黒谷ヤマメの異世界旅行   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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転校生2

家に帰ると携帯がなった。

律さんからだ。

律さんが他の人の携帯にも、サブ端末をダウンロードして、少しずつバックアップしようと考えたらしい。

確かに、その方が律さんにとって安全のため

 

「わかったよ。」

と言って承諾した。

律さんは、もう1つ話を持ってきてくれた。

殺せんせーの身体についてだ。

殺せんせーの体は、強い圧力を加えると硬くなるということだった。

 

(強力な圧力を瞬時に加えるのは私には不可能だからな~。)

いいアイディアは浮かばず一時保留にするのだった・・・

 

【学校】〔翌日〕

 

(また転校生が来るから皆浮かれてるな~。そういう私も気になって仕方ないけど。)

どんな子が来るか皆で話し合っていると、律さんが少し教えてくれた。

その話を聞いた殺せんせーや、私達は冷や汗が止まらなくなった。

 

(((律さんが圧倒的に劣るっていったい・・・)))

次の瞬間教室のドアが開いた。

(白いが来た!?)

転校生の保護者らしい彼?は、転校生の名前を呼ぶと、後ろの壁を壊して教室に入ってきた。

 

「俺は勝ったこの教室の壁より強いことが証明された。」

 

(めんどくさそうなのが来たな~。)

殺せんせーもリアクションに困り、中途半端な顔をしていた。

転校生がカルマ君に近づいて言った。

 

「お前は・・・たぶんこのクラスでも相当上位にはいる。けど安心しろ俺より弱いから俺はお前を殺さない。」

 

(このクラス一位誰だよ。)

心の中で突っ込みを入れるヤマメだったが、さらなる爆弾をイトナと呼ばれた少年は殺せんせーに言った。

 

「だって俺達兄弟なんだから」

 

(((!?)))

クラスの全員が思った。

似てないと。

 

「放課後、この教室で勝負だ。」

そう言ってイトナ君は教室から出ていった・・・

 

(突っ込みどころ多すぎて頭が痛い。)

頭が追い付かないヤマメだった。

 

〔放課後〕

机をリングに見立ててその中で殺せんせーとイトナ君は戦うことになった。

 

「暗殺開始」

白い人《以後シロー》の掛け声で始まった暗殺は瞬時に殺せんせーの腕が切られた。

イトナの触手によって・・・

 

結果は苦戦をしたが、経験の多さで殺せんせーが勝った。

観ていた私にはそれ以上の勉強になった。

 

(圧力光線を発射する機械か。律さんに相談だな。あと、イトナ君の触手の残骸も皆が外に注目していた時に回収できた。最後は、移植した触手は再生するのかだな。最初以外は自分で試さないとだけど、新たなる切り札もしくは、切り札の強化に使えるかな?シローの着ていた服も良いけどそれは時間が有ればだな~。)

こうしてもう1つの触手による暗殺は失敗に終わったが、ヤマメを更に成長させるきっかけとなる暗殺だった。

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