【ラーイグラード】〔翌日〕
私は2回の電話によって色々考えるはめになった。
1つ目はオーキド博士からお礼を言われたことと、お金を貸してほしいとのことだった。
「オーキドさん、なんでお金が必要なんですか?」
「ヤマメ達が紹介してくれたクリスタルなんじゃが・・・少々問題があったな。」
「あの少女にですか?」
「いいや、彼女がボランティアで手伝っていたポケモンスクールが老朽化がひどくてな、その建て替えを協力する代わりの報酬で欲しいらしいんじゃ。」
「・・・なら、ポケモン図鑑のデータを私達にもください。カントーとジョウトの地域分が有れば色々使えるので・・・。」
「・・・いいじゃろう。それで頼む。」
「すぐに資金だけ送るから値段はファックスで頼むね。」
「あぁ、わかった。」
オーキド博士からの電話はこれで終わったが、次のマチスからの電話は問題だった。
「ヤマメさんか?違ったらすぐにヤマメささんに代わってくれ。」
「ヤマメだよ。どうしたのマチス?」
「現在のロケット団は解散状態だよな。」
「そうだね~。」
「・・・オレらがいないのに勝手にロケット団の残党を集めて新首領を気取ってやがるクソ野郎がジョウトにいることがわかった。」
「ジョウトでなにかあったの?」
「ウツギ研究所ワニノコ盗難騒動、アルフの遺跡の一部崩壊、ヤドンの尾大量密輸事件、エンジュ地盤沈下現象だ。目撃情報がある。」
「・・・わかったなるべくそっちに合流する。」
「至急来てほしい。頼みます。」
この連絡で私は一回全員を集めて地下3階に最近作られた第12番倉庫予定地で臨時集会をおこなった。
マチスの言ったことを話すと前はロケット団だった35人がこの報告に激怒した。
「ヤマメ様、出撃命令を!!」
「我々はいつでも行けます。」
「補給は任せてください。」
「ちょっと落ち着いて!!お姉ちゃん、結果どうしたいの?」
「・・・皆にはあるものを飲んでもらう。ウォルターにも飲んでもらうよ。」
といって私は触手で別の倉庫から酒樽を取り出した。
「これを皆に飲んでから行動に移してもらうよ!!これで仲間から家族になる。」
そういって私は全員で私と雨咲、小傘の血が混じった酒を飲んでもらった。
ウォルターはさらに寿命が延び、35人はウォルターよりも濃かったためウォルターも含めて半妖となった。
「体に違和感があると思うけど、すぐに慣れるから我慢してね。・・・これより行動に移る。戦車は出さないけど装甲車は20台持っていく。各自準備を!!」
私達は移動準備に移るのだった。