〔半年後〕
早いものでもうこの世界に来て1年がたった。
(1881年か~。戦争まであと33年・・・。)
やることはたくさんあると思うヤマメだったが、今は最近届いたブタと牛等の家畜と孤児達の面倒をみていた。
フランソワさんは私の要望通りに100人の孤児を集めてくれたので、ラーイグラードの一部では保育園のようになっていた。
ここで活躍したのが、たまに来るフリードリッヒ・グデーリアンとその奥さんだった。
なぜか夫婦で子供の面倒見がよく、ガッチリとした肉体が逆に子供達に受けたようだ。
夫婦の仲もいいので数年後には子供ができるだろうともこの思った。
この子供のことで私は少し疑問に思うことがあった
(私と小傘、雨咲は半神化してるから無理だけど・・・残りの皆は子供を作ることができるのかな?)
これが今一番私が知りたいことだった。
そこで、私は孤児達を半妖化させ(小さい内に病気で死なないためにも)将来ペアになって子供を作れるか見守ることにした。
〔半年後〕
最近は農民達にヤマメは自身が覚えた格闘術を元にした教育書を作成して、場所にあった格闘術を教えていた。
フランソワさんもたまに参加して一緒に汗を流すこともあった。
そんななか、農民達から面白い噂を耳にした。
なんでもイギリス系の老人が怪我を暖かい光で治してくるとのことだった。
私は気になって農民達からその人物がいる場所を聞いていると、ちょうど村に噂通りの老人がやって来て
「怪我人はいないかな?」
ととある農民に聞いていたので私は近づいて様子をうかがっていると、訓練中に足に軽い怪我をした男性が治してくれと老人に頼むと老人はゆっくりと怪我をした場所に手を当てて呪文を言うと暖かい光で怪我をした場所が治っていった。
農民達は聖人様だと盛り上がったが、私は彼の術が気になって聞いてみると
「ん?なんじゃ・・・ふむこの術か?これはイギリス系の人物でも一部しか使えない特殊な術なんじゃ。・・」最近はロシアでも似たような術が見つかったようじゃが・・・すまんな。」
と本当にすまなそうに謝った。
私は老人にフランソワさんと一緒に村を代表してお礼をすると、老人はまた別の場所に旅立っていった。
〔夜〕
私は小傘と二人っきりで話し合っていた。
内容は老人と魔法についてだ。
私と小傘も白黒の魔法使いの魔理沙しか知らなかったので彼女が呪文を口にしていたかを聞くと、私と戦った時も、小傘を退治しようとした時も道具を媒体にして弾幕やビームを撃っていたので私と小傘は魔理沙の魔法と老人が使っている魔法の形態は別だと結論づけた。
しかし、情報が少ないためここで話し合いは打ち切りとなってしまった。
原作のヒント 魔法