【ラーイシュタット 魔法球内】〔1945年2月〕
私は魔法球の中にある空母2隻を見つめていた。
ハイリヒ級空母の初期から活躍した空母だったが、軍縮で解体されるのを引き取ったのだ。
理由作りや、工作に手間取ったがなんとか新しく魔法球を作りそこに保存したのだ。
その魔法球は半径1メートルの球体で中に大きなドッグがある。
そこで2隻は昔に魔法飛行船のエンジンを魔理沙達魔法使いと技術陣が解析し、やっと実用化に成功したので、改良型の精霊エンジン4機と加圧水型原子炉を2炉各船に取り替え、肉体を手に入れた律と殺せんせーが頑張った結果、半導体コンピュータの設置もできた。
もちろん原子力保護装置も取り付けた。
〔9月〕
ソ連のトロツキーが引退し、ラーイシュタットにやって来た。
トロツキーは死んだと見せかけて遺体冷暗所から脱出して来たようだ。
本人は
「久しぶりに動いたが、案外いけるものだな!!」
と興奮していた。
なお、イタリアのムッソリーニも引退を宣言していて、残りの余生(何百年になるかわからない)を楽しむようだ。
(ムッソリーニも時期が来たらラーイシュタットに招待しないとな~。)
と考えるヤマメだった。
〔12月〕
ハイリヒ級空母2隻の魔改造が終わった。
最終的に魔法障壁発生装置、艦内部品製造施設、精霊砲100門が追加され、原型をとどめてなく、ハイリヒ改級空母とされた。(形は宇宙空母ブルーノア)
【ベルリン国際運動場 特設ステージ】〔1946年3/1〕
私は大統領の任期を満了した。
前半期は保守的な社会主義政策をおこないながら、後半は国益重視の政策と戦争を勝利に導いた指導者ヤマメはここに引退を宣言した。
大統領としての最後の言葉は
「世界に異変がおきたら私はまた現れる。その日が来ないことを祈る!!」
だった。
【カルパティア山脈】〔12月〕
私は第一次世界大戦でのオーストリア軍の追悼という名目でカルパティア山脈の登山をおこなった。
結果は吹雪だったが・・・
(ここら辺でいいかな?)
私はモンスターボールからリルを出し、テレポートでラーイシュタットに帰宅した。
〔数日後〕
新聞にはこう書いてあった
《大ドイツ元大統領ヤマメ 遭難
生存は絶望的
全世界から悲しみの声》
と書かれていた。
読んでいたヤマメは
(これで私は政治に振り回されないな。・・・魔法の世界にも行ってみようかな?)
と照、光、ホムラに教育を殺せんせーと協力しながらおこなうヤマメだった。
第4章完
第5章に続く
引退したミレニアム所属の人はラーイシュタットに戻ってきています。