殺せんせー視点
私がここに来たとき、遅刻ぎりぎりに来たのが彼女だった。
彼女は、私が先生をやるといったときに皆と同じように何故椚ヶ丘中のE組なんだ?といった顔をしていた。
違ったのは、報酬を言われたときだ。
彼女以外のクラスメイトはその金額に目が眩んでいたが、彼女は終始不安のような顔をしていた。
他のときも暗殺に積極的ではなく、いや、今のところクラス全体でやる攻撃以外行動していない。
なにかあると考え、あるとき彼女の横を通ったとき、薬品の匂いがした。
普通なら感じないような微かな匂いだが、彼女になにか隠していることがあると確信し、烏間先生と一緒に彼女の家に訪問したのだ、幸い烏間先生もなにか気になるところがあるようで、同行に賛成してくた。
(さぁ、なにがあるんでしょうかねヌフフフ)
烏間視点
彼女は変わっていた。
ターゲットを見たときなにか探るような目線だったのを覚えている。
私が体育を担当したときは、型は素人にしては綺麗だった。
しかし、私が気になったのは、彼女がどこか普通の人と違うところだ。
天然と言う訳ではない。もやもやしていたときターゲットが彼女の家庭訪問に私を誘ってきた。断る理由もないため賛成した。
ヤマメ視点
二人の先生をリビングに案内し、お茶とお菓子を出した。
何が目的なのかわからないため椅子に座り、先生が質問するまでまった。
「ヤマメさん貴女から薬品の匂いがしたのですが、家でなにか扱ってますか。」
「いえ、特には・・・ねずみ退治に使ったのが服についてしまったのかな。」
はじめは殺せんせーが質問してきた。
一瞬ドキッとしたが、私は顔を変化させずに答えることができた。
「わかりました。もうひとつ、ヤマメさん貴女は暗殺に積極的ではありませんね。なにかあるのですか?」
「私も聞きたかった。黒谷さんターゲットを殺さないと来年には地球がなくなってしまうのだよ!!」
「・・・私が殺せんせーを殺しに積極的にならないのは期をみているからです。私は集団的な暗殺が得意ではないため、皆がいるところではなかなか攻撃しづらいのです。」
(おじいさんは例外だけど今私が妖怪なことを知っているのはこの世にはいない。それをさらした時はもう後がないときだ。こんなところで切り札を切る必要はない。)
「わかりました。でも皆さんとは仲良くしてくださいね。ヌフフフ」
「わかった。これで今回は失礼する。」
二人は彼女がなにかを隠していることを確信しこれ以上は情報を出さないだろうと思い帰宅したのだった。
(ダメだったな。二人ともに疑いを確信させてしまったな~)
少し悲しくなるヤマメだった。