黒谷ヤマメの異世界旅行   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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サントアンヌ号

〔翌日〕

皆で朝食をとっているときにサカキさんからの要望を話し、少しだけ旅に出ることを話した。

皆、了解してくれたので第二次成長計画書を渡して旅に出かけるのだった。

 

《第二次成長計画

・弾薬の備蓄

・新型戦車の製造

・戦闘機の開発

・ジェットエンジンの研究

・ドクトリン研究

・地下に生産ラインの拡大

・食料品の長期保存の研究

・大型船の製造技術の獲得

・ウォルターの戦闘技術の向上》

 

【クチバシティ】〔昼〕

 

(・・・あまり来たくなかったけど、ここら辺にその少年がいるらしいからな~。)

私は地位や名誉が全て壊される原因となった町に来ていた。

そこには私をポケモンの敵と言ったポケモン大好きクラブの規模が拡大していたり、マチスのジムがあった。

とりあえず、リボンをはずして、サングラスをかけ、髪の色も黒く染めて、スーツ姿で町の中を歩いた。

町の人々から不審そうな目で見られたが、なんとかジムに到着すると

 

《サントアンヌ号にて航海中》

と看板がたてられていた。

一応確認のために港に行ってみるとサントアンヌ号が停泊していたので近くにいた船員にマチスに会わせてもらえないかと話し合った

 

「船長に会いたいのか?」

 

「そうだよ。」

 

「姉ちゃん、仕事中だから出直しな。」

何かを隠しているような船員の様子に私はある組織名を呟いた

 

「・・・ロケット団。」

 

「なに!?」

 

「サカキさんの命令と言えばわかるかな?」

 

「お前はいったい!?」

船員に対してサングラスをはずし、顔を見せるとヤマメ様!?と驚いてしりもちをついてしまった。

私は船員に手を出して立たせ、もう一度マチスに会わせて欲しいと言うとすぐに案内をしてくれた。

 

【船長室】

船長室の扉をノックし、中に入ると

 

「誰だ、俺は入室許可を出してないぞ。」

と強めの口調で注意してきたので

 

「マチスも偉くなったね~。」

とサンクスをはずして顔を見せると

 

「ヤマメの姉さんか・・・久しぶりだな。」

 

「久しぶりだね。1年ぶりかな?」

 

「あぁ、この船で貿易してたから中々会えずにいたな。」

 

「まぁ、君に会いに来たのもあるけど、キョウがやられたのは知ってる?」

 

「知ってるさ、11歳の少年に妨害された話だろ。」

 

「その少年を探るのがサカキさんからの私に対してのお願いだから、ここら辺にいるって情報を頼りに来たわけで・・・」

 

「宿の代わりか?」

 

「そう。」

 

「いいぜ。」

 

「ありがとう。」

その後は世間話をして1日は終わった。

 

〔2日後〕

船員達と力比べをしているときに、この船に侵入した者がいることに気がつき、船員達に指示を出して、気配がする方向に向かわせた。

5分後に船員達は戻ってきて

 

「ヤマメ様、よく気がつきましたね。」

 

「長年逃亡生活をしていたからかな?気配を探るのが上手くなってね。」

と冗談を交えながら続きをするのだったが、2時間後にまた同じ気配が侵入してきたので、マチスへの伝言を船員に頼み、私は気配がする方に行き様子を伺った。

すると少年が暗い部屋でうろついているのを見つけた。

 

(サカキさんから言われた特徴にぴったり当てはまっているけど、ポケットから出てるのは・・・図鑑?ポケモン図鑑か!?じゃあ、あの子がレッド君かな?)

その後はマチスとレッド君が戦闘になり、一時は海にレット君が落とされて死亡したと思われたが、レット君の手持ちのニョロゾがニョロボンに進化し、形勢は逆転し、マチスが海に投げ落とされてしまった。

 

(あちゃ~、マチスもまだまだだね。さてとマチスを助けますか。)

その様子をレッド君のフシギタネに見られてしまったが、すぐに私が居なくなったので気のせいと思ったようだ。

 

(どこかな?)

紅白とうなぎ、かがみにマチスを探させるとすぐに見つかり海から引き上げた。

悔しがっていたが、1度報告のために私達はロケット団本部に向かうのだった。

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