フェアリーテイル 戦いの果てに待つもの   作:NAGI

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古代の闇 六魔将軍編
ギルド連合!


魔導士ギルド フェアリーテイル

 

バトル・オブ・フェアリーテイルから数日 今日はマカロフが定例会で不在の為、自然にゼオンがマスター代行となっている。しかし嵐の前の静けさだという事をギルドにいるメンバーたちは誰も知らなかった。

 

「・・・何ですか?コレ」

 

光ペンという特殊なペンで描かれた絵を見たルーシィは不思議そうに首を傾げる。

 

「闇ギルドの組織図か」

 

ゼオンの呟きに頷いたミラはリーダスが描いた絵を見ながら説明をする。

 

「そう。最近、動きが活性化してきているからね。ギルド同士の動きを強固にしないといけないのよ」

 

「この大きい括りは何だよ?」

 

「ジュビア知ってます。闇ギルド最大勢力 バラム同盟」

 

「そうだ。バラム同盟は六魔将軍(オラシオンセイス)と悪魔の心臓(グリモアハート)、そして冥府の門(タスタロス)の3つのギルドで構成されていてな。闇ギルドの多くがこいつらの傘下に入っている」

 

 

そして絵の中には鉄の森(アイゼンヴァルト)や屍人の魂(グールスピリット)など知っているギルドの名前もあった。

 

「ジュビアもガジル君もファントム時代にオラシオンセイス傘下の闇ギルドをたくさん潰しました」

 

笑顔でそう話すジュビアだが笑顔で言う内容ではないだろう。現に

 

「笑顔で言うな!笑顔で!」

 

グレイがツッコミを入れていた。

 

「俺は前までは、遊びでタルタロスの傘下ギルドを潰していたな」

 

「物騒よ!」

 

そんな危ない事をサラッと言うゼオンにルーシィはツッコミを入れた。冗談だと言っていたが本当にやりそうで怖いと密かに恐怖していたルーシィだった。

 

「(評議会の老害共が煩いからやるわけないがな。やるにしても依頼された時だけだし。まあ面白いから黙っておこっと) まぁ、オラシオンセイスは最近結構動き回ってるからな。何か仕出かすかもな」

 

「しでかすって何をだよ?兄ちゃん」

 

「・・・戦争とか?」

 

一瞬皆が固まったがマカオを始めとするメンバーは笑い出した。

 

「何言ってんだよ?オラシオンセイスつったらたった6人しかいねえって噂じゃねえか。怖がる必要なんてねえよ」

 

「だけどたった6人で闇ギルドの中核を担っているのよ」

 

そう笑うメンバーたちだったがミラの言葉に沈黙する。

 

「そのオラシオンセイスじゃが、儂等が討つ事になった」

その言葉に皆が驚愕するが

「おかえりなさい、マスター」

 

「マカロフ、土産」

 

『違うだろ!』

 

のんきな二人にナツ以外のギルドメンバーたちによる総ツッコミが炸裂した。

 

「前日の定例会で議題に上がったのじゃ。流石に無視はできんという事で連合を組み、奴らを倒す事になった」

 

「まぁ、妥当な判断だ。で、俺たち以外に何処のギルドから代表を出すんだ?」

 

「うむ。フェアリーテイル、青い天馬(ブルーペガサス)、蛇姫の鱗(ラミアスケイル)、化猫の宿(ケットシェルター) この4つで組まれるギルド連合じゃ。では代表の発表を行う!」

 

マカロフの言葉にナツを始めとする闘志を燃やす者、ルーシィを始めとするなりたくないと祈る者と様々だった。因みに興味が失せたゼオンはのんきにパフェを食べていた。

 

「では連合の代表はゼオン!」

 

「・・・まぁ、S級だから仕方ないか」

 

そう言うと止めていた手を動かしてパフェを食べる。

 

「エルザ!ナツ!」

 

「選ばれたからにはしっかりと務めを果たさねば・・・」

 

「よっしゃー!燃えてきた!」

 

そしてマカロフの言葉に注目する面々はドキドキしながらマカロフの言葉を待つ。

 

「そしてグレイ!ルーシィ!ついでにハッピー」

 

「よっしゃ!」

 

「いや〜‼︎」

 

ルーシィは自らの不運に、エルフマンは男の務めが果たせないと嘆いていたがハッピーは

 

「オイラはついで扱い⁉︎」

 

ショックのあまり手に持っていた魚を落としていた。

 

 

 

翌日 ゼオンたち選出メンバーは他のギルドと合流する為馬車に乗り、ある場所を目指していた。

 

「はあ〜もうなんで私までこの作戦に参加しなきゃいけないの?」

 

「仕方ないだろう。マカロフが決めた事だ」

 

「ガジルとかジュビアもいるじゃない!私より全然強いし・・・」

 

自分で言って虚しくなったルーシィだったがゼオンは

 

「今回はチームワークが大切だ。それなりに強く、共い修羅場を乗り越えてきた者たちでなくてはこの作戦は通用しない」

 

「うっぷ・・・まだ着かないのかああ?」

 

「我慢しろ!後もう少しだ」

 

エルザにそう言われグロッキー状態で馬車にいたナツは少しして馬車が止まるとすぐ元気になった。

 

「着いたな・・・集合場所であるマスターボブの別荘地だ」

 

馬車から降りるとゼオンたちは城のような別荘のエントランスに向かった。

 

「趣味が悪いところね」

 

そうルーシィが言うと照明がおち、奥にいる三人に光が当てられる。

 

「お待ちしておりました。我らブルーペガサスより選出されしトライメンズ・・・」

 

「白夜のヒビキ・・・」

 

金髪の穏やかそうな青年ヒビキに続くように肌が黒い

 

「空夜のレン・・・」

 

レンが言い、そして最後に幼い感じがある

 

「聖夜のイヴ・・・」

 

イヴがそう言う。その姿に見惚れていたルーシィは裸になっていたグレイと喧嘩馬鹿なナツを見て一刀両断していた。しかし三人がエルザたちに近付きナンパをしているとグレイが挑発をしてしまい一触即発の雰囲気に包まれる。

 

「君たち止めんか!遊びに来たんじゃないぞ!」

 

その声を聞いた途端顔を青ざめさせ一夜と呟いたエルザと敬礼をするトライメンズの前に現れた頭身が低く、顔も個性的な男 一夜はエルザに近付き匂いを嗅いだ為、扉のほうへと蹴り飛ばされた。

 

「まったく物騒な挨拶だな・・・」

 

そう言い一夜をキャッチした銀髪の男 リオンは一夜を凍らせる。

 

「リオン⁉︎」

 

「グレイ⁉︎」

 

グレイとリオンは兄弟弟子がいる事に驚愕するが突如カーペットが動き出す。

 

「シェリー⁉︎」

 

赤い髪の女性シェリーを見て驚くルーシィを傍目にリオンはグレイとトライメンズと睨み合い、一夜はエルザに近寄り、ナツはそれを煽って収集がつかない状態だった。

 

「・・・おい。戦いたい奴は誰だ?全員まとめて潰してやるから出てこい」

 

魔力を開放してそう言うゼオンに名乗り出るチャレンジャーはいないだろう。混じり気のない殺気と桁違いの魔力を肌で感じて皆、震えていた。恐怖で皆を黙らせたゼオンに近付くスキンヘッドの男 ジュラは溜め息を吐くと皆を見渡す。

 

「まったく・・・これから我らは連合を組んで戦うのだ!争っている場合か!」

 

「・・・後はケットシェルターだけだな」

 

「ですがお一人だと聞いておりますが・・・」

 

シェリーの言葉にどんな怪物がくるのだろうと震えていたルーシィ。だがその予想は裏切られた。何者かが別荘に入ってきたが何もないところで躓いてしまう。

 

「きゃっ・・・えっとケットシェルターから来ましたウェンディ・マーベルです。よろしくお願いします」

 

起き上がりそう挨拶をする小さな女の子がケットシェルターからの代表だった。

 

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