家に帰ると携帯がなった。
律さんからだ。
律さんが他の人の携帯にも、サブ端末をダウンロードして、少しずつバックアップしようと考えたらしい。
確かに、その方が律さんにとって安全のため
「わかったよ。」
と言って承諾した。
律さんは、もう1つ話を持ってきてくれた。
殺せんせーの身体についてだ。
殺せんせーの体は、強い圧力を加えると硬くなるということだった。
(強力な圧力を瞬時に加えるのは私には不可能だからな~。)
いいアイディアは浮かばず一時保留にするのだった・・・
【学校】〔翌日〕
(また転校生が来るから皆浮かれてるな~。そういう私も気になって仕方ないけど。)
どんな子が来るか皆で話し合っていると、律さんが少し教えてくれた。
その話を聞いた殺せんせーや、私達は冷や汗が止まらなくなった。
(((律さんが圧倒的に劣るっていったい・・・)))
次の瞬間教室のドアが開いた。
(白いが来た!?)
転校生の保護者らしい彼?は、転校生の名前を呼ぶと、後ろの壁を壊して教室に入ってきた。
「俺は勝ったこの教室の壁より強いことが証明された。」
(めんどくさそうなのが来たな~。)
殺せんせーもリアクションに困り、中途半端な顔をしていた。
転校生がカルマ君に近づいて言った。
「お前は・・・たぶんこのクラスでも相当上位にはいる。けど安心しろ俺より弱いから俺はお前を殺さない。」
(このクラス一位誰だよ。)
心の中で突っ込みを入れるヤマメだったが、さらなる爆弾をイトナと呼ばれた少年は殺せんせーに言った。
「だって俺達兄弟なんだから」
(((!?)))
クラスの全員が思った。
似てないと。
「放課後、この教室で勝負だ。」
そう言ってイトナ君は教室から出ていった・・・
(突っ込みどころ多すぎて頭が痛い。)
頭が追い付かないヤマメだった。
〔放課後〕
机をリングに見立ててその中で殺せんせーとイトナ君は戦うことになった。
「暗殺開始」
白い人《以後シロー》の掛け声で始まった暗殺は瞬時に殺せんせーの腕が切られた。
イトナの触手によって・・・
結果は苦戦をしたが、経験の多さで殺せんせーが勝った。
観ていた私にはそれ以上の勉強になった。
(圧力光線を発射する機械か。律さんに相談だな。あと、イトナ君の触手の残骸も皆が外に注目していた時に回収できた。最後は、移植した触手は再生するのかだな。最初以外は自分で試さないとだけど、新たなる切り札もしくは、切り札の強化に使えるかな?シローの着ていた服も良いけどそれは時間が有ればだな~。)
こうしてもう1つの触手による暗殺は失敗に終わったが、ヤマメを更に成長させるきっかけとなる暗殺だった。