【ジークフリード線司令部】〔2/1〕
この日、参謀本部から命令書が届いた。
内容は
《貴官の働きによってフランス、イギリスの攻勢は頓挫した。これによりジークフリード線の戦略的価値の低下に伴い、ジークフリード線ミレニアム軍集団を解体し、中央の防衛に解体した一部(約30万人)からなるミレニアム軍の再編を命令する。》
(・・・左遷か。)
私はすぐに士官達を集めて再編成をおこなった。
結果、一部士官達は下士官に、一部下士官は兵士に降格となったが、全員私についてきてくれるようで安心した。
【西部戦線 ミレニアム軍司令部】〔3/11〕
北部では攻勢が始まったが、私達は比較的暇だったが、戦略的にも最低限の30万人で広大な土地の防衛をしなければならないので、Ⅰ号Z型戦車を全て(2500両)ミレニアム軍防衛地域に配置した。
これによりミレニアム軍は攻勢に出ることは、この後なかった。
〔4/1〕
最終的にドイツ軍の攻勢は頓挫してしまい、ドイツの完全勝利はなくなってしまった。
しかし、私と雨咲は知っていた。
この後にアメリカ軍が約300万人投入することを・・・。
〔6/5〕
ラーイシュタットで魔理沙率いる研究チームがイギリス人の魔法使いの話から解析した革新的な道具を開発したらしい。
時間がなかったので一時保留となった。
〔8/8〕
この日、連合軍が総攻撃を開始した。
ミレニアム軍も中央の戦線で防衛戦をおこない、連合軍に多大な損害を出させて後退した。
ミレニアム軍の損害は約200名だったが、初めて半妖だった18歳の青年が死亡した。
死因は狙撃によって動けなくなったところを機関銃で原型がとどめないほど撃たれたらしい。
ただし、彼は妖力の防御ができなかったのも原因のひとつと解析された。
この日のことを後日、ルーデンドルフ閣下はドイツ陸軍暗黒の日とし、私達ミレニアム軍は誓いの日と呼んだ。
理由は、死亡した彼のようにならないように、彼をラーイシュタットに埋められるようにと・・・。
〔9/16〕
同志トロツキー経由でブルガリアが講和が開始されたことをしり、幹部を集めて会議をおこなった。
結果・・・全員がこれ以上の戦争は国を滅ぼすとし、12月までに参謀が休戦をしなかった場合には、ミレニアム軍は戦線を国境まで撤退することを決定した。
ホフマン参謀次長は
「・・・ルーデンドルフはもう少し優秀な奴だと思ってた。」
とこの時語った。
〔9/27〕
再び連合軍が攻撃を開始したが、遅延戦術と縦深砲撃の成功により死者はでなかった。
〔9/29〕
ルーデンドルフ閣下がこの日、アメリカの平和14原則に沿った講和を開始すると発表した。
ついに戦争の終わりが近づいてくるのだった。