ボールを開くと中から1つ目の爪が生えたポケモンが出てきた。
近くに置いてあったレポートを見るとダンバルと言うようだ。
残りの2つも開けてみるとコイルとラルトスというポケモンも現れた。
3匹とも幼いようで私達を見ると抱きついて来た。
レポートによると
《3匹とも生まれたばかりで可愛らしい。しかし私もいつ亡くなるかわからない。明日には野生にかさなければ。》
と
《3匹について
・ダンバル
進化条件 レベルアップ
技 とっしん
補足 進化するととにかく攻撃と防御が高い》
・コイル
進化条件 レベルアップ 特定の場所でレベルアップ
技 体当たり
補足 特定の場所はテンガン山の磁場が影響している。
このため私はこの磁場を測定し人工的に発生させることができた。
装置はカプセル形のため、ふしぎなアメという道具をあたえると進化する。
ふしぎなアメはコイルに持たせている。
・ラルトス
進化条件 レベルアップ めざめいしの使用
技 シンクロノイズ なきごえ かげうち
補足 レベルアップだけでも進化する。
石は袋の中にはいっている。》
と書かれていた。
(逃がそうとする前に亡くなったのか・・・気の毒に。)
悲しい顔をしたためか私に抱きついているダンバルは私のほっぺたに顔を近づけてカシャカシャカと鳴いている。
私が笑うとダンバルも嬉しそうにふよふよと飛んで他の3匹と遊び始めてしまった。
「雨咲と小傘、これからどうすればいいと思う?私はこの施設を復旧して電力を供給したいんだけど・・・。」
「お姉ちゃんに賛成。」
「主に賛成です。」
「じゃあ、私が残った荷物の整理をしておくから2人は復旧作業をお願いね。」
「お姉ちゃん、この子達は?」
「ボールに戻ってもらおう。」
私は3匹をボールに戻し私達は各自作業にとりかかった。
〔6時間後〕
無事電力を確保した私達は2日ぶりに律と電子殺せんせーをスリープモードから通常化させた
「おはようございます皆さん。」
「おはよう電子殺せんせー。律は先に起きたけどこの起動速度を上げるアップデートしようか?」
「それはありがたいですね。落ち着いたらお願いしますよ。」
起動した律と電子殺せんせーにヤマメは発電所にあった資料のデータ化とバックアップを頼んだ。
その後は疲れきった体を休ませるのだった。
〔次の日〕
私達は朝食後川で何かかからないかと思いヤマメは網をかけそのままひらけた場所でポケモン達の戦闘力を自身の身体を使い計測した。
雨咲達は研究所で見つけた地図を使って周辺の探索を続けていた。
(これは凄いな・・・こんな生まれたばかりのポケモンでも普通の大人くらいの力があるよ。)
自身で体験した後は3匹をローテーションしながらバトルをおこない経験を積ませた。
(この子達を育てていけば・・・昔雨咲や律達と話し合った自分だけの小隊をつくれるんじゃ・・・。)
自分だけの小隊とはヤマメが全てを1から教育して作り上げることであり、自衛隊時代は部下の部署の変更やヤマメ自身の出張等でできなかったことだ。
ヤマメは自分の夢を叶えるために少しずつ動き出すのだった。