黒谷ヤマメの異世界旅行   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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休戦

【ベルリン政府】〔11/9〕

この日、ドイツ帝国は崩壊し共和制に移行した。

臨時大頭領に社会党のエーベルト氏が就任し、私はすぐにミレニアム軍と合流した。

 

〔11/11〕

休戦が成立し、戦争終結宣言をエーベルト臨時大頭領が発表した。

ベルリンの市民は膝から崩れ落ちる者や、絶望してその場に倒れる者がほとんどだった。

 

【ミレニアム軍司令部】〔11/14〕

全軍の撤退が完了を確認し、私の西部戦線の戦いは終わった。

 

【ラーイシュタット】〔11/25〕

ミレニアム軍のだった30万人のうち、5万人の兵士は帰る場所がなかったり、色々な理由があったのでラーイシュタットに収容した。

ラーイシュタットでは現在12万人が働いているので、労働力が飽和してしまった。

そこで魔理沙がこの前開発した魔法球なる縦5メートル、横12メートルの巨大なガラスでできた魔法具がこの問題を解決した。

この魔法球には、球内部に入ると、異空間となっていて、約200分の1に物体が小さくなり、異空間内の時間がリアルタイムの5倍になる魔法具だった。

ただし、巨大なので設置できる場所が必要なのと、内部から道具を出す場合は、内部時間で30分に1000トンまでとなってしまった。

しかし、この魔法球を魔理沙は5つも作ってくれたので、農業用、工業用、魔法実験用、倉庫用、演習場と振り分けて使用することになった。

 

(魔法・・・なめてた。便利すぎる。)

ヤマメは魔法の便利さに驚くのだった。

 

〔1919年1月〕

私はこの日、12万人を半妖にするために血を分けている途中だったのだが、グレーナーからの緊急連絡で、ミレニアム軍団(半妖約3万人)を率いてベルリンに急行した。

理由はベルリンで革命強硬派のスパルタクス団が蜂起し、武力革命を開始したのだ。

 

【ベルリン】〔午後〕

私は政府に行き、スパルタクス団の鎮圧許可をエーベルト臨時大頭領からもらうとすぐに指導者を射殺して約5時間で鎮圧した。

蜂起に参加した市民は無罪放免で、幹部は全て牢屋に入れた。

 

【ベルリン政府】〔6/7〕

この世界ではワイマールに政府を移すことなくベルリンに政府があるのでドイツ共和国と言う名前になっていた。

私は臨時が取れたエーベルト大頭領から呼ばれて講和内容が書かれた紙を見せてもらっていた。

そこには、最初の世界で書かれていた講和文がそこにはあり、私は静かに

 

「・・・必ず、ドイツを復活させる。」

と呟くのだった。

エーベルト大頭領はこれに反対声明を世界に発表したが連合軍首脳部はこれを認めず、断ればベルリンに進行すると6月16日に警告文が届けられた。

エーベルト大頭領はこれに屈して、6月28日に講和が成立した。

最初の世界でヴェルサイユ条約と言われた講和だった。

また、この世界でもスカパ・フローでのドイツ艦隊の自沈がおきてしまい、海軍は壊滅してしまうのだった。

 

〔8/1〕

私は今後にむけて動き出した。

同志トロツキーと同志レーニンに許可をとり、独ソ秘密軍事協力協定だ。

これは条約締結後すぐにエーベルト大頭領とグレーナー参謀次長から許可をとって約20万人の士官、下士官、兵士をソ連の奥地で軍事訓練を受けれるようになった。

司令官は兵士から人気もあり、何かドイツのためにと言っていたマッケンゼン将軍とルーデンドルフ独裁時に階級を上げられた若い参謀達が中心となり参加した。

これを極東秘密ドイツ軍と呼ばれるようになり、ミレニアム軍約8万と共和国軍約10万の合計約38万人の兵士が最終的なドイツの兵士となった。

 

〔8/5〕

私はこの配線で潰れそうになった企業を大量に買収した。

それは全体の約5割りにもなり、ソ連、トルコに生活用品を、中国の軍閥に武器を輸出することで経済を強引に回した。

私は実質的に計画経済をドイツ共和国ですることになるのだった。

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