ポケモン協会理事長視点
「どうして・・・こんなことに。」
私は膝をついてボロボロなったリーグ会場を見ていた。
ジムリーダーを召集して、ロケット団残党を一網打尽にしようと考えていたが、アイスオブマスクの戦力はそれ以上だった。
「・・・伝説のポケモンも手に入れられているなんて・・・。」
アイスオブマスクのこともそうだが、私はヤマメとその仲間達のことも見ていた。
(・・・今回の騒動もヤマメが関わっていると思ったが・・・私達は勘違いをしていたのか?しかし、なぜあれだけのポケモンと部下を手足のように操れるのだ?・・・先先代会長が言っていた大量のポケモンを虐待していたのならこの様な動きは絶対にできない。・・・信頼関係ができているのだな。)
現状はヤマメ達が押していたがいつ覆るかわからない。
私は必死に現状を有利にする方法を考えるのだった。
ヤマメ視点
(・・・少々火力不足だな。オコリザル達がAK-47Ⅲ型で背後から撃ってるけど・・・これなら75mm無反動砲を持ってくればよかった。)
現在L16 81mm 迫撃砲も長距離から撃ち込んでいるが、ホウオウが全ての弾を弾いてしまい、有効打には成らなかった。
その時、リニアが逆走して戻ってきた。
(なぜリニアが!?・・・だけどこれでマチスがいたら多少は楽になるかな?)
リニアから出てきたのは、マチスと複数のジムリーダーが出てきた。
「ヤマメの姉さん助けに来たぜ!!」
「助かる。これで多少は楽になる。」
「いや、一気にたたみかけよう!!こいつで。」
とマチスはあるスーパーボールを取り出した。
「凄い電気だけど・・・このポケモンは?」
「ライコウだ。」
マチスの後ろにはカツラとカスミが私のことをにらんでいたが
「後ろの2人も今回は協力してくれ。流石に厳しい。無制限作戦を実行すると逃げ遅れた人が全員死んでしまうからな。」
2人はしぶしぶ私に従った。
私は部下に下がるように指示し、マチス達が戦いやすいように場を整えた。
〔10分後〕
激しい戦闘の末アイスオブマスクを一時的に捕らえることが出来たものの、ホウオウ、ルギアと共に逃がしてしまった。
「私と雨咲、小傘があとを追う!!ウォルター達はポケモン達を新設した衛生部隊で回復してもらえ!!」
私が行こうとするとポケモン協会理事長が私に話しかけてきた。
「・・・ヤマメ、いや、チャンピオンすまなかった。」
「・・・今言うことではない。」
と私が言うと回りにいた他のジムリーダーが
「ヤマメってあの?」
「大悪党じゃないか!!」
と言ってくるので
「今さらチャンピオンと言われても一般にはもう私の名声は地に落ちているので今さらそんなことを言われても・・・。」
「すまなかった。」
「・・・私は行きます。雨咲!!小傘!!行くよ。」
ただマチスが最後に
「ヤマメの姉さん!!ウバメの森にヤツがいる。後はたのんだ!!」
「マチス情報ありがとう!!」
私達はうなぎの背中に乗ってウバメの森に向かうのだった。
衛生部隊
ラッキーとミルタンクの回復専用チーム