「起きてください、お母さん」
時刻は朝の7時、私はベットで山を作っている人物を揺する。 みなさん初めまして、私はマシュ・キリエライトといいます。 一応、本作の主人公となっていますので、これからよろしくお願いします。
「・・・起きたぞ」
むくりと起き上がりながら、お母さんは返事をする。
「おはようございます、お父さんが朝食を作って待っているので早く行きましょう」
お母さんは、朝に弱いので少し早めに起こす。 私の後ろを、ふらふらとしながらも朝食の匂いに引き寄せられているのか、しっかりと着いてくる。 ダイニングへの扉を開けると、お味噌汁のいい匂いが鼻に飛び込んでくる。
「遅いではないか、せっかく王たる我が作ったのだぞ。 ・・・おはよう」
そこには、いつもの金?黄?のエプロンを着たお父さんが、おたまを持ち腕を組んで立っている。
「おはようございます。 今日もお味噌汁から、美味しそうな匂いがしますね。 私、お父さんの作ったお味噌汁大好きです」
「・・・ふん、我が作ったのだから当然だ」
お父さんは怒ってしまったのか台所に戻って行ってしまいました。
「・・・ツンデレめ」
お母さんが何か言ったような気がしますが・・・とりあえずご飯食べましょう。
「「「いただきます」」」
私の家では、朝と夜は必ず揃ってご飯を食べることにしています。 お父さん曰く『我に片付けさせるのだから、纏めるのは当然であろう?』そして、お母さん曰く『ただ寂しいだけだろ』と言っていました。 どちらにせよ、私はお父さんもお母さんも大好きなのでこの習慣は気に入ってます。
「お父さん、お醤油取ってもらえますか?」
お父さんは、何もないところから物を取り出すことができます。 実際に今、目の前でお醤油を取り出しました。 いったいどんな構造になっているのでしょうか・・・
「ありがとうございます」
「ふん、それは王たる我が直々に作った物だ。 ありがたく、使うがよい」
「そうなんですか? それなら大事に使いますね」
私は一滴垂らす。
「・・・もっとかけてもよいのだぞ?」
「え? でも・・・」
「ええい! 我がいいと言ったのだ、思う存分かけるがいい!」
そう言ってお父さんは、私の手からお醤油を取りドバッとかけました。
「・・・さすがに多すぎですよ」
「ふん」
お父さんは無視して、自分のご飯を食べ始めてしまいました。 私が困っていると、横からすっと手が伸びてきて、
「私のと交換してやる」
お醤油がたっぷりとかかった焼き魚と、自分のを交換してくれました。
「ありがとうございます」
「ふ、たくさんあるからな」
そう言ってお母さんもご飯を食べ始めます。 ちなみに、お母さんはとても食べる人です。 だいたい、私の5〜6倍は食べますね。 そういえば昔、大食い王とか腹ペコ王(黒)とかそんなあだ名を聞いたことがある気がします。
「「「ごちそうさまでした」」」
「今日もとっても美味しかったです」
「当然だ」
「今日も微妙だったぞ」
「なに!?」
「もっと大味のものをだな」
さて、私は学校に行く支度をしましょう。 私はそっとダイニングから抜け出した。
「それでは、行ってきますね」
「うむ、車に気をつけるのだぞ」
「行ってくる」
「現場はわかっているのか?」
「無論だ」
家では、お父さんが主夫でお母さんが働いています。 実はお母さんは、食べ物の評論家でかなり人気らしいです。 なんでも、美味しい、美味しくないをはっきり言うのと、なかなか美味しいを出さないので、チャレンジャーが後を絶たないらしです。 これは、噂ですが食べ方が可愛いらしいです。 まるで、もっきゅもっきゅと効果音が目に見えるかのように食べるんだそうです。
あらためまして、
「「行ってきます(くる)」」
「気をつけるのだぞ!」
私とお母さんは、お父さんに見送られながら家を出た。
どうも五段ABです( ´ ▽ ` )ノ
唐突にFate/Grand Order関連のなんかを書きたくなったので書きました( ̄▽ ̄)
しかし、お父さんとお母さんやばいっすね・・・
感想、質問、その他待ってます。