〔2/19〕
戦線の安定に伴い、ミレニアム独立軍団は一時後方に下げられた。
(好都合だね~。)
私は士官、下士官に浸透戦術を教え、兵達から志願兵を700人を集めて突撃隊を新編成した。
(いや~ロシアの士官、下士官は優秀だな。若いから頭が柔らかくて本当に助かる。オーストリア軍出身の下士官はまだ慣れてないけど・・・なんとかなるかな?)
若干不安もあったが、教育していくと全体的にレベルも上がり、杞憂だったようだ。
また、この期間に兵達の訓練も進み、自衛隊時代の訓練や、レンジャー時代の訓練を取り入れ練度を上げることが出来たのだった。
〔4/22〕
私は西部戦線のイープルで毒ガスが使われたことを新聞でしり、ミレニアム幹部に催涙弾使用解禁を指示するのだった。
そして・・・
〔4/25〕
私は南の第十一軍と合流して作戦に当たるよう事例が下った。
理由は第十一軍司令官が元第九軍司令官で知り合いだったことと、砲が足りないことだった。
(他にルーデンドルフ閣下の派閥争い等があったが・・・・。)
すぐに地下鉄を使って移動するのだった。
〔4/26〕
第十一軍と合流し、私は司令部に行くと移動速度の早さに驚かれた。
その時知り合った第十一軍参謀ゼークトは学生時代グレーナーと同期で彼の凄さをこの時期に認知していた1人だった。
「君がグレーナーがよく言っていたヤマメさんか。」
「ゼークト参謀の話もグレーナーから聞いていますよ。」
「今のドイツの鉄道網の影の整備人とも本部では言われていたんだよ。」
「なるほど・・・でどうですか?鉄道は?」
「最高だよ。5日で西部戦線から16万人を東部戦線に連れてこられるのはグレーナーのダイヤル整備能力と路線のお陰だ。」
「それは嬉しい。・・・では参謀殿には最高の作戦をお願いしますよ。」
「任せとけ!!・・・君の浸透戦術がワシの作戦にぴったり一致している。使用させてもらうがいいか?」
「突撃隊をそちらでも作ってくださいね。」
「勿論。」
そう言って私は司令部を出てミレニアム独立軍団本部に戻るのだった。
〔5/2 午前5時〕
「第十一軍司令部に打電。ミレニアム独立軍団全ての準備を完了した。ガスマスクの着用を忘れずにとね。」
「司令部より打電。砲撃用意だそうです。」
「O.K.さあ突破だよ!!」
〔午前6時〕
「催涙弾発射!!」
「催涙弾発射しました。」
「通常弾も混ぜながら30分後に浸透開始だよ。」
「わかっています!!」
〔30分後〕
「浸透開始!!」
無線で突撃隊に連絡が行き、10隊が一斉に浸透を開始した。
これにより僅か2時間で敵の無力化に成功し、ロシアの防衛線は完全に崩壊した。