〔グレート=ブリッジ戦から数週間後〕
私は悩んでいた。
(グレート=ブリッジの陥落から一気に形勢が逆転したな・・・久しぶりにガトウに連絡でもとるかな~。)
ガトウに連絡をしてみると、先程の戦いで戦った紅き翼の構成員となっていた。
「へ~、面白いことになってるね。・・・まさか私の知らないところで弟子もとってたなんて。魔理沙も驚くよ!!」
「師匠には言わないでくださいよ。・・・紅き翼ですが、ヤマメ様が聞きのがした3人は、東洋魔術協会から来た侍マスターであり、紅き翼のNo.2でもある近衛詠春、実年齢が数千歳であり、魔導書が本体のアルビレオ・イマ、ナギの師匠であり、童顔ながら数百歳生き、恐らく種族的に不完全ながら魔法使いになっているゼクトとナギとラカンが主なメンバーですね。全員幹部クラスですがミレニアム最高戦力の4人とは勝負になりませんね。」
「わかった。」
「もうひとつ、ヤマメ様に報告があります。魔法世界の膿の本体がわかりました。名前は完全なる世界です。情報が手に入りしだい、ヤマメ様に連絡します。」
「わかったよ。」
ガトウに膿を任せ、私はその後ミレニアム軍の兵器運用結果をまとめたレポートを読むのだった。
【前線】〔数ヵ月後〕
私はとある男の暗殺を依頼された。
(連合の第17艦隊司令長官か・・・暗殺なら私が来たメンバーの中で飛び抜けているからな~。ちゃちゃっと終わらして最近補給品でラーイシュタットから送られてきた紀州の梅干しが食べたいな。)
と考えていると目的地に到着した。
魔法使いは探知の魔法で相手を探す性質があるので、体内に力を完全に隠すと気配がわからなくなるのだ。
私はこれを利用し、一気に吸気口から司令室に侵入した。
「さよなら!!」
私は無音拳と居合い拳触手で司令室にいた人物を1人残して殺した。
いや、1人残ってしまった。
「司令長官・・・なぜ反応できた!!」
「・・・その男ならもういないよ。私はセーデキム・・・造物主と同じ匂いがする者よ。不愉快だ、ここで消えろ。」
「・・・!?完全なる世界か。しかも先程の動きからして幹部クラスだね。・・・五体満足で帰れないと思ってね!!」
偶然だが、完全なる世界幹部のセーデキムとの戦闘が始まった。
「パンデミック!!」
私は部屋一杯に能力を使って色々なウイルスをばらまいた。
全て息をしたら数秒で死ぬようなものでセーデキムの腕がすぐに腐り落ちるほどだった。
セーデキムは水系魔法でそのまま脱出するのだった。
「警戒解除。」
ウイルスを無毒化し私は部屋を後にするのだった。