俺がジャックを倒しジョゼの元へ向かっていた頃エルザはジョゼと対峙していた。とはいっても既にボロボロの状態にまで追い詰められてしまっていた。
「フッフッン 妖精の女王(ティターニア)もここまでですね。」
ジョゼは得意げな表情を浮かべ地に着いたエルザを見る。
「何故そこまでフェアリーテイルを恨む⁉︎」
エルザはずっと分からなかった事を聞く。
「良いでしょう。 教えてあげますよ。 そこまで言うならね。 」
ジョゼはそう言い質問に答える。だがその答えはエルザすらも驚愕する答えだった。
「それはね気に食わないからですよ。」
ジョゼは答える。だがその答えは嫉妬だった。
「何⁉︎」
エルザはその答えに目を見開く。
「昔私のギルドはマグノリア一のギルドだった!だがいつの日か貴様らのギルドがマグノリア一になりティターニアのエルザ・魔人ミラジェーンの名はこちらにまで届き終焉のゼオンやサラマンダーのナツの名は大陸中に届いた。気にくわないのですよ! 何もかも常に上を行く貴方がたが!だから 消えてください!」
ジョゼの言う事は全て歪んでいた。
「フッ 憐れだな。 」
エルザはジョゼを嘲笑する。それが気に障ったのかジョゼはエルザを痛めつける。だがエルザは膝を付かなかった。まるで貴様には屈しないという意思表示のようでそれが余計にジョゼの自尊心を傷つけた。
「何故膝をつかない!私が最強なんだ!私に従え!」
ジョゼの呟く言葉はまるで子供の我儘にしか聞こえない。そしてエルザはある確信があった。
「お前ではゼオンに勝つことはできない。あいつはこの大陸で最強の魔導士だ。貴様のような外道に負けるはずかない!」
エルザはゼオンならば必ず勝てるとフェアリーテイルの絆を示してくれると信じていた。
「私があんな奴に負けるわけないでしょう!負ける筈がない!」
それは自分に言い聞かせるように逃げるように呟いていた。
「無理だな。 あいつはつかみ所のない奴だ。 だがあいつはギルドの仲間を家族を傷つける者を絶対に許さない。貴様らは最強で最恐の竜の逆燐に触れた。終わりだ。」
家族を信じ受け入れるそれがフェアリーテイルの強さ。それが無い者に負ける筈が無い。
「恥ずかしい事を平然と言う。エルザ ナツ達を連れて出ていろ。
今回は止まれそうにない。」
エルザが言った通りゼオンはこれまでなく怒りに燃えていた。
「分かった。頼んだぞ!」
エルザはゆっくり体を引きずりながら 出て行く。
「貴方は天変地異を望むというのか?」
憤怒の形相でゼオンを睨みながら問うジョゼ。
「さあな。」
ゼオンはその答えをはぐらかす。
「皆はよくやってくれた。あいつらは俺の誇りだ。そしてジョゼ貴様は此処で終わりだ。 」
無表情でジョゼを見るとゼオンは妖精の審判(フェアリーロウ)と同じ様に光を収束しその光を右手で持ち掲げた。
「 罪を確認しろ。永遠の罪(エターナル シンズ)発動。」
ゼオンがエターナルシンズを発動したころ
街でも異変が起こっていた。
「何だい⁉︎この光は?」
カナはシェイド達を消滅させていく光を見ながら驚愕の表情を浮かべながらそう呟く。
「おい!見ろよこの光を受けた幽兵(シェイド)達が消滅していくぞ。」
消滅していくシェイドを見ながら安らぐように優しい光を感じながらナブはそう呟いた。
場所を戻しゼオンside
「ふうぅぅ。久々にやったがうまくいったな。 ジョゼ苦しいだろう。だがそれは貴様が犯した罪の証だ。それを永遠に背負って生きろ。」
ゼオンは気絶したジョゼを見て言う。ジョゼを見るその瞳はまさに絶対零度というのが相応しいほどに見た者全てを凍らせる程の冷たさだった。
ゼオンはフェアリーテイルに戻ろうと歩むが後ろからアリアが攻撃をしようとする。
「死ねー!何⁉︎グハッ」
アリアは何者かによって壁に弾き飛ばされ意識を失う。
「遅いぞ マカロフ。」
瀕死だった筈のマカロフだった。
「すまんのう。じゃが年だからのう。」
それをいうなら俺の方が何百年も年をとっているがな。とゼオンはマカロフの言葉に対し心の中でそう呟く。
「ここまでやった以上ただではすまんからな。 自分の身でも心配しておったほうが良いぞ。お互いにのう。」
「一番は金の心配だがな。」
ここでも常に金の心配相変わらずのマイペースぶりだ。
フェアリーテイルギルド前
「おーおー これはまた派手にやられたのう。」
マカロフは崩れたギルドを見て悲しそうに見る。
「ごめんなさい マスター。私のせいで。」
「お主のせいではない。全てはジョゼのやったことじゃ。 それに」
「お前は俺たちの家族だからな迷惑かけられても金問題以外は平気だ。」
ゼオンはマカロフから良いところを取る。
「わしのセリフ取らないで〜」
ゼオンにいいところをちゃっかり取られ嘆くマカロフ 。
『『『『はっはっはっはっはー』』』』
更に皆に笑われしまい肩を落とす。