ララバイを消滅させて数日後
ゼオン宛に手紙がきていた。
「ゼオン♪手紙がきているわよ!」
ミラから手紙を受け取ったゼオンは差出人不明の手紙だった。やがてミラから受け取った手紙の中身をみたゼオンは分かりずらいが嬉しそうに顔を綻ばせる。
「そうか。 ありがとう。ミラ」
「マカロフ。ちょっと行ってくる」
「それは良いが何処に行くんじゃ?」
「古い友人に会いに行ってくるだけだ」
マカロフの質問に答えギルドを出て行くゼオン
「いってらっしゃい!」
友人に会いに行くと言ってゼオンがギルドを出て三日後
特定の人間しか近づく事が出来ない場所に存在する空浮ぶ島 竜の聖域《バルス・ホーリー》にゼオンは来ていた。バルス・ホーリーは緑に溢れ光に満ち許可が無ければ何人たりともはいる事の出来ないまさしく聖域の名に相応しい場所だ。気になる事とすれば光の球体があちこちに見え竜の姿も人の姿も見えない事だ
「《フェン》!何処だ⁉︎ 」
一つの球体が近づきそれはやがて竜の姿となった。氷の竜フェンに。
「ゼオン 久しぶりですね」
「ああ。百年振りぐらいか。フェン 。 まさかお前から連絡を寄越してくるとはな」
フェンは氷の力を扱いし竜だ。しかし既に四百年前の竜王祭で死んでいる 筈のドラゴン
「しかしかなり遅かったですね。珍しい・・・」
「仕方がないだろう。俺の力は二つ戻ったとはいえあと八つ見つけないと完全に力は戻らないからな。 しかも此処に来るには幾つものゲートを通らないといけないしな。色々と足留めもくらったしな。これでも速いほうだ。でどんな用件だ?」
バルス・ホーリーに人間が来るには二つの条件がある
一つはドラゴンの力を持っていること
そして二つ目は竜の紋章が刻まれていること。そして紋章には凄まじき力を扱うことの出来る鍵でもあるがそれは別の話しで
「何 そろそろ此処に居るのも飽きたのでね。 貴方の力の一部となってあげましょう」
「いいのか?此処は唯一竜の魂を永遠に現世に留める事のできる場所だ。 それを自ら手放しても・・・」
聖なる力があるここから離れるという事は魂だけの存在となったフェンにとって、危険を伴う。魂が消滅する危険性もあるのだ
「ええ。それに貴方といれば面白そうですしね。色々と。黒き竜の力を扱いし者よ」
「そうか。 後悔しても知らんぞ」
「それは此方のセリフです。 激痛がはしりますが耐えてください」
「何だ。心配してるのか?」
「ご冗談を。 貴方が死んだら後味が悪いですからね」
ゼオンとフェンはお互い茶化し合いそしてフェンは一つの球体となりゼオンの体に入っていく。
「ぐっ グァァァァア!」
ゼオンは体中に走る激痛を感じながら意識を手放した。
少し設定に無茶があったかな?すいません。