東方幻妖録 第1部《大妖転生篇》   作:ハマトラ

5 / 49
出雲「どうした、1日1話じゃなかったか?」

いや、なんか不完全燃焼な感じがしたから今回はもう1話進める

※今回はゲームで例えるとチュートリアルバトルを入れます
あと試験的に戦闘BGM名も入れてみます


第4話「旅立ち」

—————博麗神社

 

霊夢「・・・・・・・・戻ってきたわね、アリスは?」

 

出雲「すぐそこで別れた。霊夢、俺の能力のこととか調べたいから手伝ってくれないか?」

 

霊夢「いいけど・・・・・・・・アンタ大丈夫なの?」

 

出雲「ああ、心配かけたな」

 

霊夢「ふうん、まあいいわ。言っておくけど、あくまで手伝うだけよ。」

 

霊夢について庭に向かう、縁側は修理されており魔理沙の姿はなかった。

 

出雲「魔理沙は帰ったのか?」

 

霊夢「縁側の修理済んだからさっさと帰したわ」

 

霊夢は出雲に向き合い、愛用しているお祓い棒と陰陽玉を出した。

 

霊夢「最初に言っておくけど・・・・・・それはあくまでアンタの人間の部分から発現した能力、それを忘れないように」

 

出雲「了解、じゃあ始めよう」

 

出雲が右手を翳すと、粒子が集まり光と共に刀が出現し、軽く振って感触を確かめて構えた。

 

 

戦闘BGM~FF13より「閃光」~

 

霊夢「それじゃ、まずは適当にかかってきなさい」

 

出雲は頷き霊夢に接近し刀を左へ薙ぐ、間髪入れず更に右へ切り返すが霊夢はバックステップで回避する。

 

霊夢「剣の扱いはまあいいわね、次は弾幕撃ってきなさい」

 

出雲「いや、俺撃ち方知らないし・・・・・・・・待てよ、能力を使えば・・・・・・」

 

出雲は距離を取って意識を集中させる、出雲の周囲に粒子が集まり光と共に3つの苦無が現れ霊夢に向けて飛んで行った。

霊夢は札を飛ばし、苦無をはじく。

 

霊夢「自分で考えられるなら、これから色々応用できるかもしれないわね。なんでもいいから試してみなさい」

 

出雲は先程苦無を生成した際、ある事に気づいた。実践する為に、霊夢に再び剣を向ける。

 

霊夢(さっきより振りが若干遅い・・・・・・何か仕掛けてる?)

 

出雲「・・・・・・・こんなものか」

 

出雲は袈裟斬りのあと、大きく飛びのくと指を鳴らす。今度は15本の苦無が現れ、霊夢に向けて飛んで行った。

 

霊夢「!数が・・・・・・」

 

流石の霊夢も予想外だったらしく、数本かわし避けきれない残りは札で撃ち落とした。

 

霊夢「一応、何したか聞いていいかしら?」

 

出雲「イメージした武器を生成前の段階で留めて置けるみたいだな、ストックって言った方がいい。まあ、常にイメージしてストックする必要はあるみたいだけど」

 

霊夢「ストック・・・・・・・随分応用の効く能力ね。」

 

出雲「さっき霊夢はこの能力は人間の部分から発現した能力って言ってたな。ってことは」

 

出雲は一つ思うところがあり、ある武器を作ってきた。そして出雲の手には黄金の剣が握られた。

 

出雲「伝説の武器の中で最も有名な一振り『エクスカリバー』。霊夢、こいつから力を感じるか?」

 

霊夢「?・・・・・・ただの剣みたいだけど」

 

出雲「やっぱりな、あくまで人間の部分から発現した力。つまり人間の範疇を超える伝説級の武器は作れない。形だけ模倣出来るってだけか」

 

霊夢「なるほど、じゃあ次は遠距離の武器も作ってみたら?」

 

出雲は意識を集中させて銃火器をイメージする、そして生成したのは後の不動産王が若かりし頃に吸血鬼に堕ちた波紋使いに使った物と同じマシンガンだった。

 

出雲「宣戦布告だぜっ!!」

 

出雲は元の方と同じセリフと共に引き金を引くと銃口から弾幕が凄まじい勢いで速射された。

 

出雲「なるほど、こっちなら弾切れまで弾幕撃てるな。ストックの飛び道具と銃火器、この二つをうまく使ってみるか」

 

それから出雲はスペルカードを作り試しながら能力の扱い方を身につけ、弾幕の使い分けも大分様になった。

その過程で、出雲の身体能力も向上していることがわかった。霊夢の見解では妖怪化の影響らしい。

そして出雲は、予定通り博麗神社で一泊することになった。

 

 

 

 

 

 

 

そしてその日の夜中、霊夢は一人縁側でお茶を啜りながら月を眺めていた。

 

霊夢「・・・・・・・・・紫、いるんでしょ?」

 

霊夢の後ろの空間に裂け目が現れ、中から妖怪の賢者である八雲紫が顔を出した。

 

紫「彼は・・・・・・・立ち直ったのね。よかった」

 

霊夢「・・・・・・・・アンタはあの時、出雲を『今は半妖一歩手前』って言ってたわね。ってことは・・・・」

 

紫「・・・・・・・・察しの通りよ、いずれ妖力を完全に継承して妖怪になるわ。それも大妖怪レベルの、ね」

 

霊夢「・・・・・・・・・危ない奴じゃないでしょうね?」

 

紫「だったらここに招く前に始末してるわ」

 

霊夢「そう、ならいいけど・・・・・・・アンタ、やけに出雲の事気にかけてるけど・・・・・・・・それはあいつの"前世"が関わってるの?」

 

紫「・・・・・・・・さあ、どうかしらね」

 

紫は適当にはぐらかし、裂け目の中に消えていった。そしてその中で紫は人心地ついたように一息ついた。

 

紫「・・・・・・・まったく、そういうところも勘が鋭いのね」

 

 

 

 

 

 

—————翌日

 

簡素な朝食のあと、霊夢と出雲はお茶を啜りながらこれからの事を話していた。

 

霊夢「出雲、アンタはどうしたいの?」

 

出雲「俺は・・・・・・・・・・・幻想郷を見て回りたいかな、自分の足で」

 

これが出雲の出した答えだった、もう帰るという選択肢はない。ならば自分のやりたい事を見つけるまでとにかく幻想郷を旅することにした。

 

霊夢「そう、まあアンタは頭の回転早いしそこらの妖怪にはやられないでしょうけど、気を付けなさい。」

 

そう言うと、霊夢は懐からスペルカード(以後スペカ)の素を2枚取り出して出雲に手渡した。

 

霊夢「それは餞別よ、こんど来る時はお賽銭入れなさいよ」

 

出雲「ああ、ありがとう。・・・・・・・・それと、アリスにも礼言っておいてくれ。落ち込んでた俺を励ましてくれてたからさ。それじゃ」

 

出雲は去り際に霊夢に一礼してバッグを担いで博麗神社を後にして、幻想郷を巡る旅に出た。

家族や親友との別れは今も辛い、それでも前を向いて歩くと決めて・・・・・・・・

 

 

霊夢「あのアリスが、ね・・・・・」

 




ええ~本来でしたら次回予告ですが、次の回を使って出雲のプロフ公開したいと思います。画像は・・・・・・・・今わけあって携帯使えませんので、もしかしたらかなりあとになるかもしれません
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。