石から元に戻ったエルザは石にされている仲間たちを元に戻すため、エバを探していた。そんな中突如大量の光の針がエルザに襲いかかるがエルザは大きな建物の屋上に飛び上がる事で光の針の攻撃を全て回避した。
「流石ね。エルザ」
そう言い姿を現したのは妖精をモチーフにした緑色の服を着た女性。エルザが探していた相手でもあるエバーグリーンだった。
「エバ まさかお前から来てくれるとはな。お前を倒せば石にされている仲間たちは元に戻せる!」
エルザはそう言い放つと両手に剣を換装しエバに向かってくる。
「あら?貴女に出来るかしら?でもごめんねこれで終わりよ!」
エバは眼鏡を外しエルザの目を見つめる。エルザたちを石にさせた特殊な魔法をエバは発動した。
「それはもう効かん!」
だがエルザは左目を閉じる事でその魔法の効果を無効化しエバに攻撃する。しかしエバは自分の魔法が効かなかった事に少し驚きながらもエルザの攻撃を躱し他の建物に移動する。
「知らなかったわ。その右目が義眼だなんて。それならこれを喰らいなさい!」
エバは先程と同じ様に大量の光の針をエルザに放つがエルザは避けずに両手に持っている剣で針を躱していく。
「ハアッ!」
それは想定内なのかエバは大して慌てる様子を見せずに先ほどの倍近くもある光の針をエルザに放つ。
「やっぱり全部躱すわよね。でもその倍ならどうかしら!」
先程は一つも通らなかった攻撃だが先ほどとは違い少しずつエルザに攻撃が通っていく。だがエルザはエバに向かって飛び両足に剣を換装する。両手両足に換装した剣で攻撃を捌いていきこれにはエバも驚愕し動きが一瞬止まった。
それをエルザは見逃さずに両足の剣を飛ばした。飛ばした剣はエバの服に刺さりエバは壁に縫い付けられる形になって身動きが取れなくなった。エルザはそんなエバに近づくがエバは動けないというのに余裕の表情を隠さなかった。
「エルザ!私を本当に倒しても良いのかしら?」
「何?」
「私のストーンアイズにはもう一つの力があるの」
だがその言葉を信じていないエルザはエバに近づいていく。だがエバの発した言葉に足を止める事になる。
「遠隔操作! 今すぐ土下座してティターニアの称号を私に渡しなさい!早くしなさい!そうじゃないと石になった子たち皆死ぬわよ!」
エルザが自分の命令に従うと思っていたエバだったがエルザは白く美しい天輪の鎧を纏い大量の剣がエルザの周りに浮かぶ。それを見てエバの余裕の表情が崩れる。
「ならばお前を倒す事で散っていった仲間たちの供養に捧げるとしよう。」
本当にそのつもりで言っているのかと思うくらいにエルザの顔は本気だった。少なくともエバはそう感じた。エルザがエバに近づいてくる。それを見て死を覚悟したエバが目を閉じるがエルザは剣で斬らず代わりにエバの顔を殴り勝利する。
「ハッタリはこう使うんだ」
「参りました」
エルザはエバにラクサスの居場所を聞き出し、それと同時にエバは気絶する。エバが気絶した事によりストーンアイズの効果が消えルーシィを始めとする石になっていた者たちは元に戻った。
人質になっていた者たちが元に戻った為、最早バトル・オブ・フェアリーテイルをやる必要は無くなった。
だがこれで止めるつもりはラクサスには無かった。ギルドのメンバーを人質に出来ないのなら街全体を人質にするまで。そう考えたラクサスは神鳴殿を発動させる。
態と神鳴殿を発動させた事をギルドに教えた。街全体にたくさん浮かぶ雷のラクリマ。それこそが神鳴殿だ。
その一つをビスカが撃って破壊する。だがこのラクリマには生体リンク魔法が仕掛けられていた。破壊すれば蓄積されていた雷が破壊した本人に降り注ぐ。ビスカはその雷に打たれ倒れてしまう。
そしてマカロフも病の悪化で倒れてしまい戦えるのはエルザ、ミストガン、ルーシィ、カナ、ジュビア、レビィだけ。ナツとガジルは術式が解除されていない為ギルドの外に出る事は出来ない。しかもラクサスとまともに戦えるのはエルザとミストガンのみ。
ルーシィは人を避難させる為にハッピーと街へ行く。エルザとカナそしてジュビアはラクサスを探しに街へ、レビィはナツとガジルを外に出しラクサスを止めてくれると信じ術式の解除を行う。
ラクサスもまた自らの望むギルドに不要な人材と見なしたカナとジュビアを排除するようにフリードに命じフリードは戸惑いながらもその命令を受け入れる。
残る雷神衆は後二人。