【学園都市アリアドネー】〔10日後〕
私はアリアドネーにエヴァと戻ってきた。
エヴァ嬢と最初は言っていたが、そのうちエヴァ、ヤマメと言い合う仲になっていた。
アリアドネーのみんなの宿屋に行くとちょうど学校終わりだったようで全員揃っていた。
「帰ってきたよ!!」
「「「「(神!!)ヤマメ様!!(・・・ヤマメお帰り)」」」」
と言ってくれた。
「なんだ、これだけか?町の長と聞いていたから数十人の召使いがいると思ったが・・・。」
とエヴァが言うと、照が
「貴女は神になんて言葉を!!この方は約3億人を操り戦争に勝利した偉大な人物なんだぞ!!」
「エヴァ、照は精神病だから気にしないでいいよ。エヴァにお願いがあるんだけどいいかな?」
「なんだ?」
「この子達を育てて欲しいの。」
「まぁいいが?ついてこれるのか?」
「大丈夫。そんなに弱くは育ててないから。全員龍を1人で討伐してるから。」
「ほほう、証拠はあるのか?」
「照、あれを。」
「了解しました!!」
グニュン ボトボトボト
「全部龍の角か!?」
「そうだよ。いっぱいあるでしょ。」
「・・・ならそうとう厳しくやっても大丈夫だな。」
「殺っていいよ。」
「え!!僕は楽な方がいいかな~なんて。」
「・・・光、諦めよう。2人共目が本気。」
「嫌だ!!死にたくない。死にたくない!!」
こうして学校終わりはエヴァの特訓が続いた。
〔8カ月後〕
「エヴァお疲れ様。どう?彼らの仕上がりは?」
「中々の素材だった。ウォルターと照が魔法を使えないのが少々残念だか、他の部分を徹底的に鍛えることができたがな。」
(きつかったんだろうな~。まぁ、昔の私も似たようなのをこなしたから大丈夫だと思うけど。)
後に二集院から魅上に姓を変えた照が残した書物にこのようなことが書いてあった。
《止まったら氷漬けにされ、倒れたら闇の魔法で浸食される。毎日全員が血を吐きながら訓練した。
たぶんこの訓練を越えることができるのは世界に100人いないだろう。・・・光のやつ、ホムラとこの頃から付き合いやがって・・・なんだか虚しい。》
と・・・。
【ゲート 空港のような場所】〔数週間後〕
約1年がたち、一時帰宅することとなった。
久しぶりに見た幹部達の顔はとても頼もしくなっていた。
一番驚いたのがマックスとヒトラーのコンビが闘技の世界大会で入賞したことだろう。
ただ、2人は酷くやつれ、ヒトラーは
「・・・私に癒しを。」
と叫び、マックスは屍のようになっていた。
誰1人死ぬことなく無事ラーイシュタットに帰宅するのだった。
(照のスキマにエヴァが入って検問を突破しました。)