ルーシィサイド
〜マグノリア ルーシィの部屋〜
マグノリアは収穫祭の為いつもより賑わっていたがそれに反してルーシィの心は酷く沈んでいた。
「はあ どうしよう もし今月の家賃を払えなかったら•••••」
あくまでルーシィのイメージだがルーシィの前には腕を組んで仁王立ちしている大家さんがおり自分の前には服等が入っているバックがあるのだった。
『家賃を払えないんなら家に入るんじゃないよ!』
さらにルーシィは自分がアパートから追い出された後の事をリアルに想像してしまい顔を青ざめて身震いしてしまう。大家さんが知ったら怒るのは間違いない事である。
「いやー!」
ルーシィは自分の未来を想像して頭を抱えるのだった。
「どうしたの?ルーシィ」
だが妄想の世界に囚われていたルーシィに話しかけるハッピーだったがルーシィは招き入れた記憶はない
「あんたたち! 不法侵入よ!ナツ! そこ私のベッド!」
「別に良いじゃねえかよ〜」
なんだかナツはいつもと違い元気が無く顔が青い。
「あら 元気無いわね 珍しい 何があったの?」
「あい!ゼオンの眠りを妨害した罪でゼオンに大量の水を食べさせられちゃったんだ!」
「どんな罪よ!」
「あい、だってゼオンですから。」
「答えになってないけど・・・それで納得できちゃうのは私も染まってきてる証拠かしら?なんか複雑」
「おめでとう!ルーシィ」
「褒められても嬉しくないわよ!」
相変わらずルーシィのツッコミは鋭いねという言葉をハッピーは飲み込みナツがやられた理由を話す。
「ゼオンは眠りを妨害されるのを嫌うからね 家にはスゴい罠が張られているんだ。」
「へ〜 例えばどんな?」
ルーシィは興味本位で聞いたが内容を聞くとそれら全てをリアルに想像してしまい顔がどんどん青褪めると同時に聞いた事を後悔した。
「不法侵入すると天井から矢が降ってきたり 石像が攻撃してきたり 落とし穴に引き摺り込まれたりするんだ。まだ他にもたくさんあるけど、聞いたら眠れなくなるから言わないであげるよ。」
「余計に眠れなくなるわよ!」
だが次のハッピーの言葉を聞いて更にルーシィの顔は青褪める。
「それに全部突破出来ても ゼオンの魔法で神隠しにあうからゼオンの家に侵入すると二度と戻ってくる事は出来ないって盗賊とかトレジャーハンターの間では結構有名なんだよ 知らなかったの? ルーシィ」
それを聞いたルーシィはゼオンには絶対逆らわないと心に決めたのだった。
所変わってミラとマカロフは明日の収穫祭の為の買い出しに出かけていた。
「 もう収穫祭の時期なんですね マスター」
「うむ ところでゼオンの奴はまだ帰って来ないのか?」
今ゼオンは虹色の魔水晶(ラクリマ)を探しに行くついでなかS級クエストに行っており不在 だが行く前に 眠りを妨げたげた罪でナツをノックダウンさせて行ったが•••••。
「ええ ラクサスはこの街のどこかに来ているようですけど•••••。」
ミラの言葉にマカロフの顔は曇る。
「この時期にか 何も起こらなければ良いが•••••。」
「大丈夫です 何も起きませんよ。マスター 」
「そうだと良いがのう。」
マカロフは空を見上げながら願うように呟く。 だがこの後マカロフの願いはラクサスによって呆気なく砕け散る事となる。
〜おまけ〜
「ところでこれらの材料の金はどうしたんじゃ?」
マカロフの問いにミラは満面の笑みで答える。
「あっ ゼオンからです。快く出してくれましたよ。」
「一体 あやつの金はどこから出てるんじゃ?」
それはあれです。王様特権ってやつです。
その夜二つの闇ギルドがゼオンと雷神衆によって一つずつ潰された。 そしてナツは水に呑み込まれる悪夢に苛まれルーシィはハッピーから聞いた話が怖くて眠れず翌日は寝不足になったのでした。
次回からバトル・オブ・フェアリーテイル開幕します。