雨咲は夜神月君と腹の探り合いを今日も楽しんできたようで、私にどれくらいの状態で争っているかをにこにこしながら話してきた。
(陽菜乃・・・あなたの子はカリスマが凄すぎるよ。なんで2年生も巻き込み始めてるんだよ。生徒会の副会長選挙で対決するとか・・・。)
現在1学期の期末テストでは夜神月が1位をとり、雨咲は2位と悔しい思いをしたため夏休みは勉強とヤマメ特別体力特訓の精神訓練(ヤマメが経験した夏季レンジャーを模した)をおこなったため2学期の中間テストは1位をとり1勝1負で体育祭は同じクラスのため協力してクラスの勝利に貢献した。
私も見ていたが1年生で夜神君と雨咲は3年生を倒していた。
(雨咲はともかく、夜神君はなんだか昔の学秀に見えるな。しかし・・・彼の性格と家庭から警察に進むと思う・・・これからの日本はさらによくなるな。)
そのときヤマメは思うのだった。
〔1週間後〕
(この2人は仲が良いのか?家に来るのだから嫌いではないと思うけど・・・。)
現在は新執行部の選挙期間となり2つの副会長の座を雨咲と夜神君、2年生の3人で争っていた。
だが雨咲と夜神君は2年生を敵ではないと思っているようだ。
なぜか家に来て選挙ポスターを書いているが・・・。
【中学校】〔次の週〕
私は学秀に呼ばれ学校に来ていた。
「君にこれを見てもらいたくてね。」
「これは!?」
それは雨咲と夜神君、2年生の演説だった。
前の2人は演説がすでに選挙のように研究されつくし、心理学も取り入れていた。
「すでに学生ではないな。ここまでなるか・・・。」
「ヤマメ・・・流石だよ。君の教育は私の教育を越えているよ。」
「ここまでは私でもわからなかったよ。しかし私の中学以上だな。演説は。」
「なに!?」
このときに学秀はヤマメに底知れない恐怖を抱いたと後に黙示録に書いている。
〔数日後〕
雨咲と夜神君、2年生の選挙は雨咲と夜神君が勝利した。
票率は雨咲48%夜神君48%残りが2年生だった。
票率は学秀から聞いたが本当に2人は凄いと再認識するのだった。
【家】〔当選の次の休日〕
選挙も終わったのでヤマメは雨咲を連れて習志野駐屯地に来ていた。
(私も中学の時にもやってたし、空挺訓練させよう。幸いなことに松下団長と山口副団長にも許可が降りたしね。というか山口副団長がなんだかテンション上がって雨咲を配置させた部隊の教官行っちゃったしな~。ちょっと見てこようかな。)
ヤマメが訓練場に行くと一般兵が震えていた。
近くにいた兵に理由を聞いてみた。
「どうしたの?」
「連隊長!?あれです!!」
私は兵が指さす場所を見ると雨咲が悲鳴をあげならが急降下していた。
(雨咲は高所恐怖症か・・・。)
このまま急降下をやらせようと心に決めるヤマメだった。