会話が進むと同志ムッソリーニが普通にムッソリーニと呼んでくれと言うので私は呼び捨てにすることにしたん。
「なるほどね。ムッソリーニも大変だったね。・・・変人ばっかだったんでしょ。」
「そうなんですよ。ヤマメ閣下、内の連中は頭が良い代わりに性格がぶっ飛んでて・・・。」
「まぁご愁傷さまだね。・・・転生者で思い出したけどムッソリーニは雨咲を知ってるの?」
「雨咲閣下もいるのですか!?」
「ちょっと質問だが、雨咲とは誰かね?」
同志レーニンが聞いてきたので私は娘だと説明したが、ムッソリーニが
「同志レーニン、私達の世界ではヤマメ閣下は戦術の天才と呼ばれていまして、その娘さんの雨咲閣下は戦略の天才でした。どちらも世界で1、2を争いますが、世代が違うため憶測だけで終わってしまったのです。」
「なるほど・・・なら君は政治は無頓着なのかね?」
「いいえ、同志レーニン。知り合いが政治家だったり、私の先生から政治について教えられましたし、私も政治力がなければ軍で上にいけないので徹底的に覚えました。」
「なるほど・・・よくわかった。」
「ヤマメ閣下、今度私達・・・ファシズム党に来てください。機密以外は教えますから。」
「なら私達も何か用意しておくよ。他の人達によろしくと言っといてね。」
「はい!!」
「・・・あと、同志トロツキー。世界革命論はどうするの?」
「現状では無理だろう。内戦だらけの世界にはしたくないからな。」
「わかりました。ありがとうございます。」
話し合いは無事終了し、私はラーイグラードに整備した地下鉄を通り帰宅するのだった。
〔翌年〕
長年新型が開発できなかった戦闘機と新しいジャンルの爆撃機がようやく完成した。
フォッケウルフ Ta152もどきで、最初の世界ではA00の元になったP-51と同じく最強のレシプロ機と呼ばれた戦闘機だった。
変更点はターボプロップエンジンに変更し、速度、航続距離をP-51のように底上げした点だった。
名称はA01となった。
次は急降下爆撃機、Ju 87 D-8でこれにもターボプロップエンジンを取り付けて速度と航続距離、さらに爆弾の搭載量を増やした。
名称はB01となった。
最後に地上支援攻撃機A-10だ。
ようやくジェットエンジンを搭載した機体が完成し、小規模ながら量産に移れた。
今のペースでは人員不足もあり、1年間に10台が限界だが、後々は大量に造りたいと思うヤマメ達だった。
名称はEX00となった。