黒谷ヤマメの異世界旅行   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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麻帆良

【ラーイシュタット】〔2時間後〕

照のスキマを使ってラーイシュタットに移動した。

ラーイシュタットに到着すると居残り組の幹部全員が出迎えてくれた。

 

「主!!お嬢!!お疲れ様でした。」

 

「小傘もお疲れ様。・・・変わったことはある?」

 

「いや、特には・・・。」

 

「わかったよ。ありがとう。」

その後疲れを癒すため食事会がおこなわれた後、魔理沙にエヴァを紹介した。

 

「・・・大きい。」

 

「何か言ったか?」

 

「いや、私の知り合いの吸血鬼姉妹の背が小さかったから、少し違和感があったんだぜ。」

 

「・・・まぁ、そんなこともあるだろう。これから貴女と魔法を研究するからな、仲良くやろう。」

 

「こっちこそよろしくなんだぜ!!」

こうしてエヴァと魔理沙の魔法研究が開始され、西洋魔術とロシア式魔術が融合した自然魔術が開発される。

自然魔術を正確に理解し、使用できたのは魔理沙、光、ホムラの3人だけだったが・・・。

(エヴァは西洋魔術の改良だけにとどまった)

 

【日本】〔数カ月後〕

まだアメリカの占領下の日本に私は1人で来ていた。

 

(二集院と吉田は元気かな~。)

と思っていると吉田と弐集院が現れた。

 

「久しぶりだね。2人とも・・・。」

 

「久しぶりだな、やはり死んでなかったか。」

と吉田が言ってきたが

 

「裏取引があってね。・・・まぁ隠居生活だよ。」

 

「・・・何か動くのか?」

 

「半世紀は動かないよ。」

 

「・・・まぁ、私は死ぬがね。その時の日本が腐ってないことを祈る。」

 

「腐ってたら生きてる部分以外を排除して再建するから安心してね。」

 

「胡散臭い笑みを浮かべて話すと全く信用できないな。」

 

「それはお互い様だよ。」

と吉田現首相と話し合った後

 

「ヤマメ様、我が子は元気ですか?」

と弐集院が心配そうに聞いてきたが

 

「光と照は元気だよ。光はホムラと付き合ってるよ。」

 

「ロシア皇女とか・・・凄いな。頑張れと伝えてください。」

 

「わかったよ。・・・で、結局裏日本は敗戦でどうなったの?」

 

「・・・関東の東洋魔術協会は壊滅し、皇族が囲っていた陰陽師も関西に移住しました。関東は完全に西洋魔術協会が勢力下に置かれ、埼玉県に学園都市が創られるらしいです。そこが本拠地となるでしょう。」

 

「・・・わかった。弐集院も適当に引退してね。年齢的にバレるから。」

 

「わかりました。」

2人と別れた私は学園都市予定地に向かった。

 

【埼玉県 麻帆良学園都市予定地】

移動した私が目にしたのは厳重に結界が張られている場所だった。

 

(・・・魔法使いは馬鹿か?何かありますよと言っているようなものじゃないか。・・・いや、それだけ防衛力が強いことかな?)

私は予定地を一周し、魔理沙とエヴァが開発した魔力拡散機と言う魔法具を使用し内部に侵入した。

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