教育1
【雨咲の入学式】〔4年後〕
自衛隊として仕事をこなしながら子育てを続けてきたヤマメは雨咲の小学校の入学式に来ていた。
(もう6歳か・・・大きくなったな~。幼稚園や保育園に連れていくことはできなかったけど小学校でみんなと仲良くしてくれたらいいな~。)
そう願いながら雨咲の入学式を終えるのだった。
【家】〔夕方〕
(小さい頃に体力をつけさせたいな~。あと家を一部修復しないといけなくなってきたから改築しなきゃな。)
「ねぇ雨咲?私が休みの日に一緒にマラソンしない?」
もちろんヤマメも無理をさせたくないので初めは200メートルから始める気でいた。
雨咲は
「うん。お姉ちゃんと走る。」
と答えた。
昔の名残か私のことをお姉ちゃんという。
無意識に本当の親でないことを感じているのかそうでないのかはヤマメにはわからなかったが、お姉ちゃんと呼ばれることが気に入っていたので治さずにいた。
〔2日後〕
ヤマメと雨咲はヤマメが作った強化服を身につけてマラソンを開始した。
(あれ?結構速い。しかも楽しそうに走るな~。この子は走るのが好きなのかな?)
300メートルほど雨咲は走っても元気だったのでそのままストレッチをおこなった。
(走るというより足の使い方がいいのかもしれないな・・・よし、これを私がいない日にやってもらおう。)
「ねぇ雨咲、私がいない日にもあることをやってもらおうと思うんだけどいいかな?」
「うん。私やりたい。」
そう言ったので1回家に戻るのだった。
【家】
「じゃあ今日からこれをやろっか。手本を見せるね。」
といい私は床にタオルを置いてそれを足の指を器用に使って持ち上げた。これを両足で10回やろっかと言って雨咲にやらしてみた。
難しかったのか40分ほどかかってしまっだかそれが楽しいようで何回も繰り返していた。
(足の指を鍛えることで人間は体を使うことが上手くなるからね。本当は裸足で外を走ること1番いいことなんだけどね。・・・改築のときに砂場を作ろうかな。)
雨咲を見て微笑むヤマメだった。
〔半年後〕
家の改築を開始した。
地下室の薬品関係はスモッグさんの研究室に移させてもらい、家ができるまでは雨咲の小学校に近いマンションを借りて過ごすことになった。
律と電子殺せんせーはこれを期に軽量化と改良をおこないサブバッテリーを詰め込んだため電気代を落とすことができた。
雨咲は学校に友達と遊びに行くことが多くなり、雨咲の成長を見守るヤマメだった。