〔6/5〕
連日の激務を心配した閣僚達とヒトラー首相が私に2日間の休みをくれた。
私は断ろうとしたが、前線の激励や、基地偵察、工場の見学などヤマメの睡眠時間は2時間以下になっていたことを指摘され、休暇をいただくことにした。
【ラーイシュタット】
ラーイシュタットに帰った私を出迎えてくれたのは小傘と魔理沙、雨咲とホムラ、光と照だった。
雨咲がいるのはポーランド戦が終わった後、ホフマンが2カ月の休暇を与えていたのだ。
少し後に、魔理沙が見せたいものがあると言って私達を魔法球内に連れていかれた。
【魔法球 魔理沙の研究室】
魔理沙の研究室に来た私達が見たものは、小さな針が数本とお皿が真ん中に置かれた魔方陣だった。
「・・・魔理沙、私達を実験に使う気じゃないよね。」
「使うじゃない。協力してほしいんだぜ!!」
(((それは一緒だよ。)))
魔理沙以外全員の心が1つになったが、魔理沙はかまわず私に針を渡してきた。
「この魔方陣にはパクティオーと呼ばれる魔法の発動体で便利な魔法具(アーティファクト)が貰えるんだぜ!!ただし、今まで私のような魔法使いや、半妖、妖怪でも使えるか疑問だったんだけど、魂があればできるとわかったからやってみたかったんだぜ!!」
「なるほどね・・・。なら律や、電子殺せんせーのような魂が宿った機械もできるのかな?」
「・・・小傘ができれば理論上可能なんだぜ!!」
「わかった。私は誰とやればいいの?」
「とりあえず全員がヤマメと契約して、最後にヤマメが雨咲に契約すればいいと思う。ここのボスはヤマメなんだぜ!!」
「・・・わかったよ。」
私は魔理沙から針を受けとる自分の血を皿の上に数十滴垂らした。
数滴だと全員契約するのに足りないらしいからだ。
私の血が入った皿を魔方陣に魔理沙が置き直すと魔方陣が光輝き出した。
「私が手本を見せるから真似するんだぜ!!」
と言って魔理沙は針を皿の中に浸し、その針で魔理沙は指を刺して血をつけた。
そうすると魔方陣がさらに輝き、私と魔理沙の手に同じカードが現れたのだ。
「成功なんだぜ!!」
カードには魔理沙の姿が描かれ、こう書かれていた
《名前表記 霧雨魔理沙
称号 新魔法の開拓者
色調 黄
徳性 知恵
方位 南
星辰性 金星
アーティファクト 高性能八卦炉》
「で、アデアット。」
魔理沙がカードを持ってそう言うと八卦炉が3つ魔理沙の体を中心として3つ現れた。
魔理沙が明かりの魔法を使うと3つが魔法の補助をしているようだった。
「・・・こんな感じで自分に合った物が出てくるんだぜ。マスターのヤマメは私に力(神力、妖力、気)ー送ったり、私を呼び出したり、念話ができるんだぜ!!」
(あれ?私の方がメリット少なくない?)
そう思うヤマメだった。
次回に全員分を書きます。