンッ!フンッ!!フンッ!!!」

 

案の定、褌一丁でポージングをしている変態(霖之助)がいた。

 

 

 

銃符[紀州雑賀の八咫烏]

 

 

出雲はスペカを発動させると乱暴に戸を閉める。直後凄まじい銃声と断末魔が店の中に響き渡った。

 

霖之助「ぎにゃああああああああああああああああああああああ!!!!」

 

 

 

魔理沙「いきなりどうした!?」

 

出雲「健全な全男子が悪寒を覚える変態を成敗した」

 

出雲が改めて戸を開き、二人が中に入るとカウンターに座りメガネにヒビが入ってる霖之助が何食わぬ顔で座っていた。

何故かメガネ以外は無傷同然だった。

 

出雲「(全弾命中したはずなのに・・・・)霖之助さん、白陽と黒陰は?」

 

霖之助「ああ、メンテは終わっているよ」

 

霖之助は一対の魔導双銃をカウンターに置き、出雲は確認するとガンホルダーに納めた。

 

出雲「・・・・・・・なんか、色々武器増えてません?グラヴィシーズにヘカートに・・・・・これ雪片弐型か?」

 

霖之助「いつの間にか置かれてるんだよね。特に目玉なのはこの手にした者に呪詛的に愛を囁き斬った者に「子」を宿せる妖刀ーーーーーー」

 

出雲「霖之助さん、それは今すぐに封印しましょう」

 

その後、この妖刀は紫によって外のとある社に封印されるが謎のガスマスクの男によって盗まれたらしい。

 

 

出雲「・・・・・あれ、これジャンプ!?しかも最新号!」

 

霖之助「それは紫が持って来たんだ。」

 

出雲は自分の愛読していた少年誌の最新号がここにある事に驚きながらも読み進めた。

 

出雲「『暗殺教室』もう終わるのか・・・・・・・」

 

 

※ジャンプにて人気連載していた「暗殺教室」は来週号が最終話、松井先生お疲れさまです!

 

 

 

出雲がジャンプを読み終わったと同時に、戸の隙間から新聞が放り込まれた。

 

出雲「新聞・・・・・・文か?もう少し愛想いい渡し方あるだろう・・・・に・・・・・・・」

 

その新聞の一面を見て出雲は固まってしまった。

 

魔理沙「ん、どうした?」

 

出雲は戸を開けると、周囲を見回す。そして・・・・・・・

 

出雲「・・・・・・・・・・・・あ、これ面白いネタだな」

 

文「どこですか!ネタはどこですか!!」

 

出雲の一言をどこから聞いていたのか開けた戸から一陣の風と共に文が文字通り飛び込んできた。

出雲は文の頭を鷲掴みにして妖力を解放し、力を込めた。

 

文「いだだだだだだだだだだだだだだだだだだ!!!い、出雲さん!?いきなりなんですか!!」

 

出雲「とぼけるんだな、こんな記事を書いておいて」

 

出雲が見せたのは先程放り込まれた新聞だった。その見出しは・・・・・・

 

 

 

 

『人形遣いに春到来!相手は旅する外来人!?』

 

 

出雲「さあ文、遺言は済ませたか?今なら死に方くらいは選ばせてやるよ」

 

文「ちょっ!!落ち着いて下さい!それ作ったの私じゃありませんから!!」

 

出雲「嘘はいけないな、スペカも一巡逝っておくか?」

 

出雲の殺気がより一層強まり持っていた新聞を放り捨ててとうとうスペカを取り出した、端で見ていた魔理沙も思わず恐怖する程だった。霖之助は放り捨てられた新聞を拾い上げて読み始めた。

 

霖之助「・・・・・・・・・・出雲、彼女は嘘は言っていないよ」

 

文「私の書いてる新聞は『文文。新聞』です!そしてそれは『花菓子念報』です!!」

 

霖之助が先程の新聞を見せる。確かに『花菓子念報』と大きく書かれていた。

 

魔理沙「ああ、はたての奴だな。あいつ念写出来るんだよ、そんで撮れた写真から独自解釈やら脚色入れて面白おかしく書いてるんだよ」

 

出雲「・・・・・・・・へぇ」

 

瞬間、店の中の温度が下がったのではと錯覚する程の寒気が3人を襲った。次第に出雲の目からハイライトが消えて、雰囲気が変貌する。

 

出雲「腐っても記者が・・・・・・現場も見ずに、現地で話も聞かず、偶然撮れた写真を独自解釈か・・・・・・・」

 

魔理沙「い、出雲・・・・・さん?」

 

出雲「そのはたてという奴の所へ案内しろ」

 

文「え!?いや、その・・・・・」

 

出雲「口答えは許さない、"僕"の言う事は絶対だ」

 

文・魔理沙・霖之助(ぼ、僕!!!?)

 

一人称すら変わり、逆らうなら親でも殺しそうな雰囲気を纏う出雲に文は首を縦に振るしかなかった。

 

出雲「・・・・・・・・・ちょっと、鴉狩りに行ってくる」

 

出雲はそれだけ言うと、文の首根っこを掴んで引きずって店を出ていった。

 

魔理沙「・・・・・・・・・こーりん、出雲が赤司に憑りつかれたぜ」

 

霖之助「あれは・・・・本気だね。今の彼には殺ると言ったら必ず殺るという凄味がある!」

 

魔理沙「あいつ・・・・・・・生きてられっかな・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔理沙は極刑の執行が決定されたはたてを想像して合掌すると、霖之助に別れを告げてアリス邸宅に戻っていった。

 

魔理沙「アリス~戻ってきてやったぜ~」

 

魔理沙はいつもの調子で玄関を開ける、そこで見たのは「花菓子念報」片手に鼻血で床を真っ赤に染めて倒れているアリスだった。

その表情はどこか幸せそうだった。

 

魔理沙「アリスぅううううううううううう!!!」

 

 

 

 

 

 

どこからか火曜日のサスペンス劇場的なBGMが聞こえてきたのは言うまでもない




次回予告

??「止まってください、ここから先は我々の土地です。失礼ながらご用向きをお聞かせ願えませんか?」

出雲「ちょっと、鴉狩りに」

人格崩壊状態の出雲は妖怪の山へ

文「はたて、貴女とは長い付き合いでしたがどうやらここまでのようです」

はたて「え?ちょっ・・・・いきなり何!?」

そして極刑の時来る

はたて「あれ、アンタの顔どこかで・・・・・・・あ!!!」

出雲「もう遅い、宣言しよう。君は何も出来ずに地面に這いつくばる」

はたての命運は如何に!?


次回、第41話「レイヴンハント!!」
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